自遊日記

定年後の備忘録

初冬の岡山後楽園 散策

2013-12-22 09:59:27 | 国内旅行

 先日、岡山県の牛窓へ牡蠣を食べに行きました。

ホテルに入るまでの時間を利用し、後楽園に寄り道しました。

後楽園入り口の乙女の像。

 

  

300年前に藩主池田綱政により築庭された、回遊式庭園で、

金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並ぶ、日本三名園のひとつです。

沢の池に浮かぶ、砂利島。

 

 

島茶屋がある、中の島が見えてきました。

 

 

 

 太鼓橋を渡ったところに、風情のある島茶屋がありました。

 

 

 

園の中央部に、小高くなった築山 (唯心山)があります。

その築山からの景観です。

 

 

築山のふもとに、珍しい建物がありました。

流店(りゅうてん) という名の建物で、

建物の中に水路を通し、そこに銘石が配されていました。

藩主の休憩所として使われたそうです。

夏は涼しくて、良さそうですが、冬は寒さが一層増しそうです。

 

 

 

「流店」横の、枝ぶりの良い松。

手入れが行きとどいています。

 

 

石橋の向こうの建物は、廉池軒です。

藩主池田綱政が最も好んで利用した建物だそうです。

 

 

 

 澄み切った水の中、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。

 

 

 

 廉池軒の横から、川を挟んで岡山城が見えました。

豊臣五大老の一人、宇喜多秀家が築いた、西国屈指の名城です。

 

 

 

 こちらは、藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われた、延養亭です。

園内の景勝が一望出来る位置に建っているそうです。

 

 

 イングリッシュガーデンに見かけるような、

生垣をくりぬいたゲートがありました。

 

 

ゲートの向こうに建つ建物は鶴鳴舘。

岩国市にあった吉川邸を移築したものだそうです。 

武家屋敷のたたずまいをよく伝えている建物です。

 

後楽園散策後、牛窓のホテルに向かいました。