草花探訪

季節の草花苗づくり

ようやく空にうろこ雲

2016年09月14日 | 花の写真

この一週間で季節の足取りも進み、初秋のさわやかな風が心地よい時候となりました。

一方、スポーツの世界ではその逆でパラピックの熱戦がTVの画面をにぎわしていますが

、なんといっても赤ヘル25年ぶりの優勝が特筆されるでしょう。

優勝が決まった広・巨のTV中継の画面で、40歳間近な黒田・新井が肩を抱き合って

涙する光景を目にしたとき、カープフアンでもない小生も目頭を熱くしていました。

大の男が人目をはばからずうれし涙を流すその姿に感動して。

今年のカープは「優勝するのだ」という強い思いを全選手が持ち続けたこと、黒田・新井

のベテランが中心になって「率先垂範」したこと、若手を育て若手とベテランが融合して

「家族的なチームカラー」を作り上げたこと等の実践が実っての優勝だと思います。

そのことと決して比較対象にもならないとはわかりつつも、カープの頑張りを通して、

奇しくも自分の管理職生活での最も誇れる実践実績が思い出されるのです。

20数年前、「京都市内で最も荒れている学校」との風評を吹き飛ばすために、

昼夜の区別なく、若年教員中心の職員構成の中、率先垂範して教育実践に取り組んだ

数年間の事をです。

その結果、「生徒が誇れる学校」に作り上げたのですが、懐かしいそして誇れる思い出を、

赤ヘルは蘇らしてくれたのです。

 

さて、今週も秋の気配を五感に感じながら早朝ウオーキングやカメラをぶら下げながらの

写真スケッチを楽しみました。その様子を紹介します。

まずは夜明けの光を浴びた雲を背景に、自宅横の観音寺と天満宮の風景です。

朝日を浴びて茜色に染まる雲に初秋を感じます。

    

秋のうろこ雲を背景に天満宮正面の大鳥居。

6時過ぎになるとウオーキング仲間も増えて挨拶を交わすのが楽しみです。

その中でもこの老夫婦が私の理想です。旦那さんは目が不自由で、右手を奥さんの

肩に軽く載せておられます。足取りも軽やかですし、ほほえましく仲睦ましい姿です。

    

次に久しぶりの初秋の青空、植物園ではいつもは花を中心に写真を写していましたが

今回は空の風景をメインに写してみました。

まずは北門入り口付近から噴水とうろこ雲。

    

秋の七草の「藤袴」、「ススキ」、「女郎花」と秋の雲。

    

真夏からずっと咲き続けて目を楽しませてくれた百日紅。

ついでに虫たちもぱちりと。

最後はかけっこをする幼女たち。