No.054 「マン・オブ・スティール ３D版」（２０１３年 １４３分 シネスコ）

監督　ザック・スナイダー
出演　ヘンリー・カヴィル
　　　エイミー・アダムス
　　 マイケル・シャノン



ポイントサービスを使おうと布施ラインシネマに来たけど、この作品が３D版と言うことでサービス対象外！
残念ながら１６００円を払っての鑑賞です
スーパーマンの久しぶりの映画です
クリストファーリーヴのスーパーマをリアルタイムで劇場で見てるものとしては楽しみです

（あらすじ）

ジョー・エル（ラッセル・クロウ）は、滅びる寸前の惑星クリプトンから生まれたばかりの息子を宇宙船に乗せて地球へと送り出す。
その後クラーク（ヘンリー・カヴィル）は、偶然宇宙船を発見した父（ケヴィン・コスナー）と母（ダイアン・レイン）に大事に育てられる。
そして成長した彼は、クリプトン星の生き残りのゾッド将軍と対峙（たいじ）することになり……



クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダーが監督・・・となるとさすがに過去の作品とは異質の雰囲気の映画になりますね
ダークでやや重たいダークナイト三部作を思わすような作品
でもクリプトン星壊滅から地球での青年期を大人になったクラークの回想形式で前半まとめたの面白いですね
この地球での父親役を演じるケビンコスナ―が実に良い芝居を見せてくれています
竜巻のシーンの彼の取る行動には親としての愛情を感じさせる
さらにラッセルクロウ、ダイアンレインと言った芸達者たちが若きクラークと絡む事でこの映画を単なるヒーロー映画
でなく、ある種の運命を受け止めた青年がヒーローとなっていくドラマティックな話として見れる



そして何よりアクションシーンは過去のスーパーマン映画の中でも屈指のド迫力！
まさにザック・スナイダー印全開の破壊の限りをつくします
とにかく街を壊し過ぎ(笑)！パシフィツクリムの巨大ロボット級かそれ以上！
またロイス・レイン派手な顔でやたらオーバーアクションのマーゴギターのイメージを持ってけど、今回のエイミーアダムスはまた少し違ったキャラ・・・マンガチックなギターの方が個人的には好きだけどね
でもクラークとロイスの関係が今回はいつもと設定が・・・どうなんだろうね

新たなシリーズのスタートになりそうな作品だが、旧シリーズとは違った感じのものになるでしょうね
ある意味リアルに苦悩し、または挫折する(多分恋愛でも悩むであろう)人間臭いスーパーマンが見れるかも？
取りあえず次回作に期待してみましょう




★★★★　２０１３．９．５(木)　布施ラインシネマ　シネマ５　１６：０５　K-5