京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

八瀬天満宮・ご近所さんです。

2008-03-07 21:45:34 | 京の石垣。
八瀬。
言わずもがな、大原のお隣さんの集落です。
京都市内に出る時は、必ずここを通り抜けていくので、週に何回も通ります。
(仕事師さんは、一日に何回も・・・ですね

しかし。
通り抜けるだけで、降り立つことは、ほとんどありませんでした。
この十年・・・

でもね。
バレー部メンバーが2人居るので、最近は、練習の送迎時に寄るようになりました。

いつも、迎えに行く時に通る道は・・・
旧街道にあたるので、普段は通らない道。
お隣さんなのだけど、すごく新鮮!
私の大好きな石垣やベンガラの美しい家が沢山あります

その中でも、一番気になっていたのが・・・



八瀬(やせ)天満宮。
この集落の氏神さんです。



この入り口の石垣が何とも魅力的です。
(写真を撮った時点では気がつきませんでしたが・・・
 石垣の奥の碑のようなところに、野仏さん?沢山並んでました。)



100~200mほどある長い参道の両側には、棚田があります。
夏の・・・稲穂が青々と揺れてる風景も素敵でしょうね。



天満宮の南側に、秋元神社があるらしく。

江戸時代に・・・
比叡山との対立で廃止されかかっていた、八瀬の特権を保護してくれたのが・・・
秋元という名の、老中さん。
その偉業をたたえ、感謝して建てられたのが、この神社だそうです。
(ごめんなさい、歴史に詳しくないのがバレバレ

毎年行われる、赦免地踊りは、こちらで開催されるそうです。
(去年、若!母が呼ばれて行ったのですが、昔ながらの手厚い接待を受けて、驚いていました。)



なぜ、八瀬が赦免地になったのか・・・
ふる~い歴史がありまして。
その辺は、歴史ファンの方は、地名を聞いただけで、すぐにピーンと来られることでしょう。
(私の説明ではなんですので、ウィキペディアで・・・



神社参道から、八瀬集落を一望。

この撮影。
実は、メンバーさんを送っていった帰りに、ちょこっと車を停めて、撮りにいったんです。
ほとんど、観光客は来ない場所・時間ですので、怪しいこと、この上ない・・・
小走りに、そそくさと写真を撮って、帰って来ました。

今度は、もっとゆっくり散策しに来たいです。
子達と遊びにくるのが無難かな?

素敵な民家も沢山あるので、ご紹介したいです。

また月餅もどきを作りました。

2008-03-07 06:42:28 | 妻!の料理
今週の水曜日、木曜日のバレー部送別会にあわせて、お饅頭作りをしました。
先日に投稿しました月餅(げっぺい)の第二段です。

今回用意した白餡は、量が少なかったので、足りない分は、粒餡を使い・・・
さらに残った生地で、栗の渋皮煮を丸ごと使った栗饅頭を作りました。

今回は、二回目ということで、要領が分かってきて、それなりの工夫も出来。
あんこを生地でくるむ作業も、わりとスムーズに出来ました。

皆で食べるものなので・・・
裸のままでも良かったけど。
きっと残った分は持ち帰りになるから、包装もしていきました。



饅頭に、くるみ・胡麻の飾りがしてあるほうが、粒餡・栗入り。
何もないほうが、白餡・栗入りです。
丸っこい形のが、栗饅頭。

ちなみに、栗の渋皮煮は自家製です。
有効利用が出来て、ホッとしました



お饅頭の横のチェックの袋の中には、一緒に作ったサツマイモサブレが入っています。
ついで・気軽に作ったサブレでしたが。
焼時間が長く、じっくりと火を通すので・・・
結局、こちらに手間取ってしまい。

朝から晩まで、お菓子作りをしてしまったのでした。
(時給換算したら、いくらだろうか・・・)

お味のほうは・・・
というと。
実は、いまだ味見が出来ずにいるのです。

もちろん、焼き立てを何個かつまんでみましたが。
味が落ち着いて、調和されるのは、翌日以降なので・・・
まだ、そちらのほうは食べていません。

まあ、皆さん。
お別れ会で、初めての試みのお饅頭、ということで。
非常に物珍しがって頂きました。

目的は達成されたし、めでたしめでたし、かな。

伏見観光、本領発揮!

2008-03-07 06:24:12 | 京都観光に役立つ?話
伏見ネタ、まだ引きずってます。
すみません・・・

今回で最終章にしますよ。

伏見に到着後、買い物・公園・昼食を済ませた後、若!の売り出し現場に行って・・・
お店の後ろで遊んでいたのですが。

ずっと同じ場所で退屈してきた子達。
泣きわめいたり、喧嘩したり・・・
若!をわずらわせるので、少し近所を散歩することにしました。

売り出し現場の、伏見銘酒組合に面した、南北の通りを・・・
(ずっと南のどんつきに、京阪中書島駅があります。)
南に一本下がった通りを西に入って行きました。
(相変わらず、わかりにくいナビゲーションです。)

この界隈は、月桂冠や黄桜などの大手酒蔵がありまして。
すぐ傍に宇治川派流(疎水みたいなの)が流れており、シーズンには観光船・十石舟が運行・・・
とても風情ある通りです。


(「伏見夢百衆」の建物)

ここでは、定期的に、利き酒付き・落語寄席が行われています。
出演は、桂米朝一門の若手落語家の方。

どうも、ここらが伏見観光のメインロードらしい・・・
ゆっくり散策したいなあ、と思った矢先。
次男が、いつもの如く、「おしっこ~」と行って、騒ぎ出しました。

トイレを探さなきゃ!
とりあえず、後ろに戻るのは嫌だったので、前に進むことにしました。

黄桜カッパカンパニーの駐車場を横目に見ながら、トイレ探し。
トイレトイレ・・・

と、たどり着いたのが、こちら。



旅籠 寺田屋

そうです。
幕末、「寺田屋騒動」の舞台となった、あの寺田屋です。
(実は、あまりよく知りません
幕末オンチの私でも、寺田屋の名前はよく知ってましたよ。

さて。
観光地だから?、トイレがあるのでは、と寺田屋横の敷地に入ってみたのですが。
外には、ありませんでした。
碑や小さな祠があるのみでした。

寺田屋の中は拝観できますが、小学生未満は無理でした。
まあ、仕方がないですね。

で。
この、トイレトイレとうろうろしていた庭のような所・・・
実は、もともとは、寺田屋はこちらの敷地に建っていたのだそうでして。
戊辰戦争の緒戦「鳥羽伏見の戦い」の際に、被災。
隣の敷地に移動したのだそうです。



(竜馬通り商店街入り口)

十字路の、矢印方向(西)が寺田屋。
その反対側(東)が、私達の来た道。
上下(南北)、上に向かっていくと、先の投稿で紹介した油掛通りや、なやまち商店街があります。

下(南)に向かうと・・・
すぐに小さな橋があって、下に観光船の運航する宇治川派流が流れています。
その先に、公園と公民館。

次男
公園の公衆トイレで、無事に用を足すことができました。
良かったね。

公民館では、餅つき大会をされていて。
和やかなムードでした。

私達は、竜馬通り商店街を抜けて、油掛通りに出て。
先投稿の和菓子屋さんで、最中を買って帰ったのでした。