草花探訪

季節の草花苗づくり

散歩コースの秋色景色

2015年10月21日 | 花の写真

つい先日まで、赤と白の縞模様のジャージ軍団の活躍に感動し、続いて今週はサッカーの

選手とその家族愛に胸を打たれています。

「大久保選手 妻へのヘッド 闘病を坊主で励ます」。3人の息子さんとともに髪を切り

落とした姿をTVで見ました。抗がん剤治療が必要になる妻を元気づけるのが目的とか。

「奥さんも怖さがあると思う。それを和らげるために、子どもたちと一緒に決めた」と言う。

最近では他にもプロレスラー・タレントの北斗 晶一家の例があるように、家族が一体となり

抗がん剤治療等に立ち向かう姿に接し、家族・夫婦の思いやりの心を強く感じ、わが身を

振り返らされています。自分の命の期限が間近に迫ってることに向き合ってきた、そして

抗がん剤治療の苦しさを体験したからこそ身につまされるのです。

だから日課のウオーキング中に季節の変化を求めながらも、自分と同じような老夫婦に

自然と目が向きます。

次の写真は十年以上前から、奥様を車いすに乗せて寺社を参拝されている夫婦。

下の写真は仲睦まじく会話されている老夫婦です。プライバシーを守るために

後ろ姿を写させてもらいました。はたして今の私はこのような優しさ、仲睦まじさを

維持しているだろうかと自問自答しながら。

 

さて、好天の日が長く続き、老体には優しくしのぎやすい毎日です。日の出の時間が

一日1分ずつ遅れる昨今、早朝5時30分スタート時はまだ暗闇です。

天満宮を南下して菩提寺にお参り済ませ天満宮前に戻ってくる頃、東空は茜色です。

約10分歩いて平野神社に到着する頃、夜が明けます。特にこの数日の快晴の

空の美しさに引き付けられてシャッターを押しました。

しかし夜明け時には木々の色づく変化が見えにくいので、土日は午前中に

歩くことにしています。

今年は気温の高い日が続くため、例年より紅葉が遅れ気味です。

立大近くの児童公園の銀杏がこの近辺では一番早く色づくのですが今年は

まだのようです。

北野天満宮の銀杏もご覧のとおりで、ほんの少し黄緑がかってきた程度です。

モミジの紅葉も遅れています。北野の史跡お土居のモミジはまだ青モミジです。

散歩コースでは等持院山門前のモミジだけが少し色づいてきています。

落葉樹の木葉の様子ですが、竜安寺の鏡容池周辺から見える景色を紹介します。

まず山門入ってすぐ、池を東側から眺めた風景。

西側から東側衣笠山方向。

池の南側から北の方向。

ついでに石庭から見えるモミジもまだ青々としています。

最後になりましたが今週の花「酔芙蓉」です。

芙蓉の花(白・桃・赤色の一重咲き)は9月に紹介したと思うのですが、今回は八重咲き

の品種で、朝に開花したときは白花で、夕方になるにつれてだんだん赤くなる一日花。

人が酒に酔っていく様子と似ているからこの名がついたのだそうです。

下の3枚は同じ花を、朝・夕方・翌朝と3回写したもの。右側の花色の変化をご覧ください。

白色からピンク色に、ピンク色から赤色へと、花弁全体が徐々に変色していくとは

限らないようです。下の花のような変化も見受けられますから。