勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
基本的に、すべて自腹です。

ロマンス

2015年09月04日 | 邦画
AKB48の元エース、大島優子のAKB卒業後初の主演映画。小田急ロマンスカーのアテンダントを描いているので、撮影に際しては小田急が全面的に協力。60000系MSEが撮影に使われています。って言うか、ロマンスカーって乗ったこと無いんだよなぁ。乗ってみたいなぁ。

なるほど。いや、元アイドルが主演の映画なので「どんな感じの演技になるんだ?」と正直冷やかし半分でしたが、きちんとした作品に仕上がっています。そういえば、大島優子って、そもそも子役出身でしたね。

内容的にも、中々深い。鉢子と桜庭が一緒に鉢子の母探しに出かける所までを、(なるべく)不自然さ無く描くのが結構難しい話になるんだと思いますが、その難しいところも、何とか物語の破綻なく描かれていました。

これって一応、鉢子の母探しと言う事になっていますが、その実、桜庭の自分探しの旅的要素もありますよね。なんだかんだと言って、桜庭が行きたかった旅ですし。

普通のOLで、あのニット帽をかぶる人は中々居ないと思います。そこは突っ込まざるをえないかな。

意外に良かったです。

写真は、大島優子、大倉孝二、タナダユキ監督のサイン入りのポスター。

タイトル ロマンス
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2015年/日本
脚本・監督 タナダユキ
出演 大島優子(北條鉢子)、大倉孝二(桜庭洋一)、野嵜好美(久保美千代/鉢子の同僚)、窪田正孝(直樹)、西牟田恵(北條頼子/鉢子の母)