京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

オオムラサキの放蝶会

2007-07-08 20:47:09 | 大原の風景
 今日の午後、大原にて、オオムラサキ(国蝶です!)の放蝶会がありました。
 毎週日曜日に、大原中学校ふるさとルームで行われている、NPO法人 京都大原里づくり協会主催の「大原・ふるさとの日曜学校」の行事です。

 生徒さんが大原に生息していることを発見してから・・・
 (昔は居たらしいですが、近年は見かけなかった)
 成虫探し、はたまた幼虫探し、ならびに保護観察・・・
 里づくり協会さんと中学生達が協力して、育ててこられました。

 大原を、オオムラサキの里にしよう、という試みです。

 幼虫30匹ほどを育て、さなぎになり・・・
 先週土曜日の時点で、やっと一匹が成虫へと孵化。
 校長先生たちも、一時はど~なることか、と非常に気をもんでいたそうですが。
 
 本日、10匹の放蝶会と、あいなりました。
(ちなみに、放蝶会までは、約一時間半の講義を聞くことに・・・
 長男・次男、修行のようでしたが、よく頑張りました。)



 昆虫採集でよく使われる、三角のヤツに入ってます。



 開くと、中から綺麗な蝶が!

 実は、模様の中が紫色なのは、オスだけ。
 メスは、茶と黄色の羽でした。
 (オス・メス揃うと、本当に美しいです。)

 さて、次々と放蝶されましたが・・・



 皆さんの視線に注目!



 蝶が、おじさんの胸元から離れません。
 ほのぼのしたひと時でした



 無事、10匹の蝶が巣立って行きましたが・・・



 会がお開きになっても、ずーっと体育館の壁に止まったまま動かない、オオムラサキが居ました。


                


 夕方、時間があったので、また畑の収穫に出かけました。
 気が付くと、人数が増えています。



 我が家は子供5人ではありません、念のため。
 畑に居りましたら、近所の子達が寄って来たのでした。
 
 この先の田んぼで、蛇を発見し・・・
 蛇退治に精を出す子達。
 どうか、祟りにあいませんように・・・

相撲公園(志賀清林パーク)

2007-07-07 21:21:36 | 京都観光に役立つ?話
 まずは。
 いきなり本題から外れるのですが、思い出したので書きます。

 高校のときの国語の先生。
 年は30代、小柄で少女漫画のヒロインのような可愛らしい顔立ちの先生がいらっしゃいました。
 しゃべると、結構辛口。
 ズバズバしゃべらはります。

 あるときの閑話休題。
 こんなことを話されました。

 いつかの・・・晩のこと。
 寝そべって、耳を掻いていたら・・・
 追いかけっこをしていた子供が突進してきて。
 私にぶつかってきたの。
 
 耳から血が出てきて、これは大変だと思って、あわてて救急外来に行って・・・
 「~なんです。」と先生に話したけど、絶対夫婦喧嘩だと思われたわね。
 (先生的には、コレが言いたかった)
 
 で、見てもらったら。
 鼓膜のキワキワのところに耳掻きが当って、出血していて・・・

 と、「美少女」先生はかなり饒舌に話されていたのですが。
 聞きながら、「何だか、気分が悪い」と思いながら、からだの姿勢を変えながら、聞いていた私。
 まわりの級友たちが、次から次へと保健室へと去って行きました。
 「せんせ~、新記録達成か!」

 そういえば、自動車教習所の「悲惨な事故」のビデオ放映の時、4人中二人が退出してしまいました。
 意外と皆ナイーブです。


                


 本題に入ります。
 先週の日曜日、久しぶりに、滋賀県の相撲公園に行きました。
 子達にはすっかりお馴染み、無料で施設充実、たっぷり遊べます。
 初めて、滋賀県方面に、若!の付き添い無しで、運転して出かけました。

 今回は、他の近隣親子連れのために、情報提供したいと思います。
 検索エンジンにかかれば良いですけどね。
 (私も、人様のページで情報収集、とても助かりました。)
 ひと通りの遊具を写真に撮ってきました。
  


 大人的に、ムチャクチャ見晴らしが良いわけではないのですが、比良山と琵琶湖が見えるので、ポイント高し。
 場所は・・・
 大津市木戸(元・志賀町)
 大津市方面からは、国道161号線沿い、琵琶湖バレイ入り口を過ぎて、すぐのところです。
 
 目印の看板・・・ないです。
 だから穴場なのか?
 強いて言えば、入り口手前にこじんまりした墓地、その横に左折上がり口があり、「~霊苑」みたいな小さな標識が立っているだけです。
 一見さんには無理でしょうね~。


 さて。
 公園内の施設を紹介していきます。
 



 相撲スペースと、アスレチック。
 幼稚園~小学生向きですね。
 まあ、相撲は、老若問いません。



 ぱっと見、一番人気の大滑り台です。
 けど、ローラーが付いており、傾斜もゆるいので、速度は思ったより伸びません。
 赤子でも単独で滑れます。
 腰のすわった赤子~対象でしょうか。

 ちなみに、この滑り台の上、土手の上がったところが駐車場。
 ん十台は余裕で停められます。
 その奥(駐車場入り口)にトイレ、自動販売機が設置されてます。

 強いていえば、トイレはもっと敷地内にあれば楽だし、安全なのに・・・
 公衆の目が届きにくいし、さっと連れ去り、車で逃げれば・・・誘拐成功しそうです。
 深くは考えたくないですが。

 まあ、清掃等の都合から、作業車の入りやすいところに設置されているのでしょうね。

 さて。
 


 幼児の喜びそうな遊具です。
 大人が手助けしてやれば、赤子でも十分遊べます。
 小学生には、少々物足りないかな。



 砂場の周りにあるのは、先っちょにぶら下がって遊ぶ遊具。
 大きい子には、一番手ごたえのある遊具でしょう。
 長男(一年生)は、70点というところでしょうか。
 手が届かないので、よじ登って、先端につかまります。
 長男的には、不恰好で不満みたいですが、体力消耗するので、母的には嬉しい遊具です。



 砂場の反対側にも、先ほどより少し大きい子向けの総合遊具が。
 お馬さんみたいに、またがって遊ぶ遊具もあります。

 ゆったりとした広い敷地なので、お弁当持って、一日ゆっくり遊べる公園です。
 雨宿りできる場所が、ほとんどないので、晴天時しか来れませんが。
 ジュース代しか、お金のかからないところです。

 お食事。
 国道沿いなので、近くにいくらでも、お店があります。
 大津市方面に戻ったところに、讃岐うどんやさんと、二重焼きのお店があり、オススメです。

 驚くほどお金がかかりませんので、お子様連れの方、ぜひど~ぞ!

カブトムシ大発生?

2007-07-07 21:11:38 | 大原の風景
 今日の午後、息子達がじいちゃんと畑に行き、カブトムシを捕まえてきました。



 ダニも付いていない、大きくて綺麗なカブトムシです。
 畑をしていますと、思いがけず見つけることがあります。

 と、いうのも、近年大原では、カブトムシが増加傾向なんだそうです。
 (まあ、大原のおっさんの噂話ですから、信憑性は???ですが。)
 外敵も少ないから?
 野良田の枯れ草を積み上げてる所なんかに、卵を産み付けるらしいです。
 
 そんな話を聞くと、途端に有り難味が薄れてしまいますが・・・
 特に、カブトムシはダニを持っている(人間には無害だそうですが)ので、あまり好きではありません。
 どうせなら、コーカサスオオカブトとかが良いけど、そんなのが居たら居たで・・・また大問題になるでしょうね。

 さて。
 


 次男が、二階建て水槽を作りました。
 甲虫(コクワガタ・カブトムシ・コガネムシ)の水槽と、ザリガニの水槽。
 よりによって、ザリガニが上になっています・・・

 「二階建ても良いけど。平屋建て長屋、ウナギの寝床も良いんでない?」
 と言うて、何とか下ろしてもらいました。
 何か、納得いかない様子の次男でした。

 
 

忘れてませんよ~。

2007-07-06 09:45:24 | きのこ栽培日記
 倉庫の横の川の端に置いてある、椎茸のほだ木です。



 この梅雨時期の湿気のじめじめのせいか・・・
 へんなキノコが生えてました。

 そういえば、先日の高島・大溝城跡に行った際。
 きくらげ?と思しきキノコがプリプリと生えていたのですが・・・
 きくらげって、普通に生えるものなのでしょうか?
 きくらげに良く似た「毒クラゲ」なるものもありそうですから、食べるのはちょっと怖いですね。

久しぶりのお散歩です。

2007-07-05 14:31:40 | 大原の風景
 このところの長雨で、すっかり退屈していた赤子を連れて、じいちゃんの畑まで行ってきました。



 なんでもない、ただの蝶ですが、こうやって、写真に撮ると、きれいですね。



 くさボーボーの、じいちゃんの畑にやってきました。
 忙しすぎて、手入れする間のない、じいちゃんです。
 隣の茗荷畑なんて、完全に草むらジャングルになってました。

 収穫も久しぶりなのですが、日照りのなかったおかげで、皮の柔らかそうな、きれいな茄子ができていました。

 茄子畑のところに胡瓜がなかったので、別の場所に移動(赤子の足で5分ほど)しました。
 この辺から、お疲れ気味だった赤子・・・


 
 畑の溝にはまってしまいました。
 思いっきり正面から、水溜りにダイビングです。

 片手の・・・指は口に入れ、半泣き状態。
 とどめで、転んでしまって、泣き出してしまいました。
 泣きっ面に蜂。

 しょうがないので、帰りは、若!にヘルプを頼み、車で帰りました。



 今日の収穫。
 胡瓜は、どぼづけと、もろきゅうサイズですね。

遅ればせながら・・・新漬出ました。

2007-07-05 14:24:41 | お漬物の話


 すっかりアップが遅れてしまいました。
 かれこれ、一週間くらい前に新漬樽出ししました。

 でも・・・
 一週間前では、まだ、発酵具合が進んでなかったし・・・
 今週くらいで丁度いいかも。
 (言い訳)
 
 言い訳がましいですが。
 今年の天気、いつもの年より涼しい?のか・・・
 野菜の成長も遅いし、柴漬けも、いつもの年より、発酵が遅いような気がします。
 気がするだけ?



 
 こちらは、昨日漬け込みした柴漬けの樽です。
 どんどん発酵している最中です。
 汁がポタポタたれています。

 

ゴーヤ初収穫。

2007-07-04 21:19:13 | 妻!の料理


 ゴーヤのカーテンも、このように撮ると、立派になってきました。
 (本とは、赤子の背丈ほどです

 今が花盛り。
 まだまだ雄花が多いので、なかなか結実までは至らないのですが。

 それでも。
 朝、雨戸を開けるのに、窓を開けると・・・
 ゴーヤの花の、あま~い香りが漂ってきます。

 ゴーヤの葉っぱは、独特のくさい?匂いですが。
 それに似合わぬ、良い香りです。


 (ゴーヤ一号と、ピヨピヨさやえんどうの苗です。)

 ゴーヤ一号が大きくなるのを待っていましたが。
 ここ数日、大きさが変わらないので・・・
 これは、もう成熟しているのかも、と判断しまして。
 (あんまり待ってて、実がバックリ割れちゃってたら、ガッカリですからね。)
 収穫することにしました。

 割ってみると・・・


 
 もう、良い感じに熟していました。
 第一号ですから、多少は小さいものかもしれません。
 (気温が上がりきらないのと、梅雨時期に入ったせいでしょうね。)
 早速調理することにしました。


 
 我がゴーヤと、先日山中油店で購入したごま油、下鴨すがいの油揚げです。

 先に、ごま油で油揚げを香ばしく炒めてから、ゴーヤを入れて。
 水気が飛んだところで、酒・砂糖、醤油を入れて、出来上がりです。

 〆に、華ちゃんのおかんさん家の花がつおを振り掛けました。



 ゴーヤの炒め物の完成です。
 豆腐を入れたら、チャンプルーになるのかな?
 でも、苦いもの初心者の私は、まだまだです。

 甘辛味で、ゴーヤの苦味が引き立ちます。
 これに、最後、卵を流し入れて、半熟状態で食べると、コレまた美味しいです。

 ゴーヤの収穫。
 今週中には、あと2個収穫予定です。
 今季は、全部で何個獲れるでしょうか?
 正の字つけていこうと思います。
 お楽しみに・・・

大原温泉の足湯カフェ。

2007-07-04 16:47:56 | 京都観光に役立つ?話
 先日も、御紹介した大原山荘の足湯カフェ。





 ワンドリンク付き 700円~
 安いか、高いか。
 入ってから、御判断ください・・・

 少なくとも。
 「私、風呂嫌いで、服脱いだり、体洗ったりとか、そういうのが面倒くさくて嫌なの。」とか・・・
 「子供いるから、外のお風呂は、何が起こるか分からないし、温泉といっても、落ち着けないからねえ・・・」とかいう、そこのあ・な・た!
 オススメです。

 お仕事(家事)サボって、毎日通いたいくらい、気持ちよかったです。



 すぐ傍に、源泉採取地があります。
 ここで、温泉水を買うことも出来るそうです。


 思い出しました。
 昔、田舎に住んでいたとき。
 隣村の山の中から、温泉が見つかりまして。
 (山の沸き水みたいに、どんどん流れていました。)
 今でこそ、そこには温泉施設が出来ていますが、その当時は、まだ何もなくて・・・

 週末になると、父が、ジープの後ろの荷車に、大きなポリタンクを積んで、温泉採取に行ってました。
 自宅に持ち帰って、ガスで沸かして、入ってました。
 なつかし~思い出です。
 (何でもやるところは、父にソックリになってしまいました。)


 さて。
 温泉から出た子供たちは・・・



 目ざとく、カニを発見しました。



 バケツの中に入っています。
 
 こういう水場が、うちにも欲しいです。
 事務所の裏の石垣から、梅雨時期、地下水がわいてきます。
 (こういうのが、多すぎると危険ですが・・・)
 元・井戸のあった場所だからかもしれません。
 ど~にかして、貯め水などできたら・・・と、勝手に思ってる、妻!でした。



三千院の石垣。

2007-07-03 03:02:21 | 京の石垣。
 初めて三千院に行ったのは、11年くらい前です。
 学生時代、若!の家に遊びに行って、家から歩いていったと思います。

 それから、数度、訪問客が来るごとに、三千院へと出かけたような・・・
 沢山、というわけじゃないのですけど、行き慣れたお寺です。

 今回も、例に漏れず、大原に足を延ばしてくださった、小春ちゃんお母さん達を御案内しました。

 大原・三千院の魅力は、いろいろありますが。
 この時期の魅力は、何と言っても、庭の青々とした緑です。
 苔むした庭に、光が差し込み、幾重もの緑のグラデーションを奏でています。




(ひときわ人気のあった石仏様)


 三千院めぐりも終盤のころ・・・
 拝観入り口から言いますと、一番奥手に、妻!好みの立派な石垣が目に入りました。





 朱雀門です。
 実は、こちらが三千院の正門だそうで・・・

 よく考えると、納得。
 まず入って、お庭が見える、のが通常ですもんね。
 
 この赤い朱雀門は、三千院本堂や往生極楽院の側から見ると、お庭の良いアクセントになっています。
 けど、通常は閉ざされているせいか、立ち止まって見る見学者も無く、こうやって近くで見ると、地味な感じでした。


(朱雀門の側から見る、極楽往生院)


(三千院めぐりの最後、最初に入る御殿門の裏側に来ました。)

 この御殿門(観光門前道に面している・・・)と、朱雀門(呂川)の側面。
 意識してみると、ほんとに凄い石垣でした。
 
 なぜに、寺院にこのような立派な石垣が作られたのか・・・
 ふつふつと疑問が沸いてきました。

 パンフレットや看板などにも、特に説明は無く・・・というか、三千院の石垣についての文献を見た事は無いです。(ガイドブックなどでも)
 三千院が、あまりにも歴史的に古く、庭園(と、文化財)が有名であるから、特に脚光を浴びることなく、過ごしてきたせいでしょうか。

 ネット検索で・・・
 「三千院」と打つと、膨大な数、ヒットしましたが。
 「三千院 石垣」「三千院 穴太積み」で検索すると、数少なく・・・
 それでも、う~ん、とうなずける資料が出てきましたので、ここに、参考文献として掲載します。



(参考文献 その1)

●「穴太衆と大原三千院」
    穴太衆(あのうしゅう→石工の技術者集団 安土城の石垣で有名)

    応仁の乱の頃、戦乱続きの京都では寺社でも防衛手段として
    石垣を作ったそうです。一見、戦国とはあまり縁のなさそうな
    京都大原三千院でも、穴太衆の野面積み(のづらづみ(穴太積))を
    今でも見ることができるそうです。これから三千院にいかれる方は
    是非見てきてください。("いろは"は昔行きましたが知らなかった・・・うぅ)

戦国武将グッズ_安土桃山通販 メールマガジン安土桃山通信より


(参考文献 その2)

●御殿門・・・石階段の急斜、石積壁により折れ曲がり入る仕組みは、後世の城郭の基源であることを悟らす。
 正門は朱雀門。

京都の日本建築より

 
 以上の参考文献と、三千院パンフレットの表文を併せ持って、「三千院の石垣・如何」について、考えてみましょう。


 (三千院パンフレットより)

 創建は伝教大師最澄上人(767~822)が比叡山延暦寺建立の際、草庵を結ばれたのに始まります。
 別名、梶井門跡・梨本門跡とも呼ばれる天台宗五箇室門跡の一つで、当院は皇子、皇族が住職を勤めた宮門跡です。
 
 三千院ホームページを御覧になるとよく分かりますが・・・
 

 gooのウィキペディア検索にも・・・こんな記事が。

 出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂本の梶井門跡は1232年(貞永元年)の火災をきっかけに今の京都市内に移転した。洛中や東山の各地を転々とした後、1331年(元弘元年)に洛北船岡山の東麓の寺地に落ち着いた。この地は淳和天皇の離宮雲林院があったところと推定され、現在の京都市北区紫野、大徳寺の南方に当たる。船岡山東麓の梶井門跡は応仁の乱(1467年-1477年)で焼失し、以後、大原の政所が本坊となった。1698年(元禄11年)、将軍徳川綱吉は当時の門跡・慈胤法親王に対し、御車道広小路に寺地を与え、以後近世を通じて梶井門跡はこの地にあった。寺地は現在の京都市上京区梶井町で、跡地には京都府立医科大学と附属病院が建っている。


 三千院は、宮門跡という特質、プラス、応仁の乱時の船岡山での門跡焼失の苦い歴史・・・により、こんなにも立派な石垣が築かれたのか・・・
 とにかく、立派な石垣がありますので、ぜひ皆様もお越しの際は、石垣にも注目してみてくださいね!


 
 

京都観光 その2  大原編

2007-07-02 10:50:31 | 京都観光に役立つ?話
 「京都観光 その1 洛中編」に続きまして、その2です。
 ああ~、早く書かないと、どんどんネタが古くなっちゃうぞ!
 6月30日、土曜日の出来事です。
 若!と子達3人、東京の小春ちゃんお母様御夫妻での京都観光です。

 さて。
 賀茂街道を抜け、静原経由で大原に到着した私達。
 観光参道を通りまして、紫蘇を作っている畑のところに駐車することにしました。

 

 草ボーボーです
 
 まあ、お買い上げいただく紫蘇の栽培風景を見ていただくのも、目的の一つでしたので・・・
 これで、一つ目的達成です。

 さて、一行は大原三千院門前へ。
 今宮のあぶり餅を食べたことで、余計に食欲の刺激された我々は、お寺見学の前に、芹生茶屋へ直行しました。
 (食べ歩きの旅ですから、満腹を避けるため、昼食の予定は特に立ててなかったのですが、やっぱりお腹が空いてしまいました。)

 芹生茶屋は、お宿の「芹生」さんの直営されているお店です。
 お宿のほうでも、料理をされてますが(京料理です)、今回は手ごろなお蕎麦を頂きました。

 

 大原で仕事しだして、10年経ちますが、芹生茶屋さんで食べるのは初めてです。
 (だって、家で食べますもん。)
 お店のしつらえは想像以上に広くて、ゆったりした空間。
 かつ、お子様メニューや、お子様椀も用意してくださり、安心できますし、店員さんも、子達のことを世話してくださる・・・とても良いお店でした。
 (こういうポイントは高いですよ!)

 味。
 同じ大原に居ますと、こういう評価は怖いものですが・・・
 (それに、近頃は良い蕎麦食べてるから、余計に自分の舌が怖い)
 とっても美味しかったんです!
 お蕎麦も美味いし、おつゆも美味しい!
 東京のお客様にも自慢できましたよ~。
 また、いきます。

 さて。
 ここらで、大人のお付き合いに飽きてきた・・・子達が、問題行動?を起こし始めましたので、若!と上の子二人は一旦帰宅・待機することになりました。

 小春ちゃん御夫妻と、妻!・赤子でのお寺めぐりです。
 三千院へ・・・

 

 新緑がきれい!
 だけども、あじさい祭り開催中だから、すごい人で・・・
 西陣散策を無事終えて、気の抜けた妻!・・・
 御夫妻の後ろを付いて歩いてました。

 とりあえず、写真は沢山撮ってきましたので、後ほど、三千院特集アップしますね~。
 (とにかく、素人が撮っても絵になります。)

 三千院を出てからは、一番奥の宝泉院へ。
 ここは、こじんまりしたお寺ですが、額縁庭園と血天井で有名です。
 たくさんのお客様でした。

 お寺に入って、お部屋に行くまでの、この長廊下の眺めが好きです。

 

 額縁庭園を眺めるお部屋は、満員御礼状態でしたが。

 

 見事!血天井の真下の席で、お茶を頂くことが出来ました。
 
 血天井とは・・・
 関が原の戦い前、徳川の忠臣たちが豊臣の大軍と戦い、自刃した・・・伏見城の遺構です。
 武将達の霊を慰めるため、供養のために、自刃した場所の床板を、天井にして祀ってあります。

 お寺さんが出てきて、その説明を・・・
 大変生々しく、迫力のある説明で、気温以上に涼しく感じた妻!でした。

 さて。
 自宅への帰りがてら、「そろそろ、華ちゃんのお母さんが来はる頃かな~。」なんて、話していたら・・・
 ちょうど、辻しばのお店に入ろうとしているお姿を発見しました。
 
 小春ちゃん母さん、華ちゃんのおかんさん、ごたいめ~んです。
 

 時間の関係から、さっそく、寂光院手前の大原山荘に向かいました。
 


 足湯カフェの待ち時間の間、寂光院門前までブラブラ・・・
 


 足湯に入りながら、おしゃべりしました~
 ワンドリンク付きです

 足湯。
 足がお湯に浸かるだけのこと、と思ってましたが。
 これが、気持ち良いのなんの。
 温泉は、けっこう温度高い目にしてあるんですね。
 全身浸かっている様な良い気持ち。
 
 足が気持ちよくて、口はアイスコーヒー飲んでるんだから、とても変な感じです。
 (要は眠たくなってくるのです。)
 無精者の私は、全身浸かるより、体拭かなくて良いし、足湯のほうが気軽に入れて、好きかもしれません。
 命の洗濯でした

 こちらも、後ほど、特集アップしますね。
 (温泉の由来など)

 京都観光、後半はもうすっかりお任せ状態で、気の抜けてしまってた妻!でしたが。
 思いっきり楽しんで、あっという間に過ぎた一日でした。

 帰り際、我が家のつたないゴーヤのカーテンなど見ていただき、一同帰路へとついたのでした。
 小春ちゃんお母様御夫妻を出町柳までお送りし・・・
 (華ちゃんのおかんさんは、原チャリでお越しになってました。)
 
 我々は、北白川のドンクでパンを買い、食らいつきながら、大原まで帰りましたとさ。
 若!は、晩、大原青年会の立ち上げで、もう一働き!してました。
 ごくろ~さん!

 小春ちゃん母さん、東京の方だから、めったに会えない・・・
 だから、とっても寂しいはずなのだけど。
 そうでもない・・・
 のは、きっと、ブログで毎日お話しているからでしょうね。
 
 ブログという、新しく便利な情報ツールに乾杯
 ありがたい!の一言でした。 

 
 

京都案内 その1 (洛中編)

2007-07-01 07:17:42 | 京都観光に役立つ?話
 いつもコメントくださる小春ちゃんお母さんが、今、御主人と一緒に、京都に遊びに来ていらっしゃいます。
 その目的は、大津のお寺の精進料理を頂くことだそうですが、その前日の昨日、私達と会ってくださることになりました。

 小春ちゃん母さんは、もともとは、辻しばの赤紫蘇を購入してくださったお客様です。
 梅干用に購入されて、大変気に入ってくださり、御自分のブログで御紹介、我がブログにもコメントくださいました。

 そこから、ブログのお付き合いが始まったのですが・・・
 (小春ちゃん母さんは、ブルテリア犬の小春ちゃんのお母さんです、小春ちゃんとの生活のあれこれをブログで紹介されてます。)
 ワンコと赤子の生活って、なんか似てるんですよね。
 予防接種があったり、いろいろな・・・お世話があったり・・・
 「ああ、うちと一緒や」と思うことがしばしば。
 私は、ワンちゃんとの生活は一度もないのですが、みょ~に親近感覚えました。
 
 それに、小春ちゃんお母さんは、料理教室の先生。
 教えてもらうことが一杯です。
 
 それはそれは・・・
 もう、お会いできるのは、夢のようなことなのでした。
 
 とはいえ、初めてお会いしたのは、3月の若!の横浜催事の時。
 家族には、かなり強引なこじ付けをして(あ~、単に行きたいのがバレバレ!)、同行。
 小春ちゃんお母さんの料理を頂いたり、横浜を案内していただいたり・・・
 とても楽しく過ごしました。


 と、長い前置きになりましたが。

 そこで、本日、京都案内です。
 土曜日のため、子達3人も同行。
 でっかい車でないといけませんので、おじいちゃんの車を借りて、若!の運転で出かけました。

 9:30 二条城見学を終えた、小春ちゃんお母さん御夫妻と合流。
 そこから5分ほどの、下立売・智恵光院西入る?にある「山中油店」さんに行きました。

 

 山中油店さんは、古くから油全般を取り扱われてきたお店で、私の好きなベンガラなどの自然塗料の造詣の深いお店です。
 (というか、昔から普通に使われてきたのですね)
 お料理専門の小春ちゃん母さんのお買い物はもちろん、私も、家で切らしているごま油とオリーブオイルを買いました。

 ここの食用オイルは、(たぶん)すべて味見が出来るよう、すでに小皿に出して、並べてありました。朝早くから、素晴らしい接客です。
 (このへん、辻しばも見習わなくてはいけません、太っ腹!)
 
 ちなみに、油をぺろぺろ舐めるから、といって、そのことで太るとは考えてません。
 もちろん、一グラム9カロリー、非常に熱量が高いわけですが・・・
 要は取りすぎが悪いわけで、適度な摂取は、体の健康を促します。

 特に、オリーブオイルは、オレイン酸やったか、多くて、摂取すると、腸のぜん動運動を活発化させるそうです。
 朝に大さじ2杯の摂取が理想だそうです。
 (これは、雑誌で見たんですけどね。)

 油の摂り過ぎが気になる方は、晩御飯では摂らないとか・・・、揚げもんは止めるとか・・・(高熱調理で油は変化します)、されたら良いのでは、と私は思っています。


 すんません。
 講釈たれてしまいましたが・・・
 んなわけで、山中油店さんでは、ごま油と一緒に、レモンオリーブオイルを購入しました。
 (本日、妻!のお気に入りです。)
 

 その後・・・
 小腹の減っていた一行は(私だけかもしれませんが)、店員さんの勧められるまま、すぐ近くの「ショップ&カフェ 綾綺殿」に行きました。
 ここは、町家のお店です。
 入った瞬間、なつかし~気分になりました。
 (懐かしさに浸っているので、画像なし。)


 (狙っている、赤子の手が入ってるなあ~)

 富士酢で有名な飯尾醸造さんの「はちみつ入り紅芋酢」をお水で割ったドリンクを頂きました。
 こういう飲み物は、毎日お風呂上りに飲んでいる妻!です。
 体に良いのか・・・実感はありませんが、甘すぎず、後味さっぱりで、大好きです。



 OH!
 おくどさんに、じんとぎのだいどこ。(で合ってますか?)
 おくどさんを見ると、おばあちゃんを思い出します。
 もう、20年位前に取り壊しましたが、よくおばあちゃん家で、かまどで料理していたものでした。
 
 このカフェ、確か、うみうまさんのブログで御紹介されてたような・・・
 たまたま、軽い気持ちで入ったお店でしたが。
 特集組んでも良いくらい、良いお店でした!

 その後、うみうまさんの家に、以前から渡す予定だった頂き物のオリーブオイルのお裾分けをしに、寄りまして・・・
 車は、千本通りを北上。
 北大路通りを横切ってから、仏教大学のキャンパスが見えるあたりから、今宮通りに入り・・・
 
 今宮神社門前、天下のあぶり餅、「かざりや」さんに行きました。
 北大路通り沿いにある大徳寺の裏手にある、今宮神社。
 ここら界隈を「紫野」と呼びます。

 カメラを車の中に忘れて、画像が無いのが少し残念でしたが。
 あぶり餅7人前、混雑時でも確保できるように、きちんと予約しておきましたから・・・
 庭の見える、素敵なお部屋に通してもらいました。
 (このお店も、町家だそうですから、雰囲気のあるしつらえです。)
 
 あぶり餅。
 実のところ、私は、京都で一番美味い食いもんだと思っています。
 きっと、京都に出てきてから、大方真っ先に食べに行ったところだから・・・余計にインパクトが強かったんだと思いますが。
 やっぱり、美味しかったです。

 予約の電話の時から、我々庶民と空気差の無い、感じの良い応対でしたので、とても楽しみでした。
 着くと、やっぱり気さくな感じで、居心地良かったですよ。
 今時のタクシー観光?の修学旅行生も食べに来ていて、実にほほえましかったです。
 (そういえば、以前のタイ料理のイーサンに行った時も、修学旅行生がいました。)
 きっと、彼らの、「今まで食べた中で一番美味い(変わった?)食い物」になることは間違いなかろう・・・

 で。
 あぶり餅について、ですが。
 画像が無いので、実に説明しにくい・・・
 早く、小春ちゃんの母さんのブログでアップして欲しいです。
 (すぐに、リンク貼り付けますね~。)



 ・・・・このあと、あぶり餅についての説明を書いていたのですが、わがミスで消失・・・割愛させていただきます・・・・

 あぶり餅のお店を出てからは、目と鼻の先にあるお店、和菓子の御倉屋さんに寄って行きました。
 今宮神社から北上して、3つ目の信号くらい・・・玄以通りを右折して、すぐのお店です。
 (ここらが紫竹界隈です。)
 ここで、電話予約しておいた「旅奴」を引き取ってから、大原に向かいました。

 上賀茂神社からは賀茂街道を通り、静原越えすると、すぐに大原に到着します。
 大原からは、車から降りて、観光参道を通って、三千院に向かいました。


 ・・・・その2 大原編に続く・・・