今朝、友人から三浦半島の大楠山に行った人のブログで、タシロランの写真が載っているのを転送して頂いた。タシロランって、全然知らなかったので、検索したら、なんと明治神宮にも生えているというブログが見つかった。今年は6月の終わりごろに見たというものもあった。10日くらいしか咲かないそうだから、もう終わっているだろうとは思ったが、もしかしたら少し残っているかな?
午前中は眼科検診で、瞳孔を開いたので、雨が上がって日が射して帰りはまぶしかったが、昼食後雨も止んでいたので、新宿に出る用事があったついでに明治神宮に行ってみようと思いついた。新宿で、雨の心配もあったのに、軽いヤッケしか持って来ていなくて、ビニール傘を買ったが、小さめの方にしてしまって、後で後悔。
新宿で用事を済ませて、ホームに出たら、雨が降り出していた。あらー!まだ本降りではなかった。原宿に向かったつもりが、中央線の方に乗り込んでしまって、代々木から歩くことにした。
代々木から行ったこと、大昔にあったかもしれないが、記憶に残っていない。案内板を見て東に歩いたら、大通りが曲がるところで、右手に坂を登ると鳥居があった。東門というのかな?
手前に植えられていたオニユリ
それから参道沿いにも見かけることもあったというので、目を凝らして歩いたが、それらしいものは見つけられなかった。
御苑の北門入り口にたどり着いて(今はこちらしか開いていない)、明治神宮のホームページにマヤランも10日に咲いていたと書かれていたので、何かご存じかなと思ってお聞きしたが、ご存じなかった。
ともかくも中に入って、南池の方に向かった。雨脚がだんだんひどくなってしまって、こんな日は人がいないかなと思ったら、女性が1人で歩いていたので、ご同類もいるようでちょっと安心。
南池に近づくと、白い花がすごく目立っていた。花ショウブの時に比べて、ハスの花は大きくなっているみたいだった。ピンクの花は余り見られなかった。
雨に打たれた池も風情があって良かった。
それから菖蒲田の方に足を延ばした。青々した菖蒲田と周りの森が雨に煙る情景もなかなか素敵だった。雨に霞む東屋に休憩している人がいるようだった。
雨が酷くなって、清正の井戸までは行かないで、つつじ山の方にでて、足元に何か花が咲いていないかなと、また目を凝らしたが、花は見られなかった。
そして間もなく北門に戻った。
それから本殿の方に向かったが、雨はどんどんひどくなって、雨に濡れないように小股で歩いたが、傘が小さくて、スボンの裾の方は相当に濡れてしまった。大きい方を買っておけば良かったと後悔した次第。ただ風がなかったので、ビニール傘が壊れるようなことがなくて良かった。
クスノキが本当に大きいですね。
屋根の下のベンチに休憩している外国人などの姿も見られた。私もベンチが空いていたら、座って雨が小降りになるのを待ったけれど、ベンチは空いていなかった。
遠くからお参りして、雨に濡れた建物の写真を撮って、原宿に向かった。その道々も探したが、残念ながら見つけられなかった。
この神宮の森(正確には植林したところだから林になるそうだが)が100年前には草地で何もなかったなどとは思いもよりませんね。すっかり自然の森になっています。落ち葉が積もればこそのタシロランとか他の野生のラン類なのでしょう。
雨の合間の散歩のつもりが、土砂降りの中の散歩になりましたが、清々しいひと時でした。