<そろそろVer、UPか?>
この土日は太平洋岸も曇り、雨の予報です。
アウトドアー派?にとって雨は大敵ですよね~~、晴れないものでしょうかね?
こんな時は、サブバッテリー(以下 サブ)の充電に付いてまたまた調べて見ました。
これが未来舎 すぐれ者充電器ですね。バンクス搭載状況では側面のみしか見ることが出来ません。
ケース本体に充電フローが印刷されています。
黄色丸印が充電モードLEDランプですね。
約3日放置したバンクスのサブ状況です。
サブ電圧 12.8V
残量 90%
充放電 電流 0A ですね。
この時点では、メインスイッチOFFですね。
ここで、フックアップしますと
サブ電圧 14.7V
残量 90%
充電 3.5A に変化します。
この状態で、すぐれ者充電器のLEDランプを見ますと
黄色に点灯しています。
この状態は、いわゆるバルクモードで(未来舎ではブーストと呼称)、充電電圧は14.7Vで、充電電流は3.5Aです。
この充電電流から見ますと、残量計は90%ですが実際はもう少し上の95%程度の残量と推察されます。
電圧、LEDランプともにバルクモードを表しています。
そこで、前回と同じく、メインスイッチON(緑パイロットランプ点灯)にしますと、フロートモードに遷移します。
そうしますと、
サブ電圧 13.4V
残量 90%
充電 2A に変化します。
この状態は前回のメインスイッチONで充電電圧が低下するとお話した通りですね。
今回はその理由が判明しました。
すぐれ者充電器が持っている充電アルゴニズム(以下 アルゴ)に依るものです。
赤丸、赤スプレーで示したフロー(アルゴ)に乗っ取り正常に作動しています。
ここで心配になるのが、赤丸印の「リモコン端子に加える電圧」のor回路ですね。
バンクスにリモコン端子が使用されているのかと、実車確認しました。
しっかりリモコン端子が使われていました。
リモコン端子にDC12Vが印加されますと、「負荷があってもバルク(ブースト)電圧に上がらず、過充電せず適切に電気を供給する」と有ります。
このDC12V印加が、メインスイッチONに相当するのですね。
ここもアルゴ通りなのです。
充電の考え方として、何が何でも過充電は防ぐという考えのようです。
次にメインスイッチOFFの場合です。
アルゴには、「一般の充電器の機能で、電池がなくなれば再度、自動的にバルク(ブースト)電圧に戻る」とありますので、バルク電圧 14.7Vで充電し規定の電圧に成ると、フロート電圧 13.4Vに遷移します。
ここで問題と成るのが規定の電圧ですが、これが約13.6V前後に設定されているようです。
すぐれ者充電器のLEDランプが消灯していますから、フロートモードです。
しかし、この状態ではバンクスのXINNENG製 サブは満充電とは言えないのです。
すぐれ者充電器は、あくまで2段階固定充電電圧しか持っておりません。
ソーラーコントローラーであれば、その時のサブ電圧を測定し充電電圧を決定しますから、適切な充電電圧を印加する事が出来るのです。
さらにソーラーコントローラーは、アブソーブモードで14.7V 3時間以上(コントローラーメーカーにより異なります)を維持しフロートモードに遷移するのです。
従いまして、ソーラーでのフロートモードで有れば、満充電出来たと判断出来ると考えられます。
現状のすぐれ者充電器のアルゴでは、EINNENG製 サブは満充電にはならないと考えられます。
ちなみにEINNENG製の要求充電電圧です。
スタンダード充電電圧でも14.1Vですから13.6~13.9Vの充電電圧では、満充電は出来ません。
やはり、すぐれ者充電器は天然のようですね。
そろそろ充電アルゴ(充電考え方)構造のVer.UPしか無い所でしょうか。