20分の休憩をはさみ再びシアター2の同じ席で「サタデー・ナイト・フィーバー」を鑑賞
いやー二本立て感あります(笑)
懐かしい感覚です
冒頭のビージーズの曲に乗って街を歩くトラボルタの足だけをカメラが捉えるのを見て、「ミスターブー」のオープニングはこれのオマージュ?とか変に思ってしまった(笑)
それはさて置き昼はペンキ屋で勤勉に働く主人公トニー
家に帰れば失業中の親父と母親はやたら口喧嘩の毎日の中、彼の楽しみは週末に行くディスコで踊ること
トニーの部屋にはブルース・リーやファラ・フォーセット・メジャースに「セルピコ」のアル・パチーノとロッキーのポスターが貼られてる
ナイスガイが確定なやつ(笑)
毎週土曜日の夜に仲間らとディスコに通うが、ダンスを踊ってお姉ちゃん達を引っ掛けるようなチャラ男なんかでなく、ダンスにかけてはストイックで真剣なんですね
青春映画でありながら、夢や目標に向かっていくスポ根精神も少し垣間見れれる作品なのです
「フラッシュ・ダンス」と通ずる部分があるように私は思います
今の生活から脱したい!
その手段がトニー取ってはダンスなんですね
当時は踊ると言うとディスコてのが普通の手段だったんでしょうね
そんな世相も改めて感じます
決して美形ではないヒロインのステファニーとの出会いもダンスがきっかけ
富裕層のステファニーと貧困な家庭のトニーとの対比も当時のアメリカを描いているように感じる
しかしこの作品も音楽がもう一つの主役です
世界中にブームを巻き起こしたビージーズの曲の入ったサントラは超大ヒット!
改めてこの作品見てたら流れる曲に「あっこれな!」「これこのサントラの曲なんや」とディスコクラシックスのスタンダードのつるべ打ちに改めてこのサントラの凄さを感じました
煌びやかなディスコティークのシーンは日本でもディスコ大ブームになっただけに当時の若者を刺激したのもわかります
暫くダンス映画ブームみたいなん来ましたしね
「イッツフライデー」とか…今度は金曜かい!と思ったもんです(笑)
実は私もこの作品から10年近くくらい経ってディスコデビューしたんです
ディスコ音楽は好きだがそんなチャラチャラしたナウイとこは苦手なんですが、友人らに無理やり連れてかれてマハラジャ・ダイアモンドビルに行き、友人の会社の女子達ら数名と合流…今思えば人生最初で最後の合コンてやつでしたな(笑)
しかし私はそんなお姉さん達には全く興味もなく、大音量でひたすら流れるディスコサウンドに魅了されました
当時はユーロビートが流行りでしたね
そこから数年に渡りトニー見たいに毎週末ではないけどディスコ通いが続きました
そんな話もいつかまとめたいと以前から思ってますが、なにぶん話が長くなりそうで…
しかしそんな私のディスコ通いも先人としてこの作品があるからなんですね
偉大な映画ですね