京都市内の小学校は今日(8日)が新学期始業式、通学路に小学生の明るい声が響き、
「子どもたちの笑顔がいつまでも続いてほしい」と願いながら挨拶を交わしました。
引き続き10時半からの入学式にも老人会長の肩書でお招きいただき参列。
地域の小学校は、全国に先駆けて明治2年にスタートした番組小学校64校の
中の一つ、上京区西陣地域ドーナツ化現象のため入学児童わずか37人でした。
散り始めた桜の下での記念撮影されている様子を後方からパチリ。やはり入学式
にはピカピカの一年生の服装と桜がお似合います。
学校には桜の木がつきものです。ではいつごろから植えられたのかと、興味を
抱き調べてみましたが残念ながらはっきりした事はわかりませんでした。
小学校令が明治40年に改訂され、義務教育の年限が6年に延びたその時、
学校の教室・教具・運動場等の基準が定められました。多分このころからでは?と
私は推測します。特に運動場の設置が義務化され、校庭・運動場が整備されて
植樹にソメイヨシノが用いられたと思うのです。
ソメイヨシノ桜の花がぱっと咲いてパッと散る”散り際の良さ”とその風情が日本人の
信条・好みにあったこと。また、富国強兵策のもと、兵士は桜のように潔く散るべしと
された風潮、第二次大戦中は「軍国主義」の道具に使われた悲しい歴史があります。
今週はそのソメイヨシノサクラを中心に追っかけて近場の名所を訪れてみました。
まずは嵐電沿線の桜のトンネルです。
次に足を西北に向けて廣澤の池あたりへ。愛宕山を背景にした風景です。
廣澤の池の東側「平安郷」が一般公開されていたので。(しだれ桜です)
廣澤の池の南側、「桜守」佐野藤右衛門さんのこれも有名なしだれ桜。
歩く方向を東に変えて竜安寺へ。枯山水の平庭”虎の児渡しの庭”の南側の
しだれ桜が満開。
鏡容池沿いの染井吉野は散りはじめでした。
日を変えて東の方向(哲学の道・加茂川師範桜並木)へも出向きました。
満花も過ぎて風に舞う花弁で疎水も薄ピンク色に。(鴨川沿いの桜は先週投稿
済みで省略)
最後に、おひざ元の平野神社、毎朝散歩で立ち寄りますが、7日の朝はNHktv
の中継「関西の春」準備中に出会いました。
レポーター(井上あさひさん)・ディレクターの入念なリハーサル、クレーン車
2台を駆使した大掛かりな中継を横目で見ながらぱちりと。