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MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.042 「パリより愛をこめて」 (2010年 95分 シネスコ)

2010-05-21 23:21:56 | 2010年劇場鑑賞
監督 ピエール・モレル
出演 ジョン・トラヴォルタ
   ジョナサン・リス・マイヤーズ  
   カシア・スムートニアック



早くも公開間もない最新作の鑑賞です。
それも製作がリュック・ベンソンで、監督が「96時間」のピエール・モレルとなかなかいいコンビの作品。
監督作は当たりハズレがあるリュック・ベンソンだが、プロデュース作品は結構面白いのがあり、あまりはずさないので期待出来そうです。

(あらすじ)

CIAの異端児諜報員ワックス(ジョン・トラヴォルタ)とコンビを組んだことから、地味な諜報(ちょうほう)活動の日々が一転、危険な麻薬捜査に乗り出すこととなった駐仏アメリカ大使館員のリース(ジョナサン・リス・マイヤーズ)。
捜査を続けるうちに、二人は爆弾テロリストによるアメリカ政府要人暗殺計画を突きとめる。



地味な活動しかした事のない大使館員が、アメリカからやってきた型破りな諜報員とコンビを組み、まさにパリを舞台にワックスとリースの大乱戦を展開!
映画としてはテンポもよく元々短い上映時間が更に短く感じました。
何よりもジョン・トラヴォルタの特異な風貌とキャラ設定がこの映画の命ですね。
パッと見にはジョン・トラヴォルタと分からない人も居るかも知れないようなスキンヘッドの強面顔は、最近の彼の作品の中でも特異なキャラですね。

分かりやすいアクション一辺倒な作品だけど、時折オッ!と思わすような意外な展開も用意されていて楽しいですね。
でも後半の展開は有名な某韓流アクションムービーを思わすような展開となり、もしかしてしっかりとリュック・ベンソンもパクッたか?!(笑)
相手役のジョナサン・リス・マイヤーズとのキャラの対比も両極端で、コンビ映画の基本形を見せてもらった感じ・・・



しかしジョン・トラヴォルタが画面に登場してからやたら人が死にまくること!
簡単に相手を殺し過ぎるのは、アメリカ人が凄い野蛮な奴らって思わせてるような感じ・・・?
でもそういう細かい事やツッコミを抜きにして、頭空っぽにして見るのがこの映画の楽しみ方。
そう言う風に見ると迫力もあり、一応ストーリーも少し捻ってるので色んな意味で見応え十分の活劇アクションとなってます。

「パリより愛をこめて」と、タイトルだけならラブストーリー物かと思わしといて、実はまったく正反対なハチャメチャな映画って所が気に入ったね。



★★★★ 2010.5.20(木) 布施ラインシネマ10 南館 シネマ9 G-7