kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

アルミホイール化 大苦戦!

2016-02-24 09:44:34 |  アルミホイール

<キャンカーのアルミホイール化は難しい!>

昨日は、この冬初の流氷接岸が有ったようですね。

流氷 の響きはなんともロマンを感じさせてくれますが、実際の自然は想像出来ない位、厳しいのでしょう。

とは言うものの何時かは、厳冬期の網走に立ちたいものです。勿論、バンクスでですね。(@_@;)

 

そんな今日は、アルミホイール選定で大苦戦しています。

昨日は、アルミホイールと言いながら、外堀のお話ばかりですみませんでした。本日はいよいよ本題に入りますのでお聞き下さい。

過去記事で何度かアルミホイールに付いて、お話ししていますがキャンカーにアルミホイールを履かせますと重量から来ます、ある意味致命的とも言えるネガが顕在化する恐れが有るのです。

 

小生、皆様のブログを拝見しますと、アルミホイール化、過積載に伴う超危険な目に遭われていると思うのです。代表的事例を上げますと

1、ハブボルト折損

2、ホイールクリップナットの緩み、トルクダウン

どちらも発生しますと、最悪時、車両横転、激突等の大事故に繋がる恐れが有ります。

この2項目の重要な原因は、アルミホイールに限れば、ハブ径が不一致であるようです。

ハブ径とはアルミホイールのセンター部の穴径(ボア径とも呼ぶ)なのです。

このハブ径は、車両側のハブと勘合しホイールボルトに掛る荷重の一端を担っているのです。

ハブ径に付いては、過去記事がありますので参照下さい。

http://blog.goo.ne.jp/kenycorde/e/22c860f575beee94767b3993996e2f04

 

いきなりハブ径の本題に入ってしまいましたが、今回はハブ径に焦点を絞りお話します。

アルミホイール選定時の他の要件に付いては、おいおいお話はさせて頂く事とします。

 

バンクスのベアシャーシは、御存じのトヨタ カムロードです。

カムロードのハブ径は、106mmですね。

標準の鉄ホイールのハブ径は、106.1mmです。

 

従いまして、当然ながらアルミホイールのハブ径は、106.1mmを基本に探す事に成ります。

アルミホイール選定が長考、難しいのは、このハブ径 106.1mm品がいわゆる汎用製品に無いのです。

汎用アルミホイールのハブ径  108~110mm ほぼ全てのホイールがこの範疇に入っています。

 

乗用車の車重は、1500Kg前後ですが、この程度の車重であればハブ径が大きくても問題は無いのかも知れません。しかし、キャンカーは2倍の3000Kg前後の車重と成ります。

万一、ハブ径が大きいアルミホイールを履かせますと、車重は6本のホィールボルトに掛る事に成ります。

この状態で走行しますと、積載量、走行条件にも依りますが、ホイールクリップナットの緩み、脱落、ひいいてはホイールボルト折損に至る恐れがあります。

 

数日間ネット検索をした結果、唯一、106.1mmのハブ径を持っているホィールが有りました。

以前、記事UPしましたバトルシップがそれなのです。

しかし、このホイールはハイエース 200系用に製作されたもので、ハブ側 ハブ径は106.1mmですが、デザイン側のハブ径が小さいのです。

カムロードは、106mmのハブが高さ約40mm程度 まで突き出ているのです。

従いまして、このアルミホイールは取付出来ません。

実は、アルミホイール長考と言っていましたのは、このバトルシップを見に行き、その後、ネット上を探し続けていたのです。かれこれ半月位パソコンとニラメッコした結果、汎用品アルミホイールにはハブ径106.1mm品は無いとの結論に至りました。

 

汎用品に無いと成りますと、残された手は

1、トヨタ純正アルミホイールから探す。

2、汎用アルミホイールのハブ穴にハブリングを入れる。

3、鉄ホイールにホイールキャップを取り付ける。

 

やはりホイールを交換すると成りますと、アルミホイールは外せませんよね。

そこで、取りあえず、トヨタ 純正アルミホイールから探す事にしました。

実は、これがまだ探し中でして、トヨタのオプションに良い物を見つけたのですが、トヨタHPではハブ径106mmですが、実際に問い合わせますと、ハブ径 108mmだと言うのです。

デザインも気に入っているのですが、108mmでは諦めなくては成りません。

現在はハイエース 100系の純正アルミホイールに的を絞り検索中です。

程度が良ければ、中古も良いかと思うのですが、良い物が見つからないのです。

ネット検索で難しいようですので、パーツ屋さんにも頼んで見ようかと思っている所です。

そんな状況ですので、何時かサクラ咲くと成るでしょうか。

車重の有る車両の場合は、くれぐれもハブ径を合わせアルミホイール化する事をお勧めします。

また、既に汎用アルミホイール取付済みの方は、ハブリング装着をお勧めします。

キャンカーは安全に楽しく乗りたいものですね。

 

<参考> トヨタHP  GooネットHP  ダンロップHP  タイヤのマルゼンHP