京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

むすびの「むさし」の包装紙。

2008-03-24 21:27:46 | 妻!日記
広島で、美味いムスビといえば、十中八九、「むさし」のおむすびのことです。
(ねえ、ワニさん。)
(十中十、ですかね、他に無いから・・・)
お店で、握りたてのおむすびを食べるのが最高ですが。
持ち帰りで、出来立てお弁当を楽しむのも、また一興です。

先日の最中(もなか)記事で頂いた、ワニさんのコメントが気になって・・・
広島に帰ってから、姉に買ってもらった「むさし」のおむすびを食べました。

「やっぱり、美味し~

たぶん、握り具合の良さと、絶妙な調味具合が、美味しさの秘訣でしょうが。
やはり、お米が良いんでしょうね。
(いつも、産地直送!のお米を食べているけど、こちらのおむすび、違和感なかったです。)

さて。
問題の包装紙。
(いえね、ワニさん、最中買ったお店の包装紙が、むさしの包み紙と似ている、とおっしゃってたので。)


(表)


(裏)

あ~、なるほど。
ちょっと違うけど、市内の観光地図が出ているところは同じですね。
思わず、包み紙見てしまいますもんね。

故郷を後にする、広島県人にもタマらない演出です。
(ちなみに、帰京の際にも、新幹線構内で買って、食べました。)


(市内・中心図)

カープ本拠地の市民球場・原爆ドームも、中央左側に載っています。
リーガロイヤル・基町クレド・本通ヒルズは、新参者です。
本通ヒルズは、当然東京六本木ヒルズのばったもん(怒られそうだ!)です。
(怒られそうだけど、あの二つのヒルズの後に出来たのは確か・・・)
でも、新しいものはすぐに吸収・消化するのが、広島県人の良いところです!
いったい、どんなビルなのかは、まだ行ったことがないので分かりません。
(以前は、陶器屋さんでした。)

さて。
この包装紙の、一番気になったところとは・・・



広島方言のコーナー。
昔からあったな。

かなり死語に近くなってきた広島弁。
広島は、東京文化が強いし・・・
市内は転勤族が多いため、(イントネーションはともかく)語面(ごづら)は標準語を使う若者も多くなりました。

ぐつがわるい・がんす若者は使いません。
父母世代が使うのを聞いたことがある程度。

いなげな・ええたい若者同士では、あまり使わないかも。
父母世代と話す時は、私も使います。

しんさい使ってます。
他県人には、かなりキツく聞こえるかも。
優しく言う時は、「しんちゃい」になります。

みてる・いびせえもはや、父母世代

ほいじゃけえ普通に使ってます。
(例)「ほいじゃけ~ゆうたじゃろ~」(だから、言ったでしょ)



やねこい若者は「しんどい」の方が多いです。
(例)「やねこいのー」・・・私も、家では言います。

はしる・にがる死語に近い・・・
年寄り世代が使うくらいでしょう。

わやよく使うけど、広島を出てからは使わなくなりましたね。

ちいと・えっと一番よく使います
特に、「ちいと」は広島を出てからも、つい出てしまいます。
標準語でしゃべっているつもりでも、「ちいと」と言ってしまい・・・
「えっ?」と聞き直されて、はっと気がつくことがあります。
(つい、先日のこと)

その他・・・

おらんあれ?、これは方言だったんですか?
普通に使ってますよ。
でも、いつも、広島出身ってばれるの、もしかして「おらん」のせい?
イントネーションも抜けません。

もちろん、広島弁が嫌なわけじゃないんですが。
一生懸命隠そうとしていて、バレた時は、なんで?と思います。



話が脱線してしまいました。
むさしの話でしたね。

まあ、その昔。
田舎に住んでいて、ロクに楽しみもなかった頃。
何かのお土産で、むさしのおむすびを貰った時とかは、嬉しかったな~。
大人になってからも、特別な存在です。

広島にて、町家?発見。

2008-03-24 12:03:51 | 妻!日記
広島市郊外にある、わが実家。
広島市といっても、約30年前に合併されて編入してきた地域ですから・・・
独立した町として、独特の雰囲気があります。
(ベッドタウンですから、新興住宅やマンションが進出してきて、雑多な感じですが)

その昔は、かもじ(かつら)の一大生産地として、繁栄していたらしいです。
わが実家から、少し歩いていった先に、昔のメインロード?があります。

そこには、昔の商家などが立ち並んでいて、さながら小京都。

次男(単独)のお散歩でしたから。
メインロードまでたどり着けませんでしたが。
(100円ショップに行こうと行って連れ出したので・・・)
入り口の、懐かしい雰囲気が残る一角まで行って来ました。



意図的に、こんなにコテコテにしてあるのか・・・
それとも、本当に昔のままホッタラカシなのか・・・
分かりませんが。
マニアが見たら、そっくりそのまま、盗って逃げたいような、レトロハウス!



昔の薬局跡のようでした。
お決まりの、オロナミンCの看板もあったりで、ナイスでした!
(て、やっぱり、どなたかコレクターがお買い上げになったハウスなのか?)



レトロハウスの二軒となりくらいの花屋さん。
(奥に、花屋さん所有?のレトロハウスもあったような気がします。)
と、昔、かもじ生産の洗い場になっていた川。

さて。
わが実家から、レトロハウスまでの道のりで、次男が退屈してきたので。
仕方なく、100円ショップ方面まで「戻る」ことにしました。
(ええ、完全に脱線していましたとも。)

その途中で。



こ~んな所にお寺があるのね。
と思って、立派なお家をカメラで撮ったのですが。
よく見ると、お花の先生か・・・個人のお宅でした。



石州瓦の立派なお宅でした。

広島市内では、モダンハウスが多いので、あまり見かけませんが。
ここら郊外から山手にかけては、石州瓦の立派なお宅が多いです。
いつか、またドライブした際にでも、写真を撮ってきます。
(本当にすごいですから。)