自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き(57) 大英博物館①

2007-08-28 21:39:18 | 英国の旅
ロンドン滞在の楽しみの一つに博物舘や美術舘巡りがある。

今回は、シャーロック・ホームズ博物舘、紅茶博物舘、庭園史博物舘
といった小さな博物舘もいくつか訪れたが、やはり一番見応えがあったのは
大英博物館だ。






ご存知の通り、大英博物館は世界最古(1759年にオープン)の
博物舘であり、人類の膨大な遺産を擁する、世界最大級の博物舘でもある。
大英帝国時代の軍事力と財力で、世界中からお宝を集めてきたようで
中には強奪してきたのでは?というようなお宝もある。

しかし、こんなスゴイ博物舘の入館料がタダで、写真撮影も自由・・・
というところが何ともニクイ。さすが大英帝国は太っ腹。







一番の見所は、エジプト・ゾーン

これは、第19王朝のファラオ、ラムセス2世の胸像。
右胸の穴はナポレオン軍が戦利品として持ち帰る時に
開けたものだそうだ。
その後、フランスから英国が購入したものだそうだ。
              BC1250頃の作品










         緻密なモザイク(上)と石棺(下)








       第18王朝のアメンホテプ1世の坐像。







    巫女ヘヌトメヒトの棺。

被葬者の生前の容貌に似せて作られているようだ。
肉体が滅んだ後も魂を保持するのに役立つと
信じられていたようだ。













あちこちで勉強している現地の小学生らしき子供を見かけた。
大体3人の子供に1人の先生がついて指導していた。

しかし、世界一の博物舘で、マンツーマンに近い形で勉強させて
もらうとは・・・・
イギリスの子供が羨ましい。