<スッキリと二度楽しめる>
今朝の東海は、立春も近いと言うのに寒い朝を迎えています。
しかし、この寒さが有ればこそ、美味い日本酒が出来るのでしょうね。
先日、伊賀で求めました、「しぼりたて原酒」 呑んで見ました。
火曜日は定例の買出しですから、肴にと鰹の叩きも用意しますと呑まない訳には行きません。
日頃は、バンクスに積み込んでいます、ぐい呑みを取り出します。
このぐい呑みは、昨年の桜の時期に会津で買い求めました。
ガラス製なのですが、漆塗りでこの赤漆がお気に入りなのです。
蔵元の謳い文句では、伊賀の清らかな風土の元で蔵元自らが杜氏を務め、ゆっくり丁寧に醸し出されたお酒だそうです。
また、今年は理想的な醸造経過をたどり、順調に仕上げる事ができたとの事。
期待が高まります。
原酒はほんのり白く濁り、もろみが絞り出されています。
蔵元お勧めの冷で、頂く事にします。
温度は冷暗所に保管し、室内ですが7℃前後かと思われます。
香りはほのかな、フルーツと言うより日本酒のもろみの良い香りが漂います。
口に含みますと、やや辛口(蔵元は中口とのこと)的な穏やかな刺激が来ます。
更に味わいますと、もろみの甘さ、美味さが口一杯に広がります。
そこで、鰹の叩きを薬味と一緒に頬張りますと 「旨い!」 の言葉がつい出てしまいます。
そこで、原酒をまた含みますと、「旨い 旨い!」の三重奏!
どうやら大正解だったようです。
近場にこんな良い酒があろうとは。。。
ウドちゃんの口に間違いは無かったようです。
因みに、蔵元の味に付いてのコメントは
スッキリとして、やさしい味わいとのこと。
これはお勧め出来ます。
その後は、杯を重ね、叩きも平らげてしまいました。
呑む度に「旨~~い」の言葉が自然に出てしまいます。
呑むに連れ、アルコール度数 19度が効いてきます。
お気に入りの漆器ぐい呑みも、やや大きい目ですから、つい量も捗ります。
興味を持たれましたら、お試し下さい。
3月までの期間限定です。