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MOVIE KINGDOM Ⅱ

映画に関する話題やライブ&イベント、ローカルなグルメ情報など色々話題を広げて行きます
ポイントは★~★★★★★★

「金田一耕助の帰還」

2016-01-31 23:17:26 | 書籍



ブックオフで108円で購入
これは中々貴重な短編集
貸しボート13号や迷路荘の惨劇、毒の矢
など後に長編として楽しませてくれる横溝正史作品の改稿前の原型となる短編集
改稿された長編と読み比べでも良いかも

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」

2014-07-18 22:59:37 | 書籍

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」
衝撃的なタイトルで単行本の頃から興味津津だったが、その単行本の分厚さに尻込みしていた
でも晴れて?文庫本となり手に取る事にしました

上下巻合わせて千ページを超える超大作
遺恨試合となった力道山VS木村戦の真実に迫るノンフィクション小説
でも力道山VS木村戦に関する部分は実際は3割くらいで後、7割は木村政彦という柔道家がいかに生きたか?と言う最強の男の物語

でもその波乱の生涯の中でも力道山戦は木村政彦に取っても大きな人生のターニングポイントとなり、彼の生涯があの一戦に向けて集約されていく・・・
今までプロレス側から論じられてる遺恨試合が木村側、柔道側からの視点で見る
そうなれは勝った力道山から負けた木村からの新たな見方が出来るようになっていく
現代の格闘家たちにあの一戦の動画を見せて、それぞれの視点で意見を聞く下りは興味深い

どうしてあんな結末の試合になったのか・・・?
この辺は木村側からの視点だから実際はどうなのか分からないが、力道山=プロレスが国民的な人気を得る歴史を思えば、あの一戦を大きな踏み台にした力道山の思うまんま・・・と思ってしまった
国民的ヒーローとは対照的な悲劇のヒーローとなっていく木村雅彦という男の波乱の人生をじっくり読ませてくれる・・・よって力道山VS木村戦の検証本という意味合いだけで読むと千ページ超えの活字の洗礼を受ける(笑)
やはり千ページ超えは疲れた・・・



★★★★

80年代悪趣味ビデオ学入門!

2013-03-19 00:19:07 | 書籍


この本は80年代のレンタルビデオ黎明期を知る者としては何とも興味深い一冊
いわゆる未公開映画の宝庫だった当時のレンタルビデオ店は高額なレンタル料金の割には劇場公開作と並び、駄作以下の未公開映画の品々が並ぶと言う割りの合わない時代だった
そんな懐かしい映画が紹介された本だが、知ってる、知ってる!と相槌打ってしまう作品から、なんじゃそれ?な新発見の珍作まで網羅されてる本です

まったく役に立たないビデオガイドって事だが、たしかにここで紹介されてる作品はDVD化されてない映画ばかりのため、今ではほんとんどDVD全盛になった中古ビデオ店の片隅に置かれてるかどうかさえ疑問の作品ばかりです
この本を読んでると2泊3日で1500円のビデオレンタル時代が思い出されます

この本を読んでたらそんな珍作を見たくなってきて、ついつい大型中古店に足を運び懐かしいB~Z級ビデオを見つけてしまいました
その昔よく通った近所にあったレンタルビデオ店ナンバーワンに置いてあった作品がやけに目に付いてしまいました
当時よく目に付いたエンパイアピクチャーやニューワールドピクチャーの作品を1本200円で仕入れてきたので、またおいおいここでも紹介したいと思います(当時は1000円のレンタル料では手には取るけど結局は棚に戻した作品ばかり)
こうご期待!?

「ハーリー・レイス自伝」

2008-05-10 00:56:12 | 書籍



久々に古本屋を覗くと発見したのがこの一冊。
ミスタープロレスとして70年代から活躍したハーリーレイスの自伝です。

全レスラー必読の書と帯に書いてあるのに興味を引かれて読んでしまいました。 NWA世界王者として8度も君臨した王者としての責任や義務、トップレスラーとしてのプライドなどが実名団体&人名入りで書かれていて改めて彼がプロレスラーとして超一流というのがヒシヒシと伝わってきます。

また表向きな試合の勝ち負け云々と言う興ざめな事柄はなく、あくまでもエンターテイメントとしての割り切ったリアルな書き方が好感もてますね。
他のプロスポーツと違い、ただ強いだけではプロレスの世界王者は勤まらない・・・そんなプロレスと言う特異なジャンルでトップを張る難しさや苦労話しなどはリアルタイムにレイスの全盛期を見てたものにとっては興味ぶかく読めました。

また勢力を拡大するWWF(現WWE)の会場の控室に拳銃を忍ばせて殴り込みかけたり、試合中相手が予定外の行為に出たシュートマッチ。
G馬場とのNWA王座交代劇が実はNWA本部を無視した馬場とレイスだけで行われた交代劇だったり・・・ファンとしては一気に読んでしまいました。

時代の流れでプロレスがどんどん変わっていく中、プライドだけは捨てず時代を越えてレジェンドとなっていく姿はまさにミスタープロレスここにありと改めて思いました。


☆☆☆☆☆

劇場パンフレット 「黒帯ドラゴン」

2007-02-18 01:24:32 | 書籍
大阪は日本橋のアイドルやタレント、映画などのお宝グッズの店を通りがかりに覗いて見ると、かなり古い映画のチラシやパンフレットなどが置いていたけど、何気なくパンフレットのところを見ていくと「黒帯ドラゴン」のパンフレットを発見!
この作品は「燃えよドラゴン」で空前のブルース・リー人気とともに訪れた空手映画ブームに乗って公開された「燃えよドラゴン」にも出演してる黒人空手家兼俳優のジム・ケリー主演で監督も「燃えよドラゴン」のロバート・クローズ。

これは貴重やね・・・でも価格は¥1050-!当時は¥200ぐらいで劇場で売られたんだろうけど、これが高いか安いかは個人の価値観によりますね。
私はこの作品自体の存在は当然公開当時から知ってたけど一度も見たことないし、DVDはおろかビデオ等のソフト化は一切出てなかっと思います。
でも逆にそれがこの映画の希少度を上げてるかもね~
多分ここで逃せばこのパンフレットは一生おそらく目の当たりにする事はないだろう・・・と思い買ってしまいました。
内容は全然たいした事も書いてないし、ページもそんなにないけど何とも時代を感じさせるパンフにまずまず満足。
いつかソフト化されたら見てみる事にしましょう・・・レンタルで!

同時に「ジョーズ」(¥210-)「スクワーム」(変形チラシ版¥105-)のチラシも買って帰りました

劇場パンフレット 「タイムライン」

2006-12-22 01:22:58 | 書籍
映画としては全然どうってことないSF映画なんですが、この映画「タイムライン」は2年前に閉館した南街会館の中のメイン劇場である南街劇場の最後の上映作品として公開され、限定としてパンフレットの表紙に「南街会館 ありがとう、映画のような50年」と印刷されてる貴重なパンフレットです。

この劇場に関してはまたご紹介しますが、この劇場は思い出深いので最後の1冊(見本で飾ってあったもの)となったものを店員にお願いして売ってもらったものです。
まぁ、作品としてはパンフ買うほどの映画ではなかったんですが、そんな事情で買ってしまって保存版となった一品です。

画像では判りにくいと思いますが表紙の下の部分の白い文字がさよなら記念の文字です

原作本 「吸血鬼ドラキュラ」 ブラム・ストーカー著

2006-12-17 11:22:25 | 書籍
言わずと知れた吸血ドラキュラの原作です
これを見て映画版(クリストファー・リー版やベラ・ルゴシ版等)は原作に忠実ながらも結構脚色してるのがわかります

しかし読みどころも多いし恐怖小説としては第一級ではないでしょうか?
まさに不滅の一編ですね~
ただ個人的に映画に比べると最後はアッサリと呆気ないような・・・

原作本 「強襲部隊」 マーク・ボウデン著

2006-12-17 10:23:11 | 書籍
ソマリアでの紛争でのアメリカ軍の精鋭デルタ部隊がある作戦を敢行するが成功を目前にブラックホーク・ヘリコプターが撃墜されたことから一転窮地に立たされる・・・
 映画「ブラックホークダウン」の原作ですが、映画さながらの臨場感溢れる描写が凄い!
本の八割方以上は戦闘描写というのも映画同様ですね。
息を呑むような凄い一冊です!

原作本 「エクソシスト」 W・P・ブラッティ著

2006-12-17 10:20:16 | 書籍
オカルト映画の大傑作の同名作品の原作
原作者が映画の脚本を担当したこともあり映画は原作にほぼ忠実なのがわかります
活字からも人間対悪魔の迫力ある対決が伝わってきますね

映画を先に見てから原作を読んだので、読みながら映画の場面を想像してしまいました。
見てから読むか?読んでから見るか?私は読んでから映画を見たいほうですね
映画を先に見るとそのイメージがどうしても付いてきますからね