MOVIE KINGDOM Ⅱ

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ポイントは★~★★★★★★

No.004 「マインドハンター」 (2004年 101分 シネスコ)

2009-01-12 23:39:40 | 2009年劇場鑑賞
監督 レニー・ハーリン
出演 LL・クール・J
   キャスリン・モリス
   クリスチャン・スレイター



今年初の天六シネ5ビルでの鑑賞はメインのユウラク座での鑑賞です。
見る作品が「マインドハンター」と言うB級の臭いが一杯のサスペンス映画・・・しかし後で知ったけど、この映画は2004年の作品でしかも関東では2005年に劇場公開され2006年にはDVDも発売されてるれっきとした旧作!
何故今劇場公開かよくわからないけど天六シネ5ビルはたまにこう言うことしよりますね~ 500円の招待券で来たからまぁいいんだがね~

(あらすじ)

FBIの心理分析官を目指す優秀な訓練生7人。
彼らに教官(ヴァル・キルマー)は無人島での最終試験を用意した。
だが殺人事件は本物で、JD(クリスチャン・スレイター)やサラ(キャサリン・モリス)らは犯人を探し始める。



いざ見終わると意外と楽しめたB級サスペンススリラーでしたね。
主演と思ってたクリスチャン・スレーターが最初の犠牲者なのが意表をつかれましたよ~それも身体が粉々になると言う壮絶な死に様!
結構ゴアなシーンも多く 首チョンパーや強烈な酸の入ったタバコを吸った影響で口内が溶けて、体内から血を噴き出しながら死んで行くと言うルチオ・フルチがやりそうな描写も出てきたりして思わぬ手応えを感じてまいました。

孤島の中の施設での限られた密室空間の中で一人また一人殺されて行くサスペンスとその殺され方はまさにスラッシャー映画のよう・・・生き残って行く者の心の中に仲間の中に犯人が居ると言う疑心暗鬼の心理状態に陥るのもサスペンス映画っぽい展開で面白いし、テンポよく展開していくストーリーは退屈させない。



レニー・ハーリン監督は最近はロードショー系の大作は無縁のような感じだけど、こういうB級映画を撮らせるとまだまだ面白い作品を見せてくれますね。
さすが腐っても「ダイハード2」の監督ですな。

キャストの中ではスター級のクリスチャン・スレイターやヴァル・キルマーをドラマの中心から外したのも正解でしたね。
残ったのがLL・クール・Jやキャサリン・モリス、ジョニー・リー・ミラーと言ったB級キャストなのがまたこの作品に合っててよかったです。
ゴアな“男女7人孤島物語”の結末は特に驚くほどではないにせよ二転三転する後半はなかなか見どころもあって良いです・・・しかし旧作とはな~知らなかったな



★★★★ 2009.1.10(土)天六ユウラク座 21:25