自遊日記

定年後の備忘録

20年前の「パリの街角」

2012-03-10 18:34:01 | スペイン・蘭・独・仏の旅

20年ほど前、仕事でパリを訪れました。

 

 

 

  街のなかには、カラフルなオブジェが いっぱいありました。       

 

 

 

この窓は、どれが本物で、どれが偽ものかよくわかりません。

だまし絵が施されています。

パリの街には、ゆとりと言うかユーモアもたっぷりあります。

 

 

 

昼食は、現地ガイドさんと2人っきりでとりました。

窓からジャンヌダルクの像が見える、庶民的なレストランでした。

 

 

 

隣のテーブルでは、

地元の女性がおしゃべりをしながら食事を楽しんでいました。

観光客らしき姿はゼロ、地元の人御用達の店でした。

 

 

 

昼食時にガイドさんが「何を食べたいですか」と尋ねました。

すると、ツアーの一行から「日本食」「日本食」の声があがりました。

日本を出て何日かたつと日本食が恋しくなるものです。

私を除く全員が高級な日本食レストランへ行きました。

 

私はガイドさんに

「折角フランスまで来ているのだから、私はその土地の料理を食べたい。

それも高級なフランス料理なんかでなく、

フランスの人が日常食べている普通の料理を、食べたい」

と申し入れました。

するとガイドさんはいたく共感し「私はあなたのような考え方の人大好き」

と言って、喜々として地元の人がよく利用する

大衆レストランへ連れて行ってくれました。

ジャンヌダルクの像を眺めながら、意気投合したガイドさんと

食事とオシャベリを楽しんだ事を懐かしく思いだします。