自遊日記

定年後の備忘録

ロンドン・わがまま歩き(54) ハイドパーク

2007-08-22 16:30:27 | 英国の旅

家内と娘がハロッズで買物をしている間、私はハロッズを抜け出て
北側にある、ハイドパークを散策。
ここは、かってはヘンリー8世の狩猟場だった所だそうだ。

1637年に一般に開放され、今では市民の憩いの場になっている。










兎に角広い。
日比谷公園の9倍近い広さがあるそうだ。
縦横に散策路が走っている。

公園のベンチで女性が1人、もの思いに耽っていた。
絵になる光景だ。












訪れた4月は、いろんな花が咲き始める季節。

ロンドンも花いっぱいだった。
上のチューリップは、私でも解るが、青紫のピンポン球のような
形をした花の名前は、植物オンチの私には解らない。









バラのトンネルがあった。
5月か6月には恐らく見事なトンネルになるのだろう。









散策路ではウオーキングやジョギングを楽しんでいる人がいた。

我が家の近くの公園では、人々が数珠繋ぎになって
ウオーキングしているが、この広さ、この開放感・・・
何とも羨ましい・・・。










散策路に平行して、乗馬用の道(Rotten Row)もあった。
英国ならでは、の光景だ。

かっては上流階級の人々の、社交の場として賑わった場所のようだ。








公園の一角に小さな白樺林があった。
信州の牧場のような雰囲気だった。







公園の一角にこんな騎馬像もあった。

台座の説明によると、特定の人物を表現した像ではなく、
戦争で亡くなった騎兵隊員を悼む像のようだ。

まだまだ公園内を歩き回りたかったが、家内と娘との
待ち合わせ時間が迫ってきたので、ハロッズに戻った。