竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

被災地岩手へ やっと軌道に その1

2012-03-21 09:58:47 | エコクラフトの籠編み

3月15日(木)から18日(日)曜まで遠野に行って来ました。 

15日朝6時遠野駅でバスを降りると銀世界です。まごころネットのある遠野市浄化センターまでは、リュックを背負いキャスター付きのバッグを引いて、15分ほど歩きます。雪があるので登山靴で来ています。

現在4日間のうち17日(土)一日は長部のコミュニティーセンターでのかご作り、残りの三日間は大槌町のカフェ隊に加わってかごつくりをします。

 長部では5回目、メンバーも15人ほどで固定してきています。活動当日に翌月の日取りを決めて部屋の予約を取るので、広報の必要も無く、私は遠野から長部までまごころネットの車で送迎してもらえればいいのです。

 

大槌町のカフェ隊は3隊あり、それぞれ各地の仮設の集会所でお茶をサービスする集会を開いています。そこでは編みものの指導も行われ、私のかご作りもその一環です。

私としては10人前後の集会が理想的です。かご作りの後アコーディオン伴奏で歌も歌えるのす。どういう場所でやるか前もってカフェ隊全体のリーダーの歌代さんから電話がありました。これで用意するかご作りの材料の数を決めます。三日間全体で最大70人ということなので、それだけのセットを前もって作ります。今回は15日と16日の活動は午前中からなので8時スタート、まごころネットの宿舎で材料作りをする暇が無いのです。

長部での活動では16人分の小型バッグの材料を用意しているので、両方をあわせるとキャスター付きのバッグがいっぱいになります。そのうえ暇があれば友人のお香の先生から貰った香料をいれた薬玉を作りたいので、そのための材料もリュックに詰めています。遠野に来るのは大荷物を持つことになります。

15日の午前中は大槌町の小鎚地区の集会所です。この日は遠野では朝から雪がちらついていましたが、三陸海岸の大槌町ではひどい降りになりました。まだまだ真冬の寒さです。

 最初の会場では15人ほどが集まり、集会所に常駐して仮設の人々のお世話をしている支援員の人たちも参加して20人近くになりました。私一人では対応できず、一緒に行ったカフェ隊の二人が手伝ってくれました。

 


午後は10人ほどの参加の集会所です。雪もやみ陽も差してきて暖かくなりました。ここでは歌を歌うことも出来ました。

まごころネットでは5時から全体のミーティングがあります。男女とも男性の部屋に集まってその日の問題点や注意事項を話し合います。今まで主になってきた瓦礫撤去などの一般活動は3時終了なので間に合います。カフェ隊は朝は普通10時ごろスタート、午後は6時近くに帰るのでミーティングには参加できません。ミーティング終了後に皆自分の寝場所を設定するので、遅くなると寝場所が確保出来るかどうか心配になります。でも春休みなのに思ったほど混雑しなくて畳一畳分の寝場所は確保できました。

 朝の朝礼のときは他の場所に泊まっている団体もまごころネット前に集まり、行く先を振り分けます。個人参加のボランティアは前もって壁などに求人票があるので、当日の朝に振り分けられる人はあまりいません。それだけ個人参加は減ってきているのでしょう。

 

寝場所を確保すると私は散歩に出かけます。活動の帰りに夕食や翌朝の食事をコンビニやスーパーで買っていることが多いので、特に用はありませんが雪道と登山靴なのでジョギングが出来ず、もっぱら散歩です。9時ごろには戻ってきてすぐ寝袋に入って寝てしまいます。まわりは若者達の話し声でかなりうるさいのですが、MP3のオーディオ装置でイヤホンで音楽を聴いているうちに寝てしまいます。

 

 




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