<気温が低下しますと電気も減少します>
いゃ~~今朝も冷え込みますね。
そんな冷え込んだ今朝は、またまた記録が伸びたようです。
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キャンピングカーと言うある意味マイナーなテーマで始めましたブログですが、ここまで来れましたのは皆様のお蔭と感謝しています。
これからもキャンカー主体で展開して行きますので、今後共にご支援お願い致します。
今日はスタートから気分良く進められそうですね。
寒く成りますと、普段は気に成らなかったバッテリートラブルが目立つように成ります。
バッテリーの容量、放電特性の基準温度は25℃である事は皆様ご存知かと思います。
しかし、寒く成りますと忘れがちで、以外な電圧低下を経験し慌てる事に成るものです。
XINNENGバッテリーの温度変化に依る容量変化量
40℃ 103%
25℃ 100%
0℃ 86%
-15℃ 65%
標準温度 25℃時に100%であった物が、0℃では14%ダウンです。
更に-15℃では35%も容量は、温度の変化だけで低下するのです。
これは鉛バッテリーだけの特性では無く、基本的にバッテリー全般に言える特性なのです。
低温に弱いバッテリーを使用するには、バッテリーモニターは欠かせません。
Kenyが使用しています、バッテリーモニターです。
イギリス製のBM-1バッテリーモニターですが、約5年間使用し故障知らずです。
購入はネットで、取付も自身で行いました。
このモニターの優れている所は、1画面内に電圧、残量計、充放電表示、電流を表示してくれる所で、更にお値段もリーズナブルで最近時は可成りお安く成っています。
キャンカー乗りは、常にこのバッテリーモニターでサブバッテリー電圧、残量は監視する必要が有ります。
キャンカーに取りまして、電気は快適化に繋がる重要特性ですからね。
具体的には、サブバッテリーの充電、放電全般を監視し快適にキャンカーを使用します。
事あるごとにお話していますサブバッテリー充電電圧ですが、ディープサイクルバッテリーの場合はメーカーを問わず、14.5Vが必要と成ります。
バッテリーは現状の電圧より高い電圧を掛けませんと、充電は出来ません。
この点は不変の原理ですから、「どこそこのバッテリーは走行充電が入りやすい」とかの都市伝説に惑わされない事が重要です。
Kenyの場合は、通常はソーラー発電でサブバッテリー充電を行っています。
上記写真はソーラー充電中のサブバッテリー状況です。
充電電圧 14.3V
充電電流 3.2A
残量計 85% (参考程度に見ます)
*充電電圧は14.5Vに達して居ませんが、充電電流は3.2A流れている状況です。
これが最終的には、14.5V 3時間維持され満充電と成ります。
少々お話が長く成りましたが、サブバッテリーは100%満充電にする事が重要なのです。
何故なら冬季は、25℃時に100%容量で有ったサブバッテリーが、温度が0℃まで低下しますと容量は14%も低下してしまうからなのです。
勿論、100%満充電する事により、サルフェーション除去等のバッテリーに取りまして長寿命が約束される副産物と言えるものも有りますからね。
走行充電電圧は、瞬間的には14.2V程度出力される場合も有りますが、通常は13.2~13.5V程度の電圧でしか無いのです。
走行充電ではサブバッテリーは、約80%程度の充電しか行なわれません。
ここから、0℃時には14%ダウンしますから、サブバッテリー残量は66%から使用開始と成り実際に使用出来ます電力としましては僅かな物と成ります。
まぁ~極論に聞こえるやも知れませんが、スキー場に行きますと夜間は-10℃は普通に遭遇しますからね。
長々とお話しましたが、特に冬季はサブバッテリー100%満充電に拘って欲しいとのお話でした。
次にブロ友さんからの質問で、冷蔵庫使用中で夜間にバッテリープロテクターが作動すると言うお話が有りました。
バッテリープロテクターは、サブバッテリー電圧が異常に低下した場合に、警報ブザーで知らせると共に放電を中止する働きを持っています。
Kenyは新車購入依頼、一度もバッテリープロテクターは作動させた事は有りません。
バッテリープロテクターの警報電圧は、一般的に10.5Vに設定されています。
サブバッテリーの長寿命を考えますと、10.5Vまで放電させる事はあり得ない電圧なのです。
ブロ友さんの場合は、バッテリー端子のカシメが甘く接触不良を起こしていたようですが、バッテリーモニターで充電電圧、電流を監視しておれば発見は可能なのです。
一般的にサブバッテリーの寿命を考慮しますと、放電は電圧12.0Vまでに抑えたいものです。
XINNENGの場合は、12.0V時の残量は約50%と成りますから、バッテリーモニターでの電圧監視、100%満充電に拘るのです。
今日は冬場のサブバッテリーは特にバッテリーモニターでの電圧監視と、低温時には容量減少しますから満充電に拘り、長寿命をさせたければバッテリープロテクターは作動させない事が重要とのお話でした。
サブバッテリーは所謂、鉛バッテリーですが100年を超える長ロングセラーです。
長く愛用されるには、やはりそれなりの理由が有るからなのです。
一番はコスト、お値段が安く高電流放電が可能な事でしょうか。
高電流放電を行いますと短期間で寿命が尽きますので要注意ですが。
世の中にはリチュウム系バッテリーも有りますが、やはりコストを考慮しますと鉛バッテリーに落ち着くかと思われます。
まぁ~Kenyも時期サブバッテリーは色々、検討していますのでお楽しみお待ち下さいね。
やはり鉛のような・・・。