MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.035 「アンダーワールド:ビギンズ」 (2009年 90分 シネスコ)

2009-03-29 00:54:35 | 2009年劇場鑑賞
監督 パトリック・タトポロス
出演 マイケル・シーン
   ローナ・ミトラ
   ビル・ナイ



本日2本目は「アンダーワールド:ビギンズ」というダークファンタジーなアクション映画。
今年は吸血鬼の映画「トワイライト」(と言ってもラブストーリーだが)やベニチオ・デル・トロの狼男(今年中に公開されるんかな?) など控えてるようですが、このシリーズは吸血鬼族と狼男族の対立を描いたシリーズで、モンスターファンは必見のシリーズ・・・ついでにケイト・ベッキンセールファンもね・・・

(あらすじ)

はるか昔、吸血鬼族であるヴァンパイアは狼男族であるライカンを奴隷としていた。
その時代には、女処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセイル)とうり二つの女性戦士ソーニャ(ローナ・ミトラ)の姿があった。
彼女はヴァンパイア一族の長老(ビル・ナイ)の娘だったが、ライカンのルシアン(マイケル・シーン)と道ならぬ恋に落ち…



「アンダーワールド:レボリューション」に続いての第三弾となるこのシリーズですが今回は監督がレン・ワイズマンから前作でクリーチャー・デザインを手掛けてきたパトリック・タトポロスに変わりました。
このパターンってよくありそうな流れですね。
しかもこの作品は最近流行りのシリーズを遡り物語の発端のドラマを描くと言うビキニングものです。
となると前2作で主役だったケイト・ベッキンセールは出てきません・・・彼女演じるセリーンが誕生する前の話しですからね。

ストーリーの大半はいかに吸血鬼族と狼男族が対立したか?というシリーズの起源になる話です。
セリーン似のヒロインが登場しますが、途中から彼女が本作の主役ではないのが分かります・・・ポスター見てる限りは主人公に見えるけどね~
真の主役はマイケル・シーン演じる狼男ルシアンで、奴隷として吸血鬼族に仕え、やがて仲間の狼男を率いて反乱を起こすまでが描かれます。



前半は吸血鬼族の姫と奴隷にルシアンとの許されない恋物語が描かれるけど、後半は打って変わって壮絶な狼男族=ライカンと吸血鬼族の兵士たちの肉弾バトルが展開!これがなかなかの迫力で圧倒されます。
自在に走り回り城壁をよじ登るライカンと武器でこれに応戦する吸血鬼族の兵士・・・ダークヒロインである女処刑人セリーンが活躍する前2作と違って肉弾相撃つ男の戦いがそこにありました。
期待しなかった分余計に楽しめましたね。



★★★ 2009.3.26(木) 敷島シネポップ1 19:30 E-10