草花探訪

季節の草花苗づくり

晩夏の気配足踏み状態

2016年09月07日 | 花の写真

今日(9月7日)は二十四節気の「白露」、野の草に宿る露に秋の気配を感じる頃のはずですが。

でも今年の晩夏は観測史上初とか想定外の異常気象とかが珍しくなく異常い気象が居座って、

私の趣味にも影響大です。

私は男性では珍しい?園芸(草花栽培)が趣味、それも花苗を大きく育てて花の咲き具合を

楽しむガーデニングではなく、種を発芽させて花苗にまで育てる事を楽しむという、少し変わった

趣味の持ち主です。

毎年3~400ポット作り、作った花苗を近隣の幼・保・小にもらっていただくことを楽しみに

してきました。

晩秋から咲き始め翌晩春まで咲き続けるパンジー・ビオラ等の草花を、晩秋に開花させる

には、少なくとも8月下旬~9月上旬の間に種まきして発芽させないと駄目なのです。

ここで問題なのは種が発芽するのには適した温度があるということです。パンジーたちの

適温(15~20度)は低く、それを無視して、30度を超える高温時に蒔いてもほとんど

発芽しません。

ですから気象の週間予報をチエックしながら、最高気温が30度前後という予想の日が

数日続く時を見定めて蒔くのです。でも今年のこの暑さ続きでは蒔くチャンスは見当たらず

今日に至っても蒔けていません。11月中旬に咲かせる苗づくりは断念です。

上の写真のように、一応パンジー・ビオラ・クリサンセマムの三種類10袋を購入して

準備しています。

小さな白いトレーに一袋をあけてありますが、一粒一粒は小さ、しかもく一袋にはわずか約50粒

入っていて、価格は300円なのです。全部が発芽しません。適温で蒔いても発芽率約60%、

種をまいてから発芽するまでの期間は1週間~10日です。

数日ごとに何度も蒔くくというわけにもいかないのです。種の代金も馬鹿にならないのです。

 

晩夏の季節の歩みも遅い中、早朝散歩でよく見つめると初秋の気配を見つけることもできます。。

北野天満宮の東門付近、モミジとその背後の銀杏の葉は濃い青色から薄い黄緑色に。

クヌギ林の葉の色も、モミジ苑入り口のモミジの葉もわずかですが色づき始めています。

 

また、散歩コースの木には実が大きくなっています。栗は等持院山門付近に。

    

街路樹の銀杏にもギンナンの実が。

紙屋川沿いには無花果の実が色づき始めていますし。

 

最後に一足早く咲き始めた曼珠沙華(ヒガンバナ)の写真を今週の花として紹介。