たんなるエスノグラファーの日記

エスノグラフィーをつうじて、ふたたび、人間探究の森へと分け入るために

ひとはいかにしてエクス・アンソロポロジストになるか

2012年12月11日 18時36分30秒 | 文献研究

週末にイルコモンズのクラクラするような発表を聞いてから、文化人類学について妄想している。
来たるべき人類学第2回の集い
文化人類学とは何なのか?
本質的には、反・支配の学、周縁から中心を見つづけるための学問や態度のこと?
だとすれば、不安定性や弱者の抵抗を内在化してこそ、文化人類学ではないのか。
中央の定位置に安住しているものは、文化人類学にあらず。
他の学問と並列に置かれて、学問の制度のなかで消費されてはならない。
それは、莫言の描くアンチ探偵小説『酒国』のような、アンチ学問なのか?
さにあらず、文化人類学は、定位置に安住してしまっている。・・・とも言える。

 

 

 


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