家内と娘がハロッズで買物をしている間、私はハロッズを抜け出て
北側にある、ハイドパークを散策。
ここは、かってはヘンリー8世の狩猟場だった所だそうだ。
1637年に一般に開放され、今では市民の憩いの場になっている。
兎に角広い。
日比谷公園の9倍近い広さがあるそうだ。
縦横に散策路が走っている。
公園のベンチで女性が1人、もの思いに耽っていた。
絵になる光景だ。
訪れた4月は、いろんな花が咲き始める季節。
ロンドンも花いっぱいだった。
上のチューリップは、私でも解るが、青紫のピンポン球のような
形をした花の名前は、植物オンチの私には解らない。
バラのトンネルがあった。
5月か6月には恐らく見事なトンネルになるのだろう。
散策路ではウオーキングやジョギングを楽しんでいる人がいた。
我が家の近くの公園では、人々が数珠繋ぎになって
ウオーキングしているが、この広さ、この開放感・・・
何とも羨ましい・・・。
散策路に平行して、乗馬用の道(Rotten Row)もあった。
英国ならでは、の光景だ。
かっては上流階級の人々の、社交の場として賑わった場所のようだ。
公園の一角に小さな白樺林があった。
信州の牧場のような雰囲気だった。
公園の一角にこんな騎馬像もあった。
台座の説明によると、特定の人物を表現した像ではなく、
戦争で亡くなった騎兵隊員を悼む像のようだ。
まだまだ公園内を歩き回りたかったが、家内と娘との
待ち合わせ時間が迫ってきたので、ハロッズに戻った。