ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




突然、プリンターが壊れましたですよ

「ナンチャーラカンチャーラ・エラーが生じました。リセットボタンを押すか、システムを再起動してください」

 

は、はあ

 

じゃ、ぷち

 

なのに、これを何度やっても、まったく同じエラーメッセージが出て、全然、印刷ができないわけです。もー時間ばっかりかかって

 

で、調べたら、「ナンチャーラカンチャーラ・エラーとは、要するに『工場行き』ってことです。そして修理に出すと、最低でも一万円はかかります。」

 

って

 

・・・もう、十数年前も話で恐縮ですが、プリンターって、初めて買って、パソコンの画面にあった文章や譜面が、スルスルと印刷されて出てくるのを見て「おお!こんな感動があるものか!」ってくらい、感激したものです。手書きしなくていいわけですから、めっちゃくちゃ便利に感じましたし、もう、この世で一番最先端の人間になったような気すらしたものです。

でもまあ、慣れてくるとね、色々贅沢にもなりまして(笑)。

なんと言っても、インクの無くなるタイミングの悪さね。

「シアン(青色)がなくなりました。印刷できません」

で、シアンを入れると

「マゼンタ(赤色)がなくなりそうです。

マゼンタを買って用意しておくと、いつの間にか

「マゼンタとブラックがなくなりました。印刷できません。」

これを入れると「イエローが・・・」

でしょ(笑)。なんなんだ、この追いかけっこは、と。しかも、楽譜なんかはカラーである必要がないので、「グレースケール(モノクロ)で印刷」って指定してるのに、「マゼンタとシアンが無くなっちゃったので印刷できねっす。」って出てくるんですからねー。

どうやら、グレースケールって指定をしても、シアンだのイエローだのといったカラーの色も、少しずつ混ぜて印刷するんですってね。なんでだよう、もう、他の色は

 

マゼンタ

 

・・・ま、混ぜんな!・・・という(笑)

 

さてさて

で、今回、もう修理はやめて、新しいのを買うことにしたのは、プリンタが物凄く安く買えるようになってるからなんですね。修理になんて出すより、全然お得だということで。

某、“大写真撮影機”家電量販店に行って、「シンプルなのでいいです。文字とか簡単なグラフ的なものが印刷できれば。写真なんかの印刷もしないです(写真はカメラ屋さんに出す方が圧倒的に綺麗ですのでね)。」

と言って「じゃあ、こちらでいいのでは?」と薦められたのが、なんと6400円。エプ〇ンのカラリオ・・・の昨年モデル。

でも、スキャナーも付いてるし、白黒&カラーコピー機能も付いていました。同じような価格帯のキャ〇ンと比較したのですが、エプ〇ンにしたのは、インクが単独だから。キャ〇ンは、どれか一つの色が無くなったら、4色全部換えなきゃいけないんだそうで。

もー、それはないですよ。今まで、どれだけインクの“無くなり競争”で、アレな思いをしたことか(笑)。

勿論2~3万円ほどの上位機種なんかも見たんですけど、「インクが顔料なんで、文書などの印刷が主でしたら、むしろこちらの安い方のが、にじみがなくて、綺麗です。まあ、印刷速度は遅いですけど。」

とのこと。

僕が今まで使ってたのも、もう、買ってから7~8年は使ってましたから、それに比べて遅いってこともないでしょう、とも思って、とにかく「これでいいです。」ってお買い上げしてきたんです。

壊れたのは、もう7~8年前の機種でしたから、さすがにそれと比べて遅いってことはないだろうと思ってたのに、・・・確かに印刷速度は遅かったです(笑)。でも、別に急ぐことなんて殆ど無いですし、あとの機能は、十分満足。

しかして、常に問題は、インク代。プリンタのインク代って、本当に異常な価格なんですよね。メーカーは、本体でなくて、インクで儲けるようになっているんですよね。

 

だって、プリンタ本体が6400円。これ、実は、最初からインクが4色付いてるので、その分を引いて計算するべきなのですが、実は・・・インクが4色セットで、約4000円するんです(笑)。つまり、プリンタ本体は2400円!もう、プリンタは使い捨ての時代・・・実際、そうしていらっしゃる方もいるそうですが、でも、それってのも、結構非エコですから、気が引けますよねえ。

というわけで、これからもインクが無くなるたびに、またせっせと買い足していくわけですが、本当にこれが、ビックリするほど、お高い

 

どのくらいお高いかといいますと、はい、こちらのグラフをご覧下さい。

数値は、液体1グラムあたりの価格(円)です。圧倒的なのがお分かりになりますでしょうか。

なんと、プリンタのインクの価格は、・・・こういう比べ方でいいのかはともかくですが・・・人の血よりも、倍近く高いのです

データの元サイトはこちらです。

http://www.cockeyed.com/science/gallon/liquid.html

 

ちなみに、こちらのサイトには、インクよりも高いものも載っています。

あの、マリリン・モンローで有名になった香水の「シャネルの5番」は、なんと、1グラムあたり、

 

650円!だそうです。

 

ちなみに、最高値は「サソリの毒」で、これは「シャネルの5番」の約1500倍、なんと、1グラムあたり、97万円なのだとか。・・・でも、だれかが買うから、こうやって、ちゃんと値段が付いてるんですよね。すごいですねぇ

・・・プリンターのインクだって、必要だからと言って、こうして買っちゃってるからこそ、・・・この値段なんですよね(笑)。

 

 

写真は、先ほど、おひたしにしたほうれん草なんですけどね(おひたしうまい)、

・・・こういうの印刷すると、マゼンタとイエローとシアンがそれぞれ、えっと・・・あー、ブラックも多そうですねえ

 

・・・って写真は印刷しないんでしょ

 

はっ!そうでした(笑)。

 

では。



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