kenyのキャンピングカーライフ!

キャンピングカー遍歴からの楽しみ、苦しみ、整備などに付いて思い付くまま綴ります。何かの参考に成れば幸いです。

ある意味 危険?!

2016-02-06 10:50:51 |  バッテリー

<DC12V車両の耐電圧>

この一週間、東海は好天に恵まれました。

御蔭様でシコシコとやっていました、乗用車の整備も順調に完了です。

一週間も整備を続けたせいか、筋肉痛と体重減量のオマケまで付きました。まぁ~身体を動かすのは、やはり気持ちの良いもののようですね。

 

そんな今日は、昨日の続きと言いましょうか、「ある意味 危険?!」なお話です。

このサブバッテリー(以下 サブ)電圧を見て、何か疑問を感じられないでしょうか?

フックアップ充電中で、充電電圧 14.7Vを示しています。

一般的にDC12V車両に搭載される電気機器(カーナビ、ランプ等)の耐電圧(何ボルトまで耐えられるか)は、14.5Vなのです。

僅か0.2V大きいのですが、電気的には駄目ですよね。

いわゆる高電圧が掛る事に成りますので、破損の恐れがあるのです。

 

しかし、実際のキャンカー使用において電気機器が壊れたとのお話は聞かないと思います。

それはサブメインスイッチONしますと、充電電圧を落とす制御に入り破損を防いでいると考えられます。

V社 キャンカー すぐれ者充電器に於いて、昨日お話しましたようにサブメインスイッチONで充電電圧が落ちる理由はこんな所にもあったようです。

ソーラーコントローラーに於いても、バルク、アブソーブモードでの終始電圧は14.7Vと設定している事が多いようです。サブを充電するには、サブ電圧より高い電圧を印加する必要がありますので、この電圧としているようです。(サブ本体の設計上からの要求電圧でもあります)

 

まぁ~ここまでは基本的な電気のお話ですが、実際の車載機器の電源系には、制限抵抗、内部の電源回路構成素子の耐電圧は14.7V以上の耐電性を持った物が設定されていますから、実用上不具合は発生しないようです。(各素子がマージンを持っている)

まぁ~国内メーカー品であれば問題は無いと考えられます。(製造は海外でも設計は国内の意味)

余りにもお安い機器は、性能不良、破損に繋がる恐れが有りますから、気を付けたいものです。

その内、電気製品の信頼性に付いてもボチボチお話したく思いますので、今日の所はこの辺りで。