岸田首相が新型コロナウイルスに感染したと発表がありました。
大阪では1万7671人感染、10人死亡。前日より5427人減っていますが、前週日曜日の1万4546人からは3125人も増えています。
渋谷区で母親と娘さんが包丁で刺され重傷を負った事件で、現行犯逮捕された中3少女が「母と弟を殺そうと…練習のために2人を殺そうと思った」と話しているそうです。母と弟を殺し「死刑になりたい」と思い詰めるほど何があったのでしょう。
親が子を殺し、子が親を殺す事件も駄目な事ですが
関係のない人を練習で殺すなんて、これは絶対に駄目です!
タイトルの「思い出の歌」は、私の思い出の歌ではありません。
これは、友人が本棚を整理している時に出てきた
懐かしい高校時代の歌集にあった「課目賛歌」です。
●友人が、ある機関誌に投稿した記事からです。
本棚を整理していると出てきた高校時代の歌集に「課目賛歌」がありました。『こんな歌あったと懐かしく思ったのだが、どうしても節が思い出せないのでインターネット検索。なかなか見つからないが、見つけたキーワードは「アポロニウスやシムソン」でした。
しかも、見つかったのは数学話題を扱うサイトで
「おたまじゃくしはカエルの子」の節でした。
友人は「そうだった。思い出した。」
しかし、調べているときに気がついたことがある。
この歌、数少ないが、いくつかの高校で歌い継がれていたらしいのだ。私より20年以上前の人も歌っていたようだ。
「やめちまえ節」の別名もあるらしい。
おそらくもっと多くで歌い継がれているのであろうが
伝承の歌らしくそれぞれに歌詞が少しずつ違っている。
多くは、言い回しの違いや課目の呼称の違いや時代を映した違い程度なのだが、完全に違ってしまった部分があった。
「アポロニウスやシムソン」となっていたのだが、私より新しい年代の人達は、「アルキメデスやシムソン」と歌っている。アポロニウスという数学者の存在を忘れてしまったようだ。
先ほどの数学のサイトでは、「アポロニウスは紀元前3世紀に活躍したギリシャ数学者で、シムソンは1700年代に活躍したアポロニウスの研究者として知られるスコットランドの数学者」とのことである。「アルキメデスやシムソンが」では単なる人名の列記になってしまう。
昔の学生は、このところをきちっと押さえていたのだろう。
その教養の高さに感服するものである。歌詞には他に、日本史や代数、地学などもありますが、さてシニアの皆さんは、この歌を覚えておられるでしょうか。
●課目賛歌「やめちまえ節」
(幾何)
アポロニウスやシムソンが
頭をひねった問題が
どうしておいらにとけるかい
いやな幾何などやめちまえ
(数Ⅲ)
わかった積もり積分と
微かにわかった微分とで
どうして問題とけるかよ
いやな数Ⅲやめちまえ
(国乙)
光源氏の夜遊びが
いみじゆうおかしというけれど
おいらにゃいみじゆうわからない
いやな国乙やめちまえ
(文法)
だに、すら、さえ、こそ、ぞ、なむ、や、か
ら、れ、れ、れる、れる、れれ、れよ、の
文法いっこうわからぬが
日本語話すにゃ困らない
(英語)
おいらはもともと日本人
外国言葉がわかるかよ
that thatでまぜかえす
いやな英語やめちまえ
(地理)
エジプトかくかくしかじかで
フランスかくかくしかじかで
行きもせずしてわかるかい
いやな地理などやめちまえ
(生物)
カボチャにゃカボチャの花が咲き
ネコがブタの子生むものか
あたりまえでしょそんなこと
いやな生物やめちまえ
(音楽)
オタマジャクシをおいかけて
ドラ声しぼって歌うけど
ジャズがきけるわけじゃなし
いやな音楽やめちまえ
(おまけ)
やめろやめろよみなやめろ
国語も社会も数学も
理科も英語もやめちまえ
ついでに学校やめちまえ』
私は知らなかったですが、訪問して下さった方の中には
友人と同じように、懐かしく思われた方もおられるのでは・・・
このブログに残したくて、許可を頂き投稿しました。(^^ゞ
大阪では1万7671人感染、10人死亡。前日より5427人減っていますが、前週日曜日の1万4546人からは3125人も増えています。
渋谷区で母親と娘さんが包丁で刺され重傷を負った事件で、現行犯逮捕された中3少女が「母と弟を殺そうと…練習のために2人を殺そうと思った」と話しているそうです。母と弟を殺し「死刑になりたい」と思い詰めるほど何があったのでしょう。
親が子を殺し、子が親を殺す事件も駄目な事ですが
関係のない人を練習で殺すなんて、これは絶対に駄目です!
タイトルの「思い出の歌」は、私の思い出の歌ではありません。
これは、友人が本棚を整理している時に出てきた
懐かしい高校時代の歌集にあった「課目賛歌」です。
●友人が、ある機関誌に投稿した記事からです。
本棚を整理していると出てきた高校時代の歌集に「課目賛歌」がありました。『こんな歌あったと懐かしく思ったのだが、どうしても節が思い出せないのでインターネット検索。なかなか見つからないが、見つけたキーワードは「アポロニウスやシムソン」でした。
しかも、見つかったのは数学話題を扱うサイトで
「おたまじゃくしはカエルの子」の節でした。
友人は「そうだった。思い出した。」
しかし、調べているときに気がついたことがある。
この歌、数少ないが、いくつかの高校で歌い継がれていたらしいのだ。私より20年以上前の人も歌っていたようだ。
「やめちまえ節」の別名もあるらしい。
おそらくもっと多くで歌い継がれているのであろうが
伝承の歌らしくそれぞれに歌詞が少しずつ違っている。
多くは、言い回しの違いや課目の呼称の違いや時代を映した違い程度なのだが、完全に違ってしまった部分があった。
「アポロニウスやシムソン」となっていたのだが、私より新しい年代の人達は、「アルキメデスやシムソン」と歌っている。アポロニウスという数学者の存在を忘れてしまったようだ。
先ほどの数学のサイトでは、「アポロニウスは紀元前3世紀に活躍したギリシャ数学者で、シムソンは1700年代に活躍したアポロニウスの研究者として知られるスコットランドの数学者」とのことである。「アルキメデスやシムソンが」では単なる人名の列記になってしまう。
昔の学生は、このところをきちっと押さえていたのだろう。
その教養の高さに感服するものである。歌詞には他に、日本史や代数、地学などもありますが、さてシニアの皆さんは、この歌を覚えておられるでしょうか。
●課目賛歌「やめちまえ節」
(幾何)
アポロニウスやシムソンが
頭をひねった問題が
どうしておいらにとけるかい
いやな幾何などやめちまえ
(数Ⅲ)
わかった積もり積分と
微かにわかった微分とで
どうして問題とけるかよ
いやな数Ⅲやめちまえ
(国乙)
光源氏の夜遊びが
いみじゆうおかしというけれど
おいらにゃいみじゆうわからない
いやな国乙やめちまえ
(文法)
だに、すら、さえ、こそ、ぞ、なむ、や、か
ら、れ、れ、れる、れる、れれ、れよ、の
文法いっこうわからぬが
日本語話すにゃ困らない
(英語)
おいらはもともと日本人
外国言葉がわかるかよ
that thatでまぜかえす
いやな英語やめちまえ
(地理)
エジプトかくかくしかじかで
フランスかくかくしかじかで
行きもせずしてわかるかい
いやな地理などやめちまえ
(生物)
カボチャにゃカボチャの花が咲き
ネコがブタの子生むものか
あたりまえでしょそんなこと
いやな生物やめちまえ
(音楽)
オタマジャクシをおいかけて
ドラ声しぼって歌うけど
ジャズがきけるわけじゃなし
いやな音楽やめちまえ
(おまけ)
やめろやめろよみなやめろ
国語も社会も数学も
理科も英語もやめちまえ
ついでに学校やめちまえ』
私は知らなかったですが、訪問して下さった方の中には
友人と同じように、懐かしく思われた方もおられるのでは・・・
このブログに残したくて、許可を頂き投稿しました。(^^ゞ