昨日は磐田に住む友人に誘われて、
浜岡カントリーホテルに自然布の展覧会に行ってきました。
メンバーはかって織物をやっていた古くからの友人の女性と、
その友達の女性で織物や手つくり品に関心を持つピアノの先生、
二人とも優雅に和服を着こなして来ました。
浜岡カントリーコースはゴルフコースとしては有名で、
ホテルは丘の上にあり、お城のように見える建物です。
そこの3階のカルチャーフロアーで開かれていました・
掛川は昔から葛布で有名でかっては輸出産業として栄えていました。
今では人手がかかる葛の苧を作る人がいなくなったことや、
需要の変化で3軒の葛布問屋が残っているだけです。
自然布としてはアイヌのアツシや越後上布、藤布、楮の布、
沖縄の芭蕉布、宮古上布など日本にはいろいろあるのですね。
芭蕉布
そういう布を今でも守り続けている人たちには敬意を表します。
私も竹細工という一般には消えゆく仕事で苦労しているものですから。
帰りに御前崎の磯料理の店に寄りました。
刺身定食を食べましたがサザエのつぼ焼きや煮魚がサービスとして出され
安くてとてもおいしい食事でした。
こういう店は女性たちが詳しいですね。
道沿いに大きな赤い鳥居があったので立ち寄ってみると、
遠州の伝説に名高い桜が池でした。
自然にできた丘の上の池で、古木に囲まれた神秘的な池でした。
そこには竜が住むと言われています。
一日あちこち走り回って楽しい思いをしました。