京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

はやとうり調理 パート3。

2008-11-16 17:39:57 | 妻!の料理
「はやとうり調理 パート2」の続きです。

2時間塩出ししてから
半日、陰干しとのことでしたが

干し始めたのが14時過ぎだったので
すぐに夜が来た・・・



干した効果があるかどうか怪しいので
最後は
キッチンペーパーで水気を吸い取りました。

要は
表面の水気が少ない方が
早く漬かりやすいとのこと。

それに合わせて
粕床?の仕込みをしました。



酒かす 600㌘に
酒 3分の2カップ
みりん 4分の1カップを振りかけて
一時間ふやかしたあと
すりつぶす作業

酒かすは
この間の伏見酒蔵開きでもらったもの
酒は
もったいなかったが
こちらの酒蔵出身の「豊祝」吟醸酒

親子?
兄弟?
粕漬けです。

しかし酒かすは
カチカチの板粕。
まだ、新酒ではなかったか・・・

年明けの酒蔵開きでは
カッテージチーズのような
柔らかい酒かすが購入できます。(たぶん)

(宣伝)
酒蔵開き日程:伏見銘酒協同組合
12月7日・来年1月31日・2月1日
京阪伏見桃山駅の近くです


粕床
酒かすと酒・みりんが馴染んだところで
砂糖60グラムを投入

本当はすり鉢でしっかりすりつぶした方が良いみたいですが
(漬かりやすいので)
相当~力の要る作業で
集中力が激変
こういうのは
フードプロセッサーでする方が良さそうです。

酒・みりんの量は
板粕の水分量で調節した方が良いと思います。

だいたい市販の奈良漬の粕床の硬さを参考にして
みりんを注ぎ足し
その分
砂糖を減らしました。

そうそう

皆さん、気になってるかもしれませんが
粕床には塩を加えていません。
本に書いてなかったからです。
とても塩を足したい気分に駆られましたが
あくまで本に忠実にやってみようと思います。
はやとうりから塩気が出てくると信じて
やってみたいと思います。



はやとうりを粕床に並べる作業

二段に並べて
粕床を
うりが見えないくらいに塗って
(足りなくなりましたが
冷蔵庫に入れて完成です。

ネットで調べてみると
このあと
重石をしたりとか
いろいろですが
簡単なので
冷蔵庫・重石無しでやってみたいと思います。



冷蔵庫で一日たったもの

見た目は良い感じです。

正直美味しい物が出来る自信がない!です。

カビが生えなかったらよしとするか
出来ることなら
このまま茶色くなるまで
1,2年寝かしてみようと思います。