勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります / 5 Flights Up

2016年02月06日 | 洋画(アメリカ系)
ニューヨーク・ブルックリンのアパートメントの最上階に新婚以来暮らしている夫婦。加齢に伴い徐々に階段が辛くなって、自宅を売ろうとすることから巻き起こる騒動を描きます。

なるほどね。ネタバレになるので、あまり書きませんが、落ち着くべきところに落ち着きます。でも、この、アレックスとルースの夫婦、いい夫婦ですね。そうかぁ、彼らくらいの年齢だと、公民権運動華やかなりし頃の時代にまで遡るので、色々と二人で苦労してきたんですね。夫婦というか、同士というか。

モーガン・フリーマン、ダイアン・キートンの二人とも素晴らしいのです。ルースが日常の基本的な事項を進め、“ここぞ!”と言う時はアレックスが締めると。でも、敢えてどちらがどうだと言う事を上げるのだとすれば、私がダイアン・キートンかなぁ。まぁ、夫婦or男と女、実は妻or女が実は主導権を握ったほうが幸せという説もありますしね(笑)。

二人の姪のリリーを演じたシンシア・ニクソンって、セックス・アンド・ザ・シティのミランダですね。どこかで見たことがあると。で、やっぱりミランダと同じように、おしゃべりで毒舌。“おしゃべりで毒舌”って、役柄ではなくて、シンシア・ニクソンの地?

幸せな夫婦の物語を垣間見ました。

タイトル ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります / 原題 5 Flights Up

日本公開年 2016年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 リチャード・ロンクレイン
原作 ジル・シメント『眺めのいい部屋売ります』
出演 モーガン・フリーマン(アレックス・カーバー)、ダイアン・キートン(ルース・カーバー)、シンシア・ニクソン(リリー・ポートマン)、クレア・バン・ダー・ブーム(若き日のルース)、コーリー・ジャクソン(若き日のアレックス)