『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』のツアー第2週目は、兵庫県、静岡県、岡山県、愛知県での公演が行われました。
各地、そして各学校で、芸術鑑賞の持たれ方やあり方の違いを感じ、また学校の特色や、生徒さん達の鑑賞の様子も本当に様々でした。
一回一回、その時、その場で、その瞬間に起こることを見逃さぬよう、旅は続いています。
伊丹北高校(兵庫県)
第2週目、最初の公演となったのは、兵庫県のいたみホールで行われた伊丹北高校の公演。伊丹北高校では毎年2年生が文化祭で演劇の発表をされているとのことです。
昨年舞台に立った3年生、そして来年には自分達も舞台に立つという1年生も含めて、舞台に注がれている視線はとても真剣でした。
とても静かな会場のなかで、時折みなさんから送られてくる視線や、空気感、柔らかな波を感じながらの公演となりました。
公演後は6月に文化祭が控えている2年生のみなさん、そして演劇部のみなさんと座談会が行われました。一緒にお話ししたことが、何かの役に立てばうれしいです。
今のメンバーで一緒につくる舞台は複製や再生不可能で、一度きりのものです。おそらく本番だけでなく、共に過ごす練習の時間、ひとりで考える時間も含めてたくさんの経験の場、貴重な時間だと思います。
演技の技術や、やり方だけでなく、クラスメイト、友だち、先生方との暖かい思い出となるような舞台をつくってください。
そしていつか「あの時、楽しかった」「普段には感じられないことを感じられたな」と思い返せる舞台になってくれることを心から願っています。
東海大学付属翔洋高校・中学校(静岡県)
東海大学付属翔洋高校・中学校の公演は、学校の講堂で公演が行われました。公演の前日から、演劇部・吹奏楽部・放送部のみなさんがお手伝いをしてくれました。
本番の午前中には高校2年生と3年生、午後は高校1年生と中学生のみなさんが観劇してくれました。午前中も午後も元気な生徒さん達で、ところどころ、みなさんが舞台を見ながら発している声や、友だちと話しながら鑑賞している様子が舞台にも伝わってきました。
また学校特有の礼儀正しさと、押し付けられていない自由な雰囲気も感じることができました。
東海大学付属翔洋高校では、2年前、2010年に現在もツアー中の『肝っ玉おっ母とその子供たち』の公演を観劇していただいています。覚えていてくれた生徒さん達も何人か話しかけてくれ、わたしたちも再会がとてもうれしかったです。
公演後には、演劇部との座談会、そして吹奏楽部・放送部のみなさんが撤去を手伝ってくれました。生徒のみなさん、そして先生方本当にありがとうございました。
吹奏楽部のみなさんと公演後の撤去の様子。
演劇部と行われた座談会。
玉島商業高校(岡山県)
全体がぐっと舞台に視線を注ぐ時の集中力がすごかった、玉島文化センターで行われた玉島商業高校の公演。
公演後生徒のみなさんとお話しすることはできませんでしたが、みなさんはどんな感想を持ってくれたでしょうか。
公演後には校長先生やご担当の先生方が控室を訪ねてくれました。公演後生徒会長さんがお話してくれたように、みなさんにとって演劇鑑賞という場は、高校生活ではめったにない機会ですね。親しい友達、先生方と一緒にひとつの物語を共有する時間、
その一日、その2時間のなかに、今後何か思い出したり、振り返ったりしてもらえるものがあったらうれしいです。
そしてみなさんがこれからいろんな人と出会っていくときに、「ひとつの出会いの形」として心にとどめてくれたらうれしく思います。
愛知県高校演劇連盟主催《愛知県・高校生のための演劇教室》
愛知県で行われた《高校生のための演劇教室》は、毎年、愛知県内の演劇部が集まる演劇鑑賞会。『ヘレン・ケラー』の公演は2日間、名古屋市青少年文化センターで公演が行われました。
7月には大会で各地域ごとに競うことになる演劇部のみなさんが、心をあわせてひとつの公演に向かう姿はとてもすてきでした。
実行委員会のみなさんは、様々な学校の生徒さんたち約60名ほどが集まり、「みんなで公演を有意義なものにしよう、成功させよう」という気迫が伝わってきました。
公演後にはバックステージ・ワークショップ、公開座談会が行われ、出演者やスタッフへの質問コーナーが設けられました。
たくさんの生徒さんが手をあげてくれ、時間が足りないくらいでしたね。ホームページにもたくさんの感想・質問をいただきました。
公演後に行われた、座談会。
公演後、舞台に残って俳優やスタッフに質問してくれる生徒さんもたくさんいました。
どうぞみなさんが演劇を始めた時の気持ちを忘れず、触れ合ったり、刺激しあったり、新しい自分、新しい相手を発見したりしながら、演劇を存分に楽しんでください。
公演の成功のためにがんばってくれた、実行委員会のみなさん、先生方、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!いつかまたみなさんと出会えることを、願っています。
公演のために頑張ってくれた実行委員会のみなさんと、乾杯!
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の公演はまだまだ始まったばかり。第3週目は京都府から、新しい出会いがまた始まります。
各地、そして各学校で、芸術鑑賞の持たれ方やあり方の違いを感じ、また学校の特色や、生徒さん達の鑑賞の様子も本当に様々でした。
一回一回、その時、その場で、その瞬間に起こることを見逃さぬよう、旅は続いています。
伊丹北高校(兵庫県)
第2週目、最初の公演となったのは、兵庫県のいたみホールで行われた伊丹北高校の公演。伊丹北高校では毎年2年生が文化祭で演劇の発表をされているとのことです。
昨年舞台に立った3年生、そして来年には自分達も舞台に立つという1年生も含めて、舞台に注がれている視線はとても真剣でした。
とても静かな会場のなかで、時折みなさんから送られてくる視線や、空気感、柔らかな波を感じながらの公演となりました。
公演後は6月に文化祭が控えている2年生のみなさん、そして演劇部のみなさんと座談会が行われました。一緒にお話ししたことが、何かの役に立てばうれしいです。
今のメンバーで一緒につくる舞台は複製や再生不可能で、一度きりのものです。おそらく本番だけでなく、共に過ごす練習の時間、ひとりで考える時間も含めてたくさんの経験の場、貴重な時間だと思います。
演技の技術や、やり方だけでなく、クラスメイト、友だち、先生方との暖かい思い出となるような舞台をつくってください。
そしていつか「あの時、楽しかった」「普段には感じられないことを感じられたな」と思い返せる舞台になってくれることを心から願っています。
東海大学付属翔洋高校・中学校(静岡県)
東海大学付属翔洋高校・中学校の公演は、学校の講堂で公演が行われました。公演の前日から、演劇部・吹奏楽部・放送部のみなさんがお手伝いをしてくれました。
本番の午前中には高校2年生と3年生、午後は高校1年生と中学生のみなさんが観劇してくれました。午前中も午後も元気な生徒さん達で、ところどころ、みなさんが舞台を見ながら発している声や、友だちと話しながら鑑賞している様子が舞台にも伝わってきました。
また学校特有の礼儀正しさと、押し付けられていない自由な雰囲気も感じることができました。
東海大学付属翔洋高校では、2年前、2010年に現在もツアー中の『肝っ玉おっ母とその子供たち』の公演を観劇していただいています。覚えていてくれた生徒さん達も何人か話しかけてくれ、わたしたちも再会がとてもうれしかったです。
公演後には、演劇部との座談会、そして吹奏楽部・放送部のみなさんが撤去を手伝ってくれました。生徒のみなさん、そして先生方本当にありがとうございました。
吹奏楽部のみなさんと公演後の撤去の様子。
演劇部と行われた座談会。
玉島商業高校(岡山県)
全体がぐっと舞台に視線を注ぐ時の集中力がすごかった、玉島文化センターで行われた玉島商業高校の公演。
公演後生徒のみなさんとお話しすることはできませんでしたが、みなさんはどんな感想を持ってくれたでしょうか。
公演後には校長先生やご担当の先生方が控室を訪ねてくれました。公演後生徒会長さんがお話してくれたように、みなさんにとって演劇鑑賞という場は、高校生活ではめったにない機会ですね。親しい友達、先生方と一緒にひとつの物語を共有する時間、
その一日、その2時間のなかに、今後何か思い出したり、振り返ったりしてもらえるものがあったらうれしいです。
そしてみなさんがこれからいろんな人と出会っていくときに、「ひとつの出会いの形」として心にとどめてくれたらうれしく思います。
愛知県高校演劇連盟主催《愛知県・高校生のための演劇教室》
愛知県で行われた《高校生のための演劇教室》は、毎年、愛知県内の演劇部が集まる演劇鑑賞会。『ヘレン・ケラー』の公演は2日間、名古屋市青少年文化センターで公演が行われました。
7月には大会で各地域ごとに競うことになる演劇部のみなさんが、心をあわせてひとつの公演に向かう姿はとてもすてきでした。
実行委員会のみなさんは、様々な学校の生徒さんたち約60名ほどが集まり、「みんなで公演を有意義なものにしよう、成功させよう」という気迫が伝わってきました。
公演後にはバックステージ・ワークショップ、公開座談会が行われ、出演者やスタッフへの質問コーナーが設けられました。
たくさんの生徒さんが手をあげてくれ、時間が足りないくらいでしたね。ホームページにもたくさんの感想・質問をいただきました。
公演後に行われた、座談会。
公演後、舞台に残って俳優やスタッフに質問してくれる生徒さんもたくさんいました。
どうぞみなさんが演劇を始めた時の気持ちを忘れず、触れ合ったり、刺激しあったり、新しい自分、新しい相手を発見したりしながら、演劇を存分に楽しんでください。
公演の成功のためにがんばってくれた、実行委員会のみなさん、先生方、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした!いつかまたみなさんと出会えることを、願っています。
公演のために頑張ってくれた実行委員会のみなさんと、乾杯!
『ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち』の公演はまだまだ始まったばかり。第3週目は京都府から、新しい出会いがまた始まります。