花ハス公園を見学した後、美浜の五木茶屋で昼食。
福井県出身の、五木ひろし経営のレストランである。
日本海に面した、絶好の場所に建っている。
簡素な昼食だが、甘えびが美味だった。
地ビールもコクがありGOOD。
お土産コーナーの横に足湯コーナーがあった。
暑い最中、誰も入っていなかった。
食事の後、三方五湖レークセンターへ。
クルーザーがスタンバイ中。
台風が北上中のため、湖面に波が目立つ。
小雨の中を出航。
湖の中の杭に囲まれている所は、魚を養殖中の
場所だそうだ。
三方五湖は、海水と淡水が混じりあった汽水湖と、淡水湖
海水湖があり、魚種も豊富。
台風の影響で、行く交う僚船もかなり揺れている。
運転しているのは、うら若き女性。
久々子湖と水月湖の間の細い水路を通過中。
岩を削り、苦労してこの水路を開いたのは
行方(なめかた)平兵衛という人物だそうだ。
2年の歳月と延べ2万人の人力をかけた大工事を
無事完遂し、岩盤に自分の名前を刻もうとしたところ、
母親が「良い仕事をしたのなら、わざわざ名前など
刻まなくとも後世の人がちゃんと評価してくれる・・・」
と諭したそうだ。
そんな訳で、ここの岩盤に、彼の名前は刻まれていない。
息子も立派なら母親も立派。
三方五湖のクルージングを終え、レインボーラインから改めて
五湖を見下ろしつつ帰路についた。