パリのシンボル、ノートルダム大聖堂です。
(東側から見た図です)
東側には、菩提樹の木が沢山ありました。
クモの脚のような部分は
ゴシック建築の特徴である飛梁(フライング・バットレス)です。
飛梁が壁を支えくれるので、建物を高く出来ます。
また、飛梁のおかげで、大きな窓を設ける事が出来るようになりました。
ステンドグラスが普及したのも、飛梁のおかげです。
壁から突き出て、口を開けているのは
ゴシック建築にお馴染みの排水口(ガーゴイル)です。
大聖堂好きにはたまりません。
西側正面入り口上部の彫刻です。
キリストの「最後の審判」の様子が描かれています。
ガイドさんの説明では・・・
聖書を読めない人が多かった中世では、彫刻やステンドグラスなどで
キリストの教えを表現していたそうです。
因みに
東日本大震災から1年経った昨日(11日)は
世界のあちこちで追悼のミサやコンサートが開催されたようですが、
ここ「ノートルダム大聖堂」でも、追悼のミサが捧げられたそうです。
パリのシンボルと言えばエッフェル塔も欠かせません。
しかし、展望台に登る時間はなく、外観だけ眺めて帰りました。
慌しいパリ歩きでした。