PCにはその自由度故に、様々な入力デバイスがあります。マウスしかりキーボードしかり様々な方式があり、デザインに至ってはそれこそ数えたくないレベルで存在しています。
でも、私がどうにも好きになれないデバイスがあるんです。それは、ノートPCにはほぼ、もれなく付いているアレです。でも、アレがたまらなく好きな人たちが存在するのも知っているんわけで、全く否定しようとは思わないんですが・・・そんなわけで、今回のAppleの新製品には全く食指が動かなかったりします。
Appleのマジックトラックパッドはマウス時代の終焉を告げる TechCrunch
今日(米国時間7/27)、Appleがリリースした新製品の中では新しいマジック・トラックパッド(Magic Trackpad)が一番興味深い。機能的にはMacBookやMacBook Proに装備されているトラックパッドど同じものだ。ただし、こちらはスタンド・アローンのデバイスでサイズも一回り大きい。デスクトップ・コンピュータに接続して利用するのが目的である。Appleがこのようなデバイスを発売した狙いはいったい何だろう? それは将来へ向けてのあるトレンドである。
まあ、こういう記事が出てくるのは予想していましたけれど、正直TechCrunchからだとは思わなかった・・・この記事を書いている記者の質問に答えたAppleの担当者の、
「多くのAppleユーザーはマウスとトラックパッドを併用するだろう。マウスに向いた作業もあれば、トラックパッドに向いた作業もある」
という言葉に記者との温度差を感じられて興味深いです。
と言うわけで、私の好きになれないデバイスとはタッチパッドです。マウスが使える状況ならば、間違いなくそちらを使って、タッチパッドは眠らせておくのが常です。
タッチパネルの様に直感的でもなく、マウスのように細かい作業が得意なわけでもないトラックパッドは、私にとっては中途半端なんですよね。手首が疲れるし。しかし、マルチタッチが出来るようになって、スクロールや拡大縮小などのショートカットを効果的に組み込めることで、確かに作業効率は上がるだろうし、スペースなどのメリットも見えてきたように思います。
とは言え、そのマジックパッドを実際に使うかどうかは別問題。・・・私の場合、たぶん、デスクトップ用途ではホコリをかぶっているのではないでしょうか。といいますのも、今私の机の上にはワコムのBAMBOO Touchが。マルチタッチ対応のトラックパッドとしても使えるタブレットなのですが、マウスになれきってしまった身としては、やっぱりほとんど使わないんですよね・・・。ユーザーエクスペリエンスとしてはマジックパッドも大して変わらないだろうし、マウスからあえて乗り換える気にはなりません。
実際問題として、Windowsユーザーも含めて、マウスを一切使わずにトラックパッドのみを利用している人ってどれくらいいるんでしょうね?トラックパッドがノートPCに搭載されてから10数年経ちますが、2人くらいしか見かけたことはないですけど・・・