この時期になるとジョギングの途中でヘクソカズラの蔓を集めます。
かわいい花が咲き、花にもツルにも匂いはありませんが、
葉や実をすりつぶした時だけひどい匂いがするためこんな名前がついています。
写真は「四季の野草」より。
道路の斜面に沢山伸びています。
この蔓をを集めて籠を編むのです。
このツル自体は細くて弱々しいのですが籠を編むのには十分。
芯は竹を使い、その周りを編んでゆくのです。
ちょっといい雰囲気の籠になり、一年後でも崩れません。
下は去年編んだかご。
この時期になるとジョギングの途中でヘクソカズラの蔓を集めます。
かわいい花が咲き、花にもツルにも匂いはありませんが、
葉や実をすりつぶした時だけひどい匂いがするためこんな名前がついています。
写真は「四季の野草」より。
道路の斜面に沢山伸びています。
この蔓をを集めて籠を編むのです。
このツル自体は細くて弱々しいのですが籠を編むのには十分。
芯は竹を使い、その周りを編んでゆくのです。
ちょっといい雰囲気の籠になり、一年後でも崩れません。
下は去年編んだかご。
今編んでいる籠の縁に巻く軟竹を探しに毎年竹を切っている竹林に入りました。
軟竹は虫が入った竹や、今年生えた若い竹、こんな竹は身の部分はもろいのですが、
皮は粘りがあって巻縁に適しているのです。
でも山に入って見ると今年生えた若い竹がありません。
よく見るとあちこちに穴が開いています。
イノシシがタケノコを食べてしまったのです。
イノシシが入るようになると竹藪は数年でめちゃめちゃになります。
以前私が真竹を取っていた竹藪はもうだめになっています。
とうとう淡竹(ハチク)の林にも入るようになりました。
このあたり今年になってイノシシの出没が一層多くなっています。
一昨日の朝河原を走るイノシシを見たばかりです。
農作物の被害は以前からですが、とうとう私の身にも迫って来ました。
籠の縁はなんとか去年生えた竹で間に合わせました。
次は持ち手を付けることになります。
近くにまだイノシシが入らない竹林を探さなければなりません。
今度女性のための竹細工サークルを立ち上げることになりました。今までも自宅で教室を開いていましたが、駐車場も少なく不便なので、小平市の中央公民館でやることを計画しています。男性も参加可能です。
今までは竹のヒゴ作りから始めていました。でもこれからは当分の間竹ひごはこちらで提供し、
編むことを中心にやってもらう予定です。
自宅教室の生徒さんたちはかなり上達して、それぞれに面白い籠を編んでいます。
8月16日(火曜日)から21日(日曜日)まで小平市中央公民館のギャラリーで作品発表会が開かれます。初日は12時から最終日は3時まで、それ以外は10時から4時までです。
そこにクラフトテープのかご編み作品のほかに、竹細工教室の生徒さんたちの作品も並んでいます。この人たちは竹割から習い始めた人達です。
今日(15日)から掛川市の「ウィステリア」という画廊で、
「竹、クラフトかごと人形展」 伊藤千章、絹子と仲間達 という小さな展示会が始まりました。
仲間達というのは掛川でやっているクラフトテープの教室の生徒さん達です。
中央図書館のギャラリーでみんなの作品展をやるときには販売ができません。
ここでは生徒さんたちの作品も値段をつけて売っています。
その前日に家内と一緒に小平から掛川に来て、今日は9時から会場の準備、12時から開場の予定でした。
でも中日新聞などに記事が載ったこともあって、10時ごろに来る人もいました。
品物を並べながらそんな人たちと話したので結構神経を使いました。
とにかく人に来てもらうのが一番です。
生徒さんが友達を連れて来たこともあり、一日中にぎやかでした。
家内は明日の土曜日までいて東京に戻ります。
あとは私一人、でも画廊のオーナーがいつもいらっしゃるので、私はのんびり構えていられます。
掛川に来てからもう37年になります。
それから掛川、静岡、浜松などで展示会を開いて来ています。
お客さんの世代交代も進んでいます、でも古くからの知り合いもいらっしゃっています。
掛川の人たちは暖かいですね。地方のほうが小平のような新興住宅地よりも文化程度が高いような気がします。
そう、昔は地方文化が日本を支えていたのですから。
掛川に来る前に住んでいた島根県の石見銀山でも、思い出すのはそこで触れ合った人たちのことです。
私たちのような非力の人間がなんとかやってこれたのも、そんな人たちのおかげでした。
生徒作品
画廊のある街から住んでいる居尻に帰るには新緑の色濃い山間を通って行きます。
桜は終わりかかっています。でも新緑は負けず劣らず美しい、本当にいい季節です。
自然は東北の大震災や熊本の地震のような荒々しい力を発揮することもあり、人の命のはかなさを感じさせます。
だからこそ自然の中の人の命は美しいのでしょう。
生徒作品
今年もお正月はよく晴れて、富士山がよく見えました。
東京と掛川との東名を通る往復の間に、富士川のサービスエリアで休んで、富士山の写真をよく撮ります。
でも最近はいつも曇りや雨で、写真をなかなか撮れませんでした。
昨日の元旦は近くの団地の9階に上がって富士山の写真を撮りました。
お正月と言っても娘たちはそれぞれ婿さんの実家の富山や静岡に行ってしまうので、
全員そろうわけではありません。
家族が全員そろうのは、暮れの餅つきの時です。
昨年は15人全員がそろいました。
それぞれ可もなし不可もなしで普通に暮らしています。
金があるわけでもなく才能があるわけでもない、
それで普通にやっていけるなら大いに結構と言えるでしょう。
今年は6月ごろ友人に誘われてスペインのサンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼に行くことになっています。
相手はカソリック、絵本作家で行動的な人、私は仏教徒?四国遍路をやった関係で巡礼好きです。
この巡礼は結構はやっていて、私の周りにも友達が二人、巡礼に行ったという人がいました。
そのためにNHKラジオ講座でスペイン語会話を勉強しましたが、覚えるよりも忘れるほうが早いので諦めました。まあ何とかなるさ。
これから数年、今まで40年近くやってきた竹細工の集大成の時期だと思っています。
60歳の時から5年間、デイサービスで働いたり、その後はクラフトテープのかご編み教室などをやって、竹細工はおろそかになりがちでした。
これからの残りの人生、もう一度現在の竹細工の可能性を追求したいと思っています。
今年の冬は暖かいせいか、まださつきの狂い咲きが残っていたり、菊が咲いています。
過ごしやすい冬ですね。
竹かごを編んでみませんか?
男性でも女性でも、少人数で竹細工を本当の初歩、竹の割り方から教えます。竹はこちらで用意します。
竹の小物入れや竹のバッグなど、いろいろ編んでいきます。
教室は月に一回、ゆっくり楽しんでやりましょう。
場所は小平市学園西町の自宅の作業場です。
駐車スペースもあります。
曜日、時間等はご相談に応じます。
連絡先 090-2623-4550 伊藤です。
以上があるスーパーの掲示板に載せたポスターです。
今現在も女性4人、男性2人の6人ほど習っています。
竹細工はクラフトテープと違って生活の中に違和感なくとけこめます。
材料作りから始めるので時間がかかりますが、
それだけ自分好みのものが作れます。
7日の日曜日から21日の日曜日まで、
地元の小平市で家内の人形と籠の二人展をやっています。
場所は自宅から歩いて10分、15年ほど前に一度やったことがあります。
期間は長いものの午後1時から5時までなので、それほど大変ではありません。
私は公民館活動やボランティア活動のためあまり出られません。
家内は会場の陰で人形作りも出来るので毎日つめています。
この時期はお雛様その他人形の時期、かごは夏に向かって売れる時期なので、
どうしても人形が中心になります。今回は新しい人形も多くなっています。
私は16日の火曜日から掛川に行きます。
ジョギングは最近かなり全力で走って汗びっしょりになるので、2日に一回の割で走っています。
それでも全盛時よりはかなり劣ります。歳は争えませんね。
昨日家内の妹の友達夫婦が会場に来ました。まだ60前の人たちで、二人ともマラソンをやっているそうです。以前一家でホノルルマラソンに参加したそうです。
夫婦で同じ趣味というのもいいですね。
ご主人は今度東京マラソンに初参加するそうです。
画廊でやっているクロッキー教室に参加している絵本作家が人形や籠を買ってくれました。
」
その人は大友康夫さん、絵本を何冊も出していて有名な人だそうです。
家内も絵本を知っていました。
大友さんは小さい頃から学校嫌いで、学校にはあまり行かずに絵ばかり描いていたそうです。
絵の学校とは無縁の家内と意気投合し、家内の自由な人形をとても気に入っていました。
家内に触発されて人形作りのおばあさんの絵本を書き始めたそうです。
どんなものになるか面白いですね。