ホテルの部屋が冷房が使えず暑くて寝苦しくて、睡眠不足のまま目覚めた早朝、母の携帯にかかってきた一本の電話が衝撃の事実を告げる。
思い出すのは昨日の車中。
最終日にランチをおつきあいいただく札幌在住の母のお友達の家に何度電話しても留守電で、待ち合わせの約束ができない、という。
自分の携帯番号を教えてない、というので、留守電に入れておいたらいい、と提案した。
このとき、ちょっとイヤな予感がした。
で、かかってきた電話の相手の方と母の話が噛み合ってない様子なので、電話を代わってみると・・・
「おそらく、間違ってかけてらっしゃると思います」
という、優しそうな女性の声。
「何度も留守電に入っていて、お急ぎのようでしたが、教える手段がなくて。昨日携帯番号が入ってたのでお知らせしました」
ホントに申し訳ありません
そして、ご親切にありがとうございます
こっちが100%悪いのに
「朝早くからスミマセン」
とまでおっしゃってくださる。
思わず電話しながら頭を下げる。
ああ、こういう人になりたい❗
電話を切って横でキョトンとしている母に間違いを告げると、そんなはずはない、と一歩も引かない。
だって先方が違うって言ってるんだから
母と一緒に住んでいる妹に年賀状を確認してもらったら、全然番号がちがう、のにまだそんなはずはない、と言い張る。
自分が年をとったら人の言うことは素直に聞くよう気をつけよう、と心に誓う。
さて、この日は昔お世話になった札幌在住の親戚の家に向かう。
お世話になった叔父がこの冬亡くなったので、せめてお線香を、という母の希望だ。
ホントにたくさんのご迷惑をかけてしまったので、私にとってはかなり敷居が高い。
どの面下げて、って感じだ。
到着までは、緊張していたのだけれど、従兄もその奥さんもとても優しくて、手作りの昼食まで用意していてくれた。
嬉しいことこの上ない。
美味しい昼食と、お土産までいただいて、私たちはお墓参りにむかう。
あらかじめ昨年お墓に連れていってくれた従兄に場所は確認してあったので、広大な霊園の中で、なんとかみつけることができ、亡き祖母に手を合わせる。
帰りの車中、正しい連絡先がわかって連絡が取れたお友達から母の携帯に電話が入る。
翌日の約束だが今日の夜にしてほしい、とのこと。
ってことは明日は母の予定が無くなる。
母がいないと思ってランチの約束をした友人にキャンセルを告げる。
予定していてくれたのに、申し訳ない。
さて、今日の夕食はどうしよう。
少しの時間でも空いたら連絡して、と言ってくれていた友人に連絡をしてみたら、ご主人と飲みに行くから一緒にどう?
と言ってくれた。
ご主人とは以前にもお会いしているので、お互いに気が楽だ。
しかも、ご主人は私の大学の後輩と同じ会社で懇意にしているらしい。
世間はホントに狭いので、ぼんやり生きていてはいけない、と改めて心に誓う。
水入らずのところをお邪魔してしまったが、美味しいお店に連れて行ってくれて、思いがけず楽しい夜を過ごさせていただいた。
今回の度では母に振り回されっぱなしで、へとへとだ。
とりあえず、レンタカーはこの日返却したので、明日は運転しなくて済む。
今日も私たちのために予定をあけてくださったみなさん、ありがとうございました。
さてさて明日はどうなることやら。
思い出すのは昨日の車中。
最終日にランチをおつきあいいただく札幌在住の母のお友達の家に何度電話しても留守電で、待ち合わせの約束ができない、という。
自分の携帯番号を教えてない、というので、留守電に入れておいたらいい、と提案した。
このとき、ちょっとイヤな予感がした。
で、かかってきた電話の相手の方と母の話が噛み合ってない様子なので、電話を代わってみると・・・
「おそらく、間違ってかけてらっしゃると思います」
という、優しそうな女性の声。
「何度も留守電に入っていて、お急ぎのようでしたが、教える手段がなくて。昨日携帯番号が入ってたのでお知らせしました」
ホントに申し訳ありません

そして、ご親切にありがとうございます

こっちが100%悪いのに
「朝早くからスミマセン」
とまでおっしゃってくださる。
思わず電話しながら頭を下げる。
ああ、こういう人になりたい❗
電話を切って横でキョトンとしている母に間違いを告げると、そんなはずはない、と一歩も引かない。
だって先方が違うって言ってるんだから

母と一緒に住んでいる妹に年賀状を確認してもらったら、全然番号がちがう、のにまだそんなはずはない、と言い張る。
自分が年をとったら人の言うことは素直に聞くよう気をつけよう、と心に誓う。
さて、この日は昔お世話になった札幌在住の親戚の家に向かう。
お世話になった叔父がこの冬亡くなったので、せめてお線香を、という母の希望だ。
ホントにたくさんのご迷惑をかけてしまったので、私にとってはかなり敷居が高い。
どの面下げて、って感じだ。
到着までは、緊張していたのだけれど、従兄もその奥さんもとても優しくて、手作りの昼食まで用意していてくれた。
嬉しいことこの上ない。
美味しい昼食と、お土産までいただいて、私たちはお墓参りにむかう。
あらかじめ昨年お墓に連れていってくれた従兄に場所は確認してあったので、広大な霊園の中で、なんとかみつけることができ、亡き祖母に手を合わせる。
帰りの車中、正しい連絡先がわかって連絡が取れたお友達から母の携帯に電話が入る。
翌日の約束だが今日の夜にしてほしい、とのこと。
ってことは明日は母の予定が無くなる。
母がいないと思ってランチの約束をした友人にキャンセルを告げる。
予定していてくれたのに、申し訳ない。
さて、今日の夕食はどうしよう。
少しの時間でも空いたら連絡して、と言ってくれていた友人に連絡をしてみたら、ご主人と飲みに行くから一緒にどう?
と言ってくれた。
ご主人とは以前にもお会いしているので、お互いに気が楽だ。
しかも、ご主人は私の大学の後輩と同じ会社で懇意にしているらしい。
世間はホントに狭いので、ぼんやり生きていてはいけない、と改めて心に誓う。
水入らずのところをお邪魔してしまったが、美味しいお店に連れて行ってくれて、思いがけず楽しい夜を過ごさせていただいた。
今回の度では母に振り回されっぱなしで、へとへとだ。
とりあえず、レンタカーはこの日返却したので、明日は運転しなくて済む。
今日も私たちのために予定をあけてくださったみなさん、ありがとうございました。
さてさて明日はどうなることやら。