ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

受け入れる

2012年08月20日 | 日記
子どもの好きな番組にチャギントンというテレビアニメがある。
チャギントンという街に住む列車たちのお話だ。世界各国で大人気だそうである。

ま、それはさておき、実は初めて見たときものすごい違和感を覚えたのだ。

だって、列車に目や鼻や口がついていて(ワイパーは眉だ)、しゃべるたびに顔(車体)が動くし、列車のくせに線路からジャンプしたりするねんで? お客さんびっくりするやん?

しかも、どうやら運転手はいないらしい。人工知能で動く未来の乗り物か?

だが、列車以外に登場するもの(人や設備)はいたって普通。未来っぽくない。

なんやねん、なんでやねん、どないなってるねん!

だけど、しばらくすると慣れてきた。

想像力と柔軟性が必要なのだね。

落ちました

2012年08月19日 | 勉強にまつわること
以前応募したとブログに書きましたが、インターカレッジ札幌の翻訳コンクールの一次審査、不合格でした。

今回で二度目の挑戦ですが、前回よりもましになっていると信じたいところだったのですが、あえなく撃沈。応募要項に「手慣れた文章よりも清新な文章を求めます」とあるけど、清新な文章って何!? HPには「オリジナルを書くように訳せ」とあるが、オリジナルってともすれば独りよがりの訳になる可能性もある。

さすがに昨日は落ち込んでましたが、そうはいっても今日は1号くんの誕生日。やることはたくさんあります。何があっても毎日って過ぎていくのですな。

あと3年は文芸翻訳を目指そうと決めていたけど、それでもいいんだけれど、実務翻訳に専念して、2号くんが幼稚園に上がって時間に余裕ができたときに改めて(片手間になるけど)文芸翻訳を目指してもいいのではないかと思ったりも。

文芸翻訳はアルク翻訳大賞でも一次審査に通ったことがないので(をいをい)、向いてないのかもしれない。こんな簡単にあきらめちゃいけないけど、生活もあるしねぇ・・・。


アガサ・クリスティー『ゼロ時間へ』

2012年08月13日 | 読んだ本(日本語)
三川基好訳 アガサ・クリスティー『ゼロ時間へ』

おもしろかった。
一見関係なさそうな登場人物やストーリーがその後ごく自然に結びついて一つの大きな流れになっているのがすごいなぁ~。ぼんやり読んでいたら、あれどうやったっけ?と読み直さなければならないけど(笑)。

アガサ・クリスティーの本では簡単に犯人がわからないので、ひねくれた予想をしてみたけれど、犯人が一人に絞りきれなかった。この人が犯人だったら驚くからこの人かな、でも一見怪しくなさそうなこっちの人の方が犯人かも・・・。いや、実は殺されたこの人、生きてるんちゃうん?とか。

最後想像できなかった二人がくっついたので、軽い驚きとともにほんわかした温かい気持ちになれた。

やっぱりやっぱりアガサ・クリスティーおもしろいなぁ。

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読みたくなる!?

2012年08月06日 | 読んだ本(日本語)
前回のブログ、村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』について。
よくよく考えてみると、あのブログを読んだ人(がいるとして)は、この本を読みたいとは思わないんじゃないだろうか。

というわけで、読みたくなる感想文を書いてみよう。日本語の勉強(笑)。

★★
村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』

アメリカンドリームが幻だったと人々が悟った時代。その時代の人々の日常生活を切り取った短編集だ。だが、絶望が重く垂れ込めているわけではない。がむしゃらに働いてもしょうがない、目の前の現実をこなしていくしかないんだ、そういう諦めにも似た雰囲気が底辺にある。

まだ子どもはいらないと思っていた夫婦が、友人夫婦の(かわいくない)子どもに触れて、子どもが欲しくなる話。夫が失業してソファの住人と化してしまう話。8歳の誕生日に子どもが交通事故で昏睡に陥ってしまった夫婦の話。盲人に対して世間一般的な認識しか持ち合わせていない男が、妻の元上司の盲人を家に泊めることになり、いつのまにかその盲人との共同作業に没頭していく話など。

普段の私たちが知り得ない人々の生活を、まるで自分がその場にいるように読むことができる。虚飾を排した素朴な文体で非常に読みやすい。
★★

気取りすぎ??

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レイモンド・カーヴァー『大聖堂』

2012年08月03日 | 読んだ本(日本語)
村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』

村上春樹訳ということで読んでみた。アメリカのさまざまな階級の日常生活を一部切り取ったような短編集。とても読みやすい。だけど、だからなんなのだろう・・・という釈然としない気持ちになり、読後感はすっきりしない。本当に日常生活の一部なのである。

とても読みやすかったのだけど、途中で全部読むのを断念した。子どもが死ぬ話があって、その過程が詳しく描写されている。そういうのはどうもだめなのだ。なんていうか、CSI(被害者の人間性についてはわりとさらっと流している)は見られるけど、コールドケース(被害者やその家族の心情に迫っている)はだめな感じ。コールドケースはどうも被害者に感情移入しちゃって、毎回泣いてしまい、つらくなって見るのをやめたのだ。

ま、そういうわけで、ごめんなさい。でも、半分以上読んだし、本のタイトルにもなっている『大聖堂』も読んだから・・・と言い訳。

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