MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.086 「ステキな金縛り」(2011年 142分 シネスコ)

2011-11-26 23:52:57 | 2011年劇場鑑賞
監督 三谷幸喜
出演 深津絵里
   西田敏行
   阿部寛



久しぶりにアポロシネマ8に来ました
ここんとミナミでの鑑賞が多かっただけに、地元のシネコンはご無沙汰でした
平日の夕方ですが、チケットカウンターはガラガラでさびしいもんです
やはりミナミと比べると活性化されたと言っても阿倍野はまだ人出では負けてますね
この映画のようなコメディは出来ればたくさんお客さんが居る所で見たかったけどね


(あらすじ)

失敗が続いて後がない弁護士のエミ(深津絵里)は、ある殺人事件を担当することになる。
被告人は犯行が行われたときに自分は金縛りにあっていたので、完ぺきなアリバイがあると自らの身の潔白を主張。
エミはそのアリバイを実証するため、被告人の上に一晩中のしかかっていた幽霊の落ち武者、六兵衛(西田敏行)を証人として法廷に召喚させるが……



結構笑わされましたね~
こういう映画は好きです
でもスクリーンという大画面より舞台などの芝居で見てみたいと思うような作品でもあります
ストーリーとしては途中思ってた展開と違ってたのですこし肩透かし気味でしたが、出てくる俳優が芸達者でそれに救われて部分もあるかも知れないね

幽霊が証人という法廷劇で、見えない幽霊相手にどういう風に裁判が進んでいくのか?
検察官の中井貴一は凄腕で理論的に深津絵里ら弁護士と幽霊に迫って来るが、この状況から証人として成立させていくか?と言うのが見どころであると思っていたが、検察官の中井貴一が早々に幽霊が見えるという事が判明し、そこから私の想像とは違う展開になっていく(それはそれで面白いんだが・・・)
検察官の中井貴一が幽霊が見えるのはオチとして残していても良かったかな~と言う気がしないでもないね
前作の「マジックアワー」のような爽快感は今回はあまり感じられなかった



この映画の中でフランク・キャプラ監督の話題が出てきます
特に「スミス都へいく」「素晴らしき哉、人生」の作品について出てくるけど、三谷幸喜はこの映画でフランク・キャプラ監督を目指したのかな?
ハートフルなドラマを見せるフランク・キャプラ監督ですが、この映画もそれらの作品のようにしようと思ってたのかも知れないですね
それと「ステキな金縛り」と言うタイトルはイマイチ!



★★★★ 2011.11.24(木)アポロシネマ8 スクリーン1 16:25 G-3