自遊日記

定年後の備忘録

会津藩ゆかりの「金戒光明寺」

2012-03-22 19:09:05 | 京都 街歩き

お彼岸ということで、

両親の眠る南禅寺へお墓参りにでかけました。

お墓参りを済ませ、近隣を散策。

南禅寺界隈には、風雅な別荘や邸宅が多くあります。

 

 

 

南禅寺から少し北へ行ったところには、浄土宗大本山「金戒光明寺」があります。

法然上人が、はじめて草庵を営まれた所だそうで、

境内には、立派な黒松がありました。

 

この松は、熊谷直実が出家する前に、鎧を架けた松だそうです。

 

 

 

御影堂から眺めた、鎧掛けの松。

 

 

 

 

鎧架けの松越しに、紅梅が見えます。

  

 

 

 極楽橋付近には、白梅もありました。

 

 

 

 

ここ「金戒光明寺」は、寺域が広くしかも高台にあります。

天然の要塞で、尚且つ御所や二条城へもすぐ駆けつけることが出来ます。

幕末には、京都守護職 会津藩1000名の 駐屯地になりました。

 

 会津藩殉難者墓地への参道沿いにも、見事な白梅が咲いていました。

筋を通した 会津藩の気迫、いさぎよさが漂っているように感じました。