※今日の野鳥の様子については、この下の記事「シギ・チドリ春の渡りピークです。」で報告しています。
※この記事は本日3本目の記事になります。
藤前干潟
今日の満潮時間 5時05分 潮位219cm
今日の干潮時間11時16分 潮位 39cm
今日は晴天。青空が爽やかで、外へお出かけされたという方も多かったのではないでしょうか。
野鳥観察館を訪れるバードウォッチャーも家族連れの方も非常に多く、野鳥観察館は終始賑わいました。
そして、今日は愛鳥週間イベント1日目を開催。
午前中は「渡り鳥調査隊~5月~」を、午後からは「野鳥のおはなし」を開催しましたが、お天気が良かったからか、多くの方に参加いただきました。
参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
渡り鳥調査隊は、お天気が良かったので屋外へ出て、護岸沿いから干潟の上などにいる野鳥を観察。クロツラヘラサギも遠くではありましたが、見ていただけました。
とってもお天気がよく、干潟もよく出て、まさに干潟の野鳥観察日和でした。
今日の渡り鳥調査隊では、護岸近くで餌を探していたキアシシギ、イソシギ、チュウシャクシギ、コサギを間近で観察できました。
キアシシギは小さな魚を追いかける様子も見られました↓。
また、その近くではハシボソガラスがザリガニを食べていました。ここにはザリガニはいないはずですが、どこからか持ってきたのでしょうか。
さらに、目の前の干潟にはダイシャクシギが。長いくちばしに参加者の皆さんは驚かれていました。
渡り鳥調査隊の最後は、参加者のみなさんで今日見られた鳥の種類と数を振り返りました。
今日の渡り鳥調査隊で観察・カウントできた野鳥は、カワウ400、ダイサギ15、コサギ1、アオサギ2、クロツラヘラサギ1、マガモ3、カルガモ20、コガモ17、ハシビロガモ28、スズガモ51、ミサゴ1、イソシギ1、キアシシギ2、ダイシャクシギ1、ホウロクシギ1、チュウシャクシギ3、コアジサシ2 でした。
ハマシギやダイゼン、オオソリハシシギの大きな群れは、渡り鳥調査隊実施時は新川河口へ移動してしまっていて庄内川護岸から見ることができなかったのが残念でしたが、この時期だからこそ見られるダイシャクシギ、チュウシャクシギ、キアシシギを観察していただけたのは良かったです。
そして、午後からは「野鳥のおはなし フィルム写真でみる野鳥 ~新しい時代の始まりに昭和と平成を振り返って」を実施。
藤前干潟周辺の野鳥を見続けて約50年になる当館のスタッフが昭和と平成初期に撮影したフィルム写真を↓のスライドプロジェクターで投影しながら、その当時の東海地方の野鳥(主に水辺の鳥)についてご紹介しました。
今では藤前干潟ではなかなか見ることのできないハマシギの大きな群れの写真などをたくさんご紹介しました。
野鳥のおはなしは、5月6日(月休)の午後にも同じ内容で開催します。
5月6日(月休)の午前中の探鳥会もこの野鳥のおはなしも、まだ参加を受け付けています。
2日目(5月5日)、3日目(5月6日)の愛鳥週間イベントにもぜひご参加ください。
【5/6は、TSN-554PROMINARをご覧いただけます。】
バードウォッチャーにフィールドスコープが愛用されている興和光学株式会社様より、コンパクトさが特徴のフィールドスコープ「TSN-554PROMINAR」を、明日(5月4日(土祝))と5月6日(月休)にお借りできることになりました。(昨年もこの時期にお借りしました。)
同時期に発売された軽量モデル「TSN-502」は普段からお借りしているので、「TSN-502」と「TSN-554PROMINAR」を見比べていただけます。フラッグシップモデルTSN883/884と同じフローライトクリスタルレンズを搭載している「TSN-554PROMINAR」の見え味を、ぜひこの機会にご体験ください。
「TSN-554PROMINAR」および「TSN-502」をご覧になりたい方は、来館時にスタッフまで気軽にお声をおかけください。
【広報なごや5月号(港区版)で藤前干潟の野鳥が紹介されています。】
5月1日に発行された広報なごや5月号の港区版で、今がベストシーズンの藤前干潟の野鳥を取り上げていただきました。
写真いっぱいのもりだくさんな内容になっています。ぜひ一度ご覧ください。
→広報なごや港区版(12面)はこちら(PDF・名古屋市のHP)
5月5日(日)の干潮時間12時20分 潮位 15cm(大潮)
5月6日(月)の干潮時間12時52分 潮位 9cm(大潮)
※野鳥観察館は、ゴールデンウィークは(5月6日(月)までは)毎日開館します。
※5月7日(火)は休館いたします。