草花探訪

季節の草花苗づくり

春を運ぶ子どもたちの声

2015年04月15日 | 花の写真

通学路に小学生たちの声が響き、挨拶を交わす年寄にも元気を蘇らせてくれます。

京都市では集団登校の形式はとらず、近隣の子供たちが三々五々に指定の通学路

を通って登校します。私が担当する安全指導の場所では、約30名の子供が通りますが

ご覧のように3人の1年生を2人の6年生が世話して引率?してくれています。

「オハヨウゴザイマス」”おはようございます”・「イッテラッシャイ」”行ってきます”

と元気に明るく挨拶する・返事を返すように心がけています。

朝の7時50分~8時30分までのわずかの時間ですが、一年間を通しての

日課にしています。4月中は1年生が下校する時間(2時)にあわせて付き

添うのも見守り隊の仕事ですので、老人の生活リズムは見守り隊活動が中心

です。早朝5時半ごろからのウオーキングと合わせて、私の健康維持の源に

なっています。

甲高い声で好き勝手にしゃべる1年生を、歩道のない路側帯の内側を並べて

歩かせるのに手を焼き神経をとがらせる日々が続きますが楽しみでもあります。

さて、今週の花ですが「御室の桜」です。

京都の桜は平野神社の「魁桜」の開花で始まり、御室の桜が京都の春の終わり

を飾ります。

御室桜の特徴は樹高が低く、根元から香りの高い白色の花を咲かせることです。

(花の位置が低いことから別名{お多福桜}と呼ばれているそうです)

実は13日(月)に地域の老人会の「歩こう会」で訪れる予定でした。計画した

雨男の私、ドンピシャの降雨でした。やむを得ず翌14日曇りの間を選んで

写してきた写真です。

境内には200余株の樹が植えられていますがその大部分は品種改良された

里桜の一種「有明」という品種です。驚くことに起源は古く、平安時代にさかのぼり、

現在の樹木は江戸時代初期に植えられた古木だそうです。

写真スポットは中門を入って左側、土塀の手前の少し高くなったところです。

桜があたかも湧き上がる雲のように見える場所、カメラを構えた人たちで

混雑していてよい場所確保も難しく、今にも雨が落ちてきそうな曇空が背景

ですので出来栄えは不満足です。

      

境内には桜のほかに「三つ葉つつじ」「シャクナゲ」が咲いていますので

写真を写したい人たちを楽しませてくれます。