「宮川橋 もつ肉店」でいい気分になりましたもんで、
「クライスラー」に突入しました。
福富町の一番いかがわしい場所にある、
1950年開業の老舗オーセンティックバーでございますよ。
ビルの2階にあるお店につながる階段が、
ドキドキ感を誘います。
先客無しだったので、
バーテンダーに断って店内を撮らせていただきました。
ここも長いカウンターが印象的です。
数々の名酒が並ぶカウンター内の酒棚。
見ているだけで飽きません。
奥のボックスシートの壁沿いに並ぶプレミアムボトルの数々。
これこそクライスラーの歴史そのものだろう。
写真を撮り忘れたけど、
クラシカルなジュークボックスもいい味を出してるんです。
まずはニッカウヰスキー「竹鶴」のハイボールをもらいました。
プロの作るハイボールってなんで味が違うのだろう。
気のせいとも思えませんよ。
「クライスラー」は看板を見た方は気づかれたと思いますが、
元々は「オーシャンバー」なんですよ。
そう、
「オーシャンウィスキー」を飲ませる店だったんですよね。
「オーシャン」は元々長野か群馬の葡萄酒を造っていた会社が
軽井沢で作っていたウイスキーのブランドで、
その後「三楽」(現在「メルシャン」)に買収されて
「三楽オーシャン」って呼ばれてたかね。
もう「メルシャン」はとっくにウイスキー事業から撤退しているので、
「オーシャンウィスキー」はもう飲めないウイスキーになってしまった。
「クライスラー」でも
在庫限りでシングルモルトウイスキーの名酒「軽井沢」をメニューに出していたが、
ビックリするぐらいの値段でとても手が出ませんですね。
昔はそれほど高い酒じゃなかったんだけどね。
プレミアム価格でやんすな。
自分にとっては「オーシャンウィスキー」と言えば
「シップボトル」だったかな。
バブル時代の六本木や歌舞伎町だね。
トイレに行ったら、
壁中にオーシャンブランドの酒のラベルが貼り巡らされていた。
スピリッツ系やリキュール系のラベルもあって、またまたビックリ。
まさしく歴史です。
2杯目は趣きを変えてアイレイ・シングルモルトスコッチ「ラフロイグ」をロックで。
臭っ!旨っ!
やっぱり好きだなぁ、このクセのあるお味。。。
かれこれ25年以上前に「クライスラー」に連れて行ってくれたのが父親でした。
父は会社の金を使って関内辺りのクラブ巡りをするのが日課だったのですが、
どうもホステスさんと同伴する際にこのバーを使っていたようですね。
(もしくはアフターかな?)
なんかその時にいろいろと男と女の話しを聞かされたなぁ。。。
いい想い出だよね。
父はもうよいよいで、外に呑みになんか連れて行けやしない。
連れて行けりゃぁ泣いて喜ぶんだろうけどね。
そう言えば、
銀座にも同じ店名のオーシャンバーがあって、
看板も同じだったのでバーテンダーに聞いてみたら、
やはり同じ経営で、銀座はご主人、横浜は奥さんがやっていたそうです。
銀座は残念ながら7年前に閉じてしまっています。
「クライスラー」は古きよき時代のヨコハマを知っていて、
そしてそれを伝えてくれている空間なのです。
おはようございます、
すてきなお店ですね、
オーシャンウイスキー覚えています、
名前だけですが。
セクシーな衣装で「女のひとりも口説けないで、、、男か!」と檄を飛ばす内容でしたね。
昔は、キリンシーグラムというウイスキーメーカーもあって、選択肢が多かったんですよ。
こんばんは、
たまきさんは知ってます、
たぶんCMも見たことはあると思うのですが、
ぼけておりますもので思い出せません、
雰囲気だけは分かります、
キリンシーグラムも名前は分かります、
あまり飲んではいけないのですが、
たまに飲みます、
安いバーボンを。
オススメです!!