京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

インフルエンザ予防接種

2006-10-31 20:16:38 | 子供の病気
 今日、赤子の風邪を見てもらうついでに、私もインフルエンザの予防接種をしてきました。
 おかげで、(副作用からか)、「風邪ー!」って感じの体のだるさです。
 3500円なり。
 安いか、高いか。

 去年は、忙しさにかまけて、しませんでした。
 ほしたら、子供の風邪がうつって、寝込みました。
 関節ピキピキから始まり、38度の熱が出、何日も下がらない・・・
 一生このままかと思いました。

 そのとき、赤子、1ヶ月未満。
 寝不足、プラス授乳全盛のため、薬も飲めない。
 もー、これはだめだ!、というときに、家族に一切の世話を任せ、寝ずっぱりしましたら、何とか治りました。

 マインドコントロールで、「私は絶対インフルエンザじゃない!」と頑張ってましたが、後から考えると、どうも、そんな感じで。
 他の家族も、ひどかったですもん。
 後からのほうが、きついんですね。
 おばあちゃん、年の暮れから正月明けまで、ずっと寝込んではったし。

 注射打ってた、お父さんと、長男だけは、一日だけの発熱でおさまりました。
 やっぱり、かかっても、軽くで済むみたいです。

 というわけで、今年は早くに済ませました。
 子供たちも、今度のお休みに。
 注射の上手い先生だけど、泣いて暴れるんでしょうねえ。
 大変だ。

南京豆

2006-10-31 16:20:05 | 妻!の料理
 今朝、従業員さんから、南京豆をいただきました。
 ピーナツです。

 夏ごろから、「ああ、ゆでたピーナツ食べたいなあ。琵琶湖に行ったら、ピーナツ掘りするとこあるんですけど。」と、ブツブツ言っていたわたくし。
 お店では、おつまみ用ピーナツみたいな加工品しかありませんよねえ。
 (ええ、生売ってあるで、とおっしゃったお方、それはとても恵まれた環境です。すぐ、我が家までお送り下さいませ。)
 
 それを聞いてくださってた、従業員さんが、自宅で栽培していたのを朝掘りして、持ってきてくださったのです。



 こんなの。



 掃除すると、こんだけになってしまうんですけどね。
 
 生まれてはじめて、生ピーナツ見ました。
 四万十川(沿い)歩いてて、正直無人市で、それらしきものが売ってあるのは見たことあるんですけど。(それも、10年以上前の話)
 本当の徒歩だったので、持ち帰ることもできず。
 
 なぜ、私が、これほどまでに、生ピーナツにこだわるのか。
 
 もう数日で二十歳になるという頃、クラブの夏合宿がありまして、奄美大島の下にある、請島という小さな島に行きました。
 奄美大島は観光の盛んな島ですが、請島は普通の島。
 おそらく、釣り客くらいしか訪れない。
 他に、他所から来た客のような人には出会いませんでしたし。

 ですから、会う人会う人、「どっから来たのー。」と話しかけてくださる。
 野良仕事の人、墓参りの人、保育園の保母さん・・・
 でもって、会う人会う人、茹でピーナツを下さったのです。
 どうも、冷凍庫に常備してあるらしく、殻つきのまま塩ゆでしたものを、ビニール袋に入れて、冷凍しておくようなのです。
 おそらく、この冷凍したものを、自然解凍させ、まだちょっと融けきってないものを食べるのが、格好のおつまみのようです。

 あちこちから、ビニール袋に入った茹でピーナツを頂き、あげくは、合宿の挨拶に行った区長さん宅にて、晩酌にあずかることとなったのです。
 茹でピーナツに、ビール。
 「なんきん」と言っておられましたね。

 「なんきん」とは、「なんきん芋」とのことか?と思うほど、茹でピーナツは、お芋のように柔らかく、ホクホクっとしておるのです。
 
 おつまみのいりピーナツのように、硬かったり、喉に刺さったりということはありません。
 そして、なにより甘みがありました。
 見かけは、どう見てもピーナツそのものなんですけど、それでも、しばらく、「なんきん」という名の、奄美特有の芋なのだと思いながら、いただいておりました。
 それほど、美味しかったのです。
 はい、忘れられないくらいに。

 いつか食べたい。
 そう思いながら、10数年。
 子供もでき、おばはんになった。

 奄美。
 たしかに、海がきれいだった。(ような気がする。)
 だけど、それよりも、茹でピーナツのほうが、印象に残っておるのでございます。