勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁 / Sherlock: The Abominable Bride

2016年02月21日 | 洋画(イギリス系)
イギリスBBCのTV番組で、ベネディクト・カンバーバッチの出世作SHERLOCKシリーズの特別編。いつもは現代が舞台ですが、この特別編では元々シャーロック・ホームズが活躍していた19世紀を舞台にしています。

19世紀が舞台とは言ってもTVシリーズとは“ちゃんと?”繋がっています。(どう繋がっているかは作品で確認を。)ただ、私的にはどっち付かずな印象を受けました。現代なのか、19世紀なのか。この場合、折角19世紀で始まったので、そのまま19世紀で突き進めばいいのにと思ったことは記しておきます。アメリカのTV番組『BONES』のシリーズ10で、10周年&通算200回記念の特別編として、舞台を1950年台に移し、且つ、出演者の役どころを一新した回が有ったんですが、あのくらい突き抜けたほうが良かったと思います。

シャーロック・ホームズと言えばジェレミー・ブレットだと思っていたんですが、ベネディクト・カンバーバッチの19世紀版シャーロック・ホームズも悪く無いですね。でもマーティン・フリーマンの19世紀版ワトソンはそれ以上に似合っていました。あの風貌に、口ひげが、ワトソンのイメージにピッタリでした。

本編上映前と、本編上映後に、「脚本家スティーブン・モファットと巡るベーカー街221Bの旅」と「シャーロック製作の裏側 主要キャスト・スタッフとともに」と言う特典映像があります。

タイトル SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁 / 原題 Sherlock: The Abominable Bride

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2015年/イギリス
監督 ダグラス・マッキノン
出演 ベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック・ホームズ)、マーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン)、アマンダ・アビントン(メアリー・モースタン)、ルイーズ・ブリーリー(モリー・フーパー)、ユーナ・スタッブス(ハドソン夫人)、ルパート・グレイブス(レストレード警部)、マーク・ゲイティス(マイクロフト・ホームズ)、アンドリュー・スコット(ジェームズ・モリアーティ教授)