前回のブログ、村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』について。
よくよく考えてみると、あのブログを読んだ人(がいるとして)は、この本を読みたいとは思わないんじゃないだろうか。
というわけで、読みたくなる感想文を書いてみよう。日本語の勉強(笑)。
★★
村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』
アメリカンドリームが幻だったと人々が悟った時代。その時代の人々の日常生活を切り取った短編集だ。だが、絶望が重く垂れ込めているわけではない。がむしゃらに働いてもしょうがない、目の前の現実をこなしていくしかないんだ、そういう諦めにも似た雰囲気が底辺にある。
まだ子どもはいらないと思っていた夫婦が、友人夫婦の(かわいくない)子どもに触れて、子どもが欲しくなる話。夫が失業してソファの住人と化してしまう話。8歳の誕生日に子どもが交通事故で昏睡に陥ってしまった夫婦の話。盲人に対して世間一般的な認識しか持ち合わせていない男が、妻の元上司の盲人を家に泊めることになり、いつのまにかその盲人との共同作業に没頭していく話など。
普段の私たちが知り得ない人々の生活を、まるで自分がその場にいるように読むことができる。虚飾を排した素朴な文体で非常に読みやすい。
★★
気取りすぎ??
よくよく考えてみると、あのブログを読んだ人(がいるとして)は、この本を読みたいとは思わないんじゃないだろうか。
というわけで、読みたくなる感想文を書いてみよう。日本語の勉強(笑)。
★★
村上春樹訳 レイモンド・カーヴァー『大聖堂』
アメリカンドリームが幻だったと人々が悟った時代。その時代の人々の日常生活を切り取った短編集だ。だが、絶望が重く垂れ込めているわけではない。がむしゃらに働いてもしょうがない、目の前の現実をこなしていくしかないんだ、そういう諦めにも似た雰囲気が底辺にある。
まだ子どもはいらないと思っていた夫婦が、友人夫婦の(かわいくない)子どもに触れて、子どもが欲しくなる話。夫が失業してソファの住人と化してしまう話。8歳の誕生日に子どもが交通事故で昏睡に陥ってしまった夫婦の話。盲人に対して世間一般的な認識しか持ち合わせていない男が、妻の元上司の盲人を家に泊めることになり、いつのまにかその盲人との共同作業に没頭していく話など。
普段の私たちが知り得ない人々の生活を、まるで自分がその場にいるように読むことができる。虚飾を排した素朴な文体で非常に読みやすい。
★★
気取りすぎ??