前作は堺が舞台だったこの作品
今回は京都を舞台に悪徳鑑定士と悪徳古美術店に一泡吹かす話
前作は見てますが、正直やったネ!と言う爽快感がちょっと感じられず、やや期待ハズレだったんです
今作は中井貴一と佐々木蔵之介のコンビに謎の着物美女の広末涼子が絡んでのパート2
和服姿から両肩を露出したホステス姿へ広末涼子ガラッと表変する姿をみてこの映画は前より面白いかも?と感じました
展開の予想を裏切るような展開がこう言う映画では大事です
ま、びっくりするようなドンデン返しは無くとも騙して騙されの展開は前回以上にテンポ良くて面白かったです(展開がゴチャゴチャした感が若干感じましたが)
贋作の茶碗を作る時に完成した後、割って貼り合わすと言う技なんかも見せてくれて興味深い
また名作「スティング」のような仲間も欺くような展開もあり、最後まで転々と展開するのは前作より私は楽しく見れました
中井貴一はコメディー付いてますが、思えば結構前からもコミカルな芝居やってますね
佐々木蔵之介とのコンビも板に付いてきました
悪役の加藤雅也、竜雷太の肩の力を抜いた悪役ぶりは喜劇映画らしく、また友近はなかなかの好演で、佐々木蔵之介の嫁役なんだが、広末涼子を前に鼻の下を伸ばす亭主に嫌み言うの…ありますね(笑)
あー言うのん(笑)
シリーズ化なるんなら次は奈良か滋賀か?
関西が舞台だとついつい注目してしまいます
★★★★ 2020.1.31(金) アポロシネマ スクリーン1 20:45 K-5