御霊神社にやって来ました。
この神社は、京都御所の北の方角に在ります。
境内の紅葉も丁度見ごろでした。
境内に子供の遊ぶ像がありました。
説明文によると・・・
ただ呑気に遊んでいるのでなく、大きな水甕に落ちた子供を
大きな石で甕を割って、救出している場面を描いているようです。
中国の故事にもとずく作品で、命の大切さを訴えている作品だそうです。
ところで、この穏やかな境内で1467年応仁の乱が勃発(御霊合戦)
将軍の跡目争いと管領の勢力争いが複雑にからみあって
京の街はこの後、戦乱の渦に巻き込まれていきます。
応仁の乱は10年余り続き、やがて時代は戦国時代に突入していきます。
境内に、命の大切さを訴える像があるのも
わかる気がします。
ちなみに、応仁の乱の年号(1467年)の覚え方は
「人の世虚し 応仁の乱」