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『Touch~孤独から愛へ』いよいよ折り返し点をむかえた今週は
11月5日 福岡講倫館高校(福岡)
6日 本庄高校(宮崎)
7日 大分中学・高校(大分)
8日 御船高校(熊本)
での公演でした。
福岡講倫館高校
場所はももちパレス。
毎年2年生のみの鑑賞で昨年に引き続いての上演でした。
以前の上演を含めると『Touch』は3度目。
ご担当の村上英司先生から「自分たちの生き方や夢について考える有意義な時間にしてほしいと思います。」という生徒さんたちへのメッセージで開演。
全800席の中の300人でゆったりとした空間、やわらかい感性が向けられていました。
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終演後には5人の演劇部と3人の希望者にバックステージツアー。
ハロルド役、柳瀬の説明を熱心に聞きながら舞台装置や道具類に見入っていた生徒さんたち。
この学校で毎年人権に関する講演会で講師をしており、トリート役佐野の友人でもある”脳性マヒのマジシャン”(写真向かって左)森裕生さんを先生方がご招待して下さっていました。
↑座談会終了後の1枚
座談会にいらした先生から「包み込むという意味で、ハロルドに女性性を感じました。」と感想をいただき、柳瀬も包み込むということはハロルドを演じる上では意識しているとお答したそうです。
男くさい作品に対し、女性ならではのご感想が伺えました。
本庄高校
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本庄高校体育館、さすが南国宮崎!半袖で作業ができるほどの陽気で生徒さんたちも元気いっぱいで目の前に出来上がった舞台空間歓声を上げながらにぎやかに入場、そして上演中は終始ハッキリした反応を返してくれました。
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終演後は2年1組のみなさんとバドミントン部の生徒さん2人が有志で手伝いに来てくれました。
舞台装置を見たいと急きょ舞台見学が始まり、本当に細かいところまでみんなが興味を持ってくれて装置に上ったり、小道具を手に取ったりしながらその感触を楽しんでいました。
そして何と!校長先生は「58年間ではじめて泣きました。」とおしゃっていたそうです。
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トラックの駐車位置が体育館からちょっと距離があったのですが、みなさんに手伝ってもらってとても助かりました。
ありがとうございました。
大分中学・高校
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こちらは今年7月20日にオープンしたばかり、白さが際立つ複合施設ホルトホールでの上演でした。
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全校1000人の生徒さん。
中学生と高校生、全体で6年間幅のある年齢層の客席は、真新しい場所でこれから初めて展開される『Touch』への期待感が高いことが舞台装置を見て「わあーっ」と笑顔になったり、指をさしながら隣の友達と話している姿から伝わってきました。
そのままの期待を乗せた大きな拍手をもらい開演。
トリートとフィリップのやりとりを楽しみながら、そしてハロルドにはすっと集中してくる流れが1000人の生徒さんの隅々まで行き渡っていました。
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ホルトホールのロビーに展示してあった大分高校書道部の作品。
かなりの大判でとても迫力があり、生徒さん達の勢いと力強さと信念を感じました。
御船高校
今週最後は、ちょうどツアーの中日!
御船高校体育館での上演となりました。
人数は600名。
ご担当の上原先生は、朝、私たちが到着した時から開演までのあいだ、お時間のある限り体育館に足を運ばれ作業をご覧になり、開演前にはその様子を生徒さんたち全員に伝えて下さいました。の
おだやかな印象の生徒さんたちは、登場人物と一緒に笑ったり、疑問を持ったりしながらもしっかりとその出来事を見ているというものを感じさせてくれました。
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終演後は図書委員(彼らは朝の搬入も手伝ってくれました!)とハンドボール部の生徒さんたちが搬出を手伝ってくれました。
集合している後ろで部活をしているのがハンドボール部のみなさんです!
今週も「いつもそばにいる家族や友だちを大切にしたいと思いました。」という感想を多く聞きました。
大分高校書道部の書にあった”絆”、東日本大震災以来よく耳にする言葉のひとつだと思います。
普段あまりにも普通にそばにありすぎてなかなかわからない失くして初めて感じたり、気づいたりするもののひとつでもあると思います。
トリートとフィリップの兄弟の”絆”、そして余所者であるはずのハロルドがふたりと築いたとても強い”絆”、ハロルドがもうひとつの世界に旅立った時、それは永遠のものになります。
しかし、永遠のものになってしまう前の”今”、今を共に生きているかけがえのない存在の中にある”絆”を発見することは生きていく上での大きな力になると思います。
だから今、”絆”なのだと思いました。
『Touch』を通して生徒さんたちが自身で見つけ出したものや感じたものが、生きるパワーになることを信じて、願って、これからのステージを続けていきたいと思っています。
文:仲村三千代
11月5日 福岡講倫館高校(福岡)
6日 本庄高校(宮崎)
7日 大分中学・高校(大分)
8日 御船高校(熊本)
での公演でした。
福岡講倫館高校
場所はももちパレス。
毎年2年生のみの鑑賞で昨年に引き続いての上演でした。
以前の上演を含めると『Touch』は3度目。
ご担当の村上英司先生から「自分たちの生き方や夢について考える有意義な時間にしてほしいと思います。」という生徒さんたちへのメッセージで開演。
全800席の中の300人でゆったりとした空間、やわらかい感性が向けられていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/5c/8d8e95fd4d60399d85633a7c7f4cb423.jpg)
終演後には5人の演劇部と3人の希望者にバックステージツアー。
ハロルド役、柳瀬の説明を熱心に聞きながら舞台装置や道具類に見入っていた生徒さんたち。
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この学校で毎年人権に関する講演会で講師をしており、トリート役佐野の友人でもある”脳性マヒのマジシャン”(写真向かって左)森裕生さんを先生方がご招待して下さっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/79/bea0fa8251e8ba6908a5d0bfb523041e.jpg)
↑座談会終了後の1枚
座談会にいらした先生から「包み込むという意味で、ハロルドに女性性を感じました。」と感想をいただき、柳瀬も包み込むということはハロルドを演じる上では意識しているとお答したそうです。
男くさい作品に対し、女性ならではのご感想が伺えました。
本庄高校
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6f/7625216393c9ea2aac32655008a787b8.jpg)
本庄高校体育館、さすが南国宮崎!半袖で作業ができるほどの陽気で生徒さんたちも元気いっぱいで目の前に出来上がった舞台空間歓声を上げながらにぎやかに入場、そして上演中は終始ハッキリした反応を返してくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/72/2925c3d9e1e8871351e3fe0f238dae15.jpg)
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終演後は2年1組のみなさんとバドミントン部の生徒さん2人が有志で手伝いに来てくれました。
舞台装置を見たいと急きょ舞台見学が始まり、本当に細かいところまでみんなが興味を持ってくれて装置に上ったり、小道具を手に取ったりしながらその感触を楽しんでいました。
そして何と!校長先生は「58年間ではじめて泣きました。」とおしゃっていたそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/49/6d6a94a3ffed26db3300a32fb2117281.jpg)
トラックの駐車位置が体育館からちょっと距離があったのですが、みなさんに手伝ってもらってとても助かりました。
ありがとうございました。
大分中学・高校
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こちらは今年7月20日にオープンしたばかり、白さが際立つ複合施設ホルトホールでの上演でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/76/e3cf6e1482641e8af9fb276dba68e8a4.jpg)
全校1000人の生徒さん。
中学生と高校生、全体で6年間幅のある年齢層の客席は、真新しい場所でこれから初めて展開される『Touch』への期待感が高いことが舞台装置を見て「わあーっ」と笑顔になったり、指をさしながら隣の友達と話している姿から伝わってきました。
そのままの期待を乗せた大きな拍手をもらい開演。
トリートとフィリップのやりとりを楽しみながら、そしてハロルドにはすっと集中してくる流れが1000人の生徒さんの隅々まで行き渡っていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/5f/e3339a444349a4697cb707b5f87746bb.jpg)
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ホルトホールのロビーに展示してあった大分高校書道部の作品。
かなりの大判でとても迫力があり、生徒さん達の勢いと力強さと信念を感じました。
御船高校
今週最後は、ちょうどツアーの中日!
御船高校体育館での上演となりました。
人数は600名。
ご担当の上原先生は、朝、私たちが到着した時から開演までのあいだ、お時間のある限り体育館に足を運ばれ作業をご覧になり、開演前にはその様子を生徒さんたち全員に伝えて下さいました。の
おだやかな印象の生徒さんたちは、登場人物と一緒に笑ったり、疑問を持ったりしながらもしっかりとその出来事を見ているというものを感じさせてくれました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/64/99c697c890bb086eaea1e425db3b552e.jpg)
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終演後は図書委員(彼らは朝の搬入も手伝ってくれました!)とハンドボール部の生徒さんたちが搬出を手伝ってくれました。
集合している後ろで部活をしているのがハンドボール部のみなさんです!
今週も「いつもそばにいる家族や友だちを大切にしたいと思いました。」という感想を多く聞きました。
大分高校書道部の書にあった”絆”、東日本大震災以来よく耳にする言葉のひとつだと思います。
普段あまりにも普通にそばにありすぎてなかなかわからない失くして初めて感じたり、気づいたりするもののひとつでもあると思います。
トリートとフィリップの兄弟の”絆”、そして余所者であるはずのハロルドがふたりと築いたとても強い”絆”、ハロルドがもうひとつの世界に旅立った時、それは永遠のものになります。
しかし、永遠のものになってしまう前の”今”、今を共に生きているかけがえのない存在の中にある”絆”を発見することは生きていく上での大きな力になると思います。
だから今、”絆”なのだと思いました。
『Touch』を通して生徒さんたちが自身で見つけ出したものや感じたものが、生きるパワーになることを信じて、願って、これからのステージを続けていきたいと思っています。
文:仲村三千代
とても迫力のあるプロの演技とお話に感動しました
これから生きてく中で、家族や友人など人間関係がこじれたりしたとき、今回の舞台を思い出せたらと思います
演劇はとても久しぶりに見たのですが、演劇の素晴らしさを改めて実感できました
このコメントが、8日にいらっしゃって下さった役者さんやスタッフさんにも伝わればと思います
素晴らしい演劇を本当にありがとうございました
演劇をみたのは初めてで、役者さんの演技力には迫力があり圧倒されました。
話に引き込まれ、見入ってました。
全てを見たとき、演目のTouch~孤独から愛への意味がわかりました。
今ある幸せを大切に、これからも頑張りたいと思いました。
素敵な演劇をありがとうございました。
役者のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございました。
これから皆さんが生きていく中で沢山の出会いがあり、そこでは時に意見がぶつかることも心が傷ついてしまうこともあるかもしれません。そんな中でふとした瞬間に『Touch』のことを思い出し、少しでも支えになってくれたらこんなに嬉しいことはありません。
そして、あの日の体育館で一緒に舞台を創ってくれた客席のあなたに僕らは感謝しています。
本当にありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう!
トリート役 佐野 準