竹と遊ぼう。伊藤千章の日記、

小平市と掛川市の山村を往復して暮らし、マラソン、草花の写真、竹細工、クラフトテープのかご、紙塑人形の写真があります

足湯ボランティア 宮城県亘理郡山元町 その1

2011-08-22 09:25:58 | 被災地ボランティア

8月14日(日)から20日(土)まで、宮城県亘理郡の山元町の仮設住宅で足湯活動をやってきました。

往復に一日ずつかかるので正味5日間です。
今回はいつもの日本財団ロードプロジェクトの足湯隊ではなく、
国際支援団体ADRAの日本支部ADRAJAPANと
青山学院大学の学生ボランティアステーションとの共同企画に、
日本財団が加わった形でした。
ロードプロジェクトからは足湯経験者としてベテランの女性と私の二人、
青山の学生は男女二人ずつの4人でした。

  
宿は角田市の駅に近いアパート、
ADRAが震災支援用に使っている部屋のバストイレつきの一室です。
男三人女三人が別の部屋で、他に冷蔵庫や電子レンジのある共同の部屋があります。
8時半に出発して山元町に行き、そこの仮設住宅の集会所で、
10時から4時まで足湯を行います。

  
宮城県では20戸以上の仮設住宅には、集会所を作ることになっています。
岩手県では架設を作るだけで手一杯で、集会所はありませんでした。
 
学生達は大学で研修を積んできたようで足湯にすぐ慣れていきました。
住民の人たちも若い学生達が足湯をするのを喜んで、
反応もとてもよかったようです。
学生達は周囲の子供たちともすぐに融け込んで、
足湯の合間に子供達と遊んでいました。
 
初めに3日間続けて行った仮設は小学校にも近く、
学童がいる家族を中心に入居していたことと、
夏休み中だったこともあって、集会所が子供の遊び場のようになっていました。
 
子供の多い割には外に子供の遊び場が無いのです。
空き地は駐車場になっているので、子供達の行くところが無いのです。
子供達もみんな被災者でストレスを負っていますので、
遊び場の配慮が必要だなと思いました。
 
学生達はとてもよくやっていました。
もともと優しいタイプの学生がボランティアに来ているのでしょうし、
受け入れる側も自分の子や孫のような学生達に、
感謝すると同時に、よく育って欲しいと言う気持ちを持つのでしょう。
他の足湯ではなかったような差し入れも何度かありました。